のらりくらりと乗鞍岳【眺望抜群】
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.4km
- 登り
- 467m
- 下り
- 371m
コースタイム
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道に危険箇所はありませんでした。 下山後は乗鞍高原バス停となりの「湯けむり館」で入浴しました。おとな700円。 湯は白濁した硫黄泉で、湯加減もちょうど良かったです。 |
写真
感想
8月末に塩見岳ピストン以来、海や街で遊んでばかりいたので、ナマった身体を少しでも覚醒させようとぬる〜い山行を企画。
畳平行きのバスは10月末で終了なので、当日は好天の予報もあり急遽実行しました。
例によって深夜(1時45分)に自宅を出発し、乗鞍高原駐車場に着いたのは6時50分。やっぱり5時間はかかるなあ。
朝イチのバスは7時発なので、準備もトイレもそこそこに乗車券(往復で2400円)を購入して乗車。
この日は上のほうで路面凍結している箇所があったため、バスは畳平までは行かず肩の小屋口までしか行きません、との事前告知が
ありましたが、もともとここで下車する予定だったのでなんも問題なし。
前夜の睡眠不足により、バスに乗るなり睡魔に襲われ気持ちよく快眠。あっという間に肩の小屋口に着いた(らしく)、ノロノロと下車。
今日は荷物は軽いし、天気も良いので心も軽い。しかし足はおそろしく重い…
2ヶ月間の堕落した生活に、身体はすっかり退化していました。息は切れるしヒザは笑うし。
しかし、この天気! 雲ひとつ無い青空、風も微風、気温は日陰で5℃。
塩見岳での雨中生活を思い出すと、やっぱり山は天候がイチバンですなあと今更ながら感じます。
肩の小屋を過ぎ、登るにつれて背後に槍・穂高が見え始めると、もう後ろが気になってしかたがない。
ちょっと登っては振り返り、写真をとり、眺めて呆然とする。そんなことを繰り返しながらも、バス停から1時間ちょっとで
剣ヶ峰に到着。う〜ん、こんなに簡単に3000m峰に登れてしまっていいんだろうか? と少しの疑問を感じつつ、それでも
360°の展望を満喫。南アルプス方面を見ると、北岳に隠れて左側に富士山の頂上が半分だけ見えます。南を見れば御嶽山がその威容を
誇示しており、北を見れば遠くに白馬岳が見えます。なるほど、ここに一等三角点が設置されている理由が分かりますね。
そんなこんなで頂上に30分くらい滞在したのち、畳平に向かって下山を開始。
途中、お腹が空いたので肩の小屋わきでオニギリと紅茶のランチ。コロナ観測所を見上げながらのんびり過ごし、ここからは車道を歩き富士見岳へ。
この車道、砂利道ですがロケーションは最高で、会社の通勤道路にこんなところがあったらなあと、かなわぬ夢を描きつつテクテク。
富士見岳からの槍・穂高の眺めはバツグンで、ずーっと眺めていたい気分になりますが、乗鞍の宿命で観光客のみなさまが多く、
なにかと気が削がれるので写真を2枚撮って早々に退散。
畳平に着くと、ちょうどバスの発車時刻を告げるアナウンスが流れており、渡りに舟とばかり乗車。ここにはおみやげ屋さんなども
ありましたが、一切スルーしちまいました。
帰りのバスでも、またもや睡魔に襲われたため車窓の景色を楽しむことなく、駐車場まで輸送されました。
恒例の下山後温泉は、駐車場のすぐとなりに日帰り温泉「湯けむり館」があったのでこちらで入浴。
観光地にある施設なのであまり期待せずに入ったところ、お湯は白濁した硫黄泉で浴槽は木造り。露天風呂の浴槽は石造りで
周囲は開放感があり、自分的にはかなりの高得点。全身から硫黄の香りを漂わせながら帰路につきました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する