立山で雪洞泊＆雪訓という名の雪遊び

2018年05月05日(土) 〜 2018年05月06日(日)

• GPS: 64:00
• 距離: 8.9km
• 登り: 375m
• 下り: 387m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:30
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:30

9:10 スタート地点
9:20 9:20 みくりが池
9:20 9:20 みくりが池温泉
9:40 雷鳥沢キャンプ場

2日目

• 山行: 1:00
• 休憩: 0:30
• 合計: 1:30

7:30 雷鳥沢キャンプ場
8:00 8:30 みくりが池温泉
8:30 8:30 みくりが池
9:00 ゴール地点

天候

5日…曇りのち晴れ(強風)
6日…晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

立山駅駐車場からアルペンルートで室堂入り

コース状況／危険箇所等

吹溜りには雪が多いが、全体的にこの時期にしては雪少なめと思います。

その他周辺情報

帰路、有峰口近くの亀谷温泉で入浴

写真

5/4 17:15

前日…
ホントは立山入山していたはずの日
外食も億劫だったので、フライパン買って外で焼き肉

5/5 8:43

雪の大谷
バス運行再開早々に乗り込んだけど、まだ吹雪いてた

5/5 9:13

室堂付いたら青空が…

5/5 9:17

降雪直後＆強風ということもあり、龍王岳のクライミングはパス
雷鳥沢へゴー

5/5 9:22

みくりが池は氷の下

5/5 10:05

父が適当なトコ歩くもんだから、踏み抜きながら付いてくる

5/5 10:06

大日から強烈な雪煙
やはり稜線の風は強そうだ

5/5 13:45

雷鳥沢着いて斜面で雪訓という名の雪遊び
一応、これはフィックスの際の各支点強度を確かめてるトコ

5/5 13:46

ウタがスタンディングアックスビレイしてるトコだったかな…

5/5 14:15

支点の作り方や強度、実際やってみんとワカランですし色々試してみた

5/5 14:15

でもまぁ雪遊びみたいなもんで…

5/5 16:38

思いつくまま雪洞

5/5 17:35

日没前
素晴らしい景色でした

5/5 17:36

食後のほっこりタイム

5/5 17:41

立山もド快晴

5/5 18:15

雪洞泊
1.5＊2mt程度の広さ
テント泊同様に地面均すのヘタで、父は皆に潰された

5/6 6:13

切り抜いた写真みたいだけど、実際は普通の写真
雪洞での撤収風景

5/6 6:14

真砂あたりからお日さん

5/6 7:07

名残惜しいけど撤収

5/6 7:08

しつこいけど立山

5/6 7:56

大日
やっぱりどこか登っとくべきだったかと軽く後悔

5/6 8:05

劔も見えた

5/6 8:17

喧噪の室堂へ

5/6 8:29

よくよく考えると初めて食べた室堂の立ち食いソバ
おいしゅうございました

5/6 9:11

バスの車窓から劔
いつか雪の時期に登ってみたい

5/6 9:17

圧巻だった弥陀ヶ原の雪原
そういや帰りのバスで起きてたの初めてかも…

5/6 9:18

薬師もばっちり

5/6 10:22

美女平まで降りると夏のよう

5/6 10:34

おつかれちゃん

5/6 12:36

帰りは富山インター付近で海鮮丼

撮影機器：

COOLPIX AW100 ニコン

PENTAX K-30 ペンタックス

感想

utaoto

GW前…
槍ヶ岳にも行きたかったけど、富山でお会いしたい人がいたので立山に行こうと決めたのが2日。以前登った龍王岳の東尾根に行って、そのまま立山縦走して…とか思ってたけど、どうやら天気が思わしくない感じ。天気図見ても二つ目玉だし物凄い寒気入ってるみたいだし…こりゃダメやんと思いながらもパッキング。
4日午後には回復するかな…と淡い期待で、立山縦走は諦めて龍王岳だけでも…と思い3日深夜に京都出発。
この時点の計画は4日に悪天の中で雷鳥沢に幕営し、翌5日の早朝から一ノ越に荷物デポして東尾根へ、その後室堂から下山…だったけど…

4日の早朝に立山駅到着。そのまま睡眠し9時頃起床して駅に向かうも…なんと美女平からのバスが終日運休とのこと…むぅ…
駅で聞くと5日もバスが運行するか、かなり怪しい感じだったので、取り合えずお会いしたかった方に挨拶に出向き、その後は富山まで。
雪訓だけはしたいと思ってた父、いろいろ思考する。西穂？後立？それとも扇沢から立山？？
これからの移動時間や行程の長さ、天候、帰宅までの段取り…いろいろ考慮すると、どれもパッとしない。それなら5日のどこかのタイミングで復旧するであろう立山からのアルペンルートを待った方が得策かな…と言う事で、結局もう一泊車中にて…
外食する気になれんかったので、市内で肉とフライパンを買い込み、外で地味に焼き肉…なんだか気分はまったりする気満々になってきた。相変わらずの堪え性のない我が家。

翌5日朝…
立山駅に向かうと、バスは相変わらず運休。現在室堂は吹雪で除雪作業に時間が掛かり目途はわからず…との放送が繰り返される。
かなりの人出で賑わっていた立山駅。誰も帰ろうとしないのね…と言う事で我が家も待ってみることに。そしたら7時過ぎに運行するとの放送が…おぉ…さすが行楽シーズンのパワーだね。なんやかんや我が家も早々の便に乗れて9時過ぎには室堂着。
結局どうするか考えまとまらないまま、取り合えずクソほど重たい荷物を降ろしたいので雷鳥沢へ向かいます。

雷鳥沢…
やはり素晴らしいロケーション。稜線は風が強そうな感じだけど、天気は上々で過ごしやすそうな雰囲気。
幕営の為の整地を始めたオトが何故か雪壁に穴を掘りだす。それを見ていた父、そういえば大昔に雪洞を掘った事を思い出し、その時の記憶からオトの行動に釣られ手伝ってしまう…ちょうど良い感じの吹溜り裏の氷化した雪壁に、なんとなく持ってきたソノソーをギコギコ…
切り出した氷を持って、ウタがイグルーを作り始める。なんだか楽しくなってきた三人、雪訓そっちのけで黙々と作業を進める。
ウタ、イグルー出来る気がせんわ…と言う事で、途中から三人で雪洞作り。オトが切り出し、父が吐き出し、ウタが外に壁を作る役割分担で、3時間ほどかな、三人が寝られるスペースが完成。
その後、近くの斜面で雪訓を少々…
フィックスやビレイした時の支点強度やビレイヤーの負荷の確認、そして雪上でのアッセンダーの動きや引き上げのシステムなんかをいろいろ試してみた。
実践で出来そうなこと、理屈は分かってもこりゃまだ無理だなってこと、いろいろライン引いとくと後々役立つ日がきっと来る…はず…
5時頃には三人とも疲れ切ってしまい、食事取って6時には就寝。

で…
父は夜、3時間おきに目が覚める。なぜならウタオト揃って父のほうへ滑ってくるから…父押しのけられてマット外へ出てしまい、雪の冷たさで目が覚める…といった具合。このやろ…
5時に起床し、外が明るくなってくると早々に二人を起こし、撤収作業。ウタもオトも宿題めちゃめちゃ残ってるので下山を促す。
それでも作業が遅い三人。結局室堂着が9時過ぎとか…まぁガラガラだったからすぐにバス乗れたけど。

下山後は亀谷温泉で汗を流し、富山インター付近で海鮮丼食べて、珍しく睡魔に勝った父は高速をひたすら走って5時頃帰宅。
ふぅ…疲れるはずのない行程だったはずなのにどっと疲れた…
そんなこんな、予定外の行程の中でも遊びまくったGWの山行でした。

ちなみお会いたかった人とは太郎平の小屋主さんであります。
ウタの履歴書持って挨拶に…お会いして、想像通りの素晴らしいご主人でした。

コメント

tomokiki

宿題
出来ずのハーは恒例の滑り〆は留守番でした(笑)
後立も雪少なかったですわ。

utaoto

Re: 宿題
ともききさん、こんにちは。

雪、少なかったですね。
劔も岩の露出多かったです。
それよりも、せっかくヤル気あるときに限って天気悪いのが…