比企七峰
- GPS
- 09:30
- 距離
- 42.5km
- 登り
- 2,637m
- 下り
- 2,605m
コースタイム
- 山行
- 9:20
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 9:35
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
奥武蔵には、私が分かっているだけで百を超える峠があります。何時かは全ての峠を訪れたいと思っています。
(私の中で奥武蔵とは、埼玉県内で、荒川右岸、武甲山-有馬山の稜線の東側の範囲を指します。)
今回は、比企7峰と、ついでにいくつかの山を巡り、そして出来れば過去の思い出の「笠山の宿題」を解決する。
後半は、寒神峠、仙元峠、植平峠、葉原峠と、まだ訪れたことがない峠にも寄って、波久礼に下りる予定でスタートしました。
官ノ倉山から西に進み、尾根伝いに臼入山(細窪山)まで行って、東秩父村役場の近くに出ました。
役場から川の南側を進み、和紙の里までは行かず、高齢者施設の脇から尾根道に入りました。
しばらく車道を進みますが、登山道になります。再び車道に出ました。ハイキングコースは、右(萩平方面)に下っていきますが
私は、あえて左に下って、笠山を目指します。
10代のときに、一度笠山を訪れたことがありました。その時はサイクリングでした。
山道に入ると直ぐに二俣になり、真ん中に石に刻まれた道標がありました。
「○笠山」と書かれていましたが、当時この「○」が読めませんでした。
右かなと思って、右に進むとやがて道が細くなり、とうとう踏み跡が無くなってしまいました。
何とか右側の尾根に藪を漕いで上がると、そこに登山道があり、そのまま登って無事笠山の頂上に達しました。
しかし、その頂上は、笠山の西峰で、その時は笠山神社のある東峰をパスしてしまいました。
今回は、40年前の忘れ物、笠山東峰に登りたい。あの道標をもう一度見たい気持ちもありました。
車道を進むと右に入る旧道を見つけました。そこに入っていくと道が二股に。ふと足元を見ると、あのときの道標がありました。
かなり苔むしていたので、苔を取って、あの時の文字を確認しました。
○の文字は、「右」でも「左」でもなく、「厂」に「ヒ」を組み合わせた字です。そうか、カタカナの「ヒ」だ。左と読むんだ。
などと、一人納得して、左に進みました。朽ち果てそうな丸木橋を渡り、山腹を回り込むと笠山神社下社がありました。
そのまま山道を進むと、東峰(笠山神社)に出ました。これで、やっとあの時の宿題を解決できました。
笠山からは予定通りのコースで、波久礼に下りました。
「かんぽの宿」で、汗を流して帰るつもりでしたが、国道から見える「かんぽの宿」は、あまりにも高い場所にあるので、今回は行くのを諦めました。
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