北毛で過ごす午後★戸神山とクマガイソウ


- GPS
- 01:56
- 距離
- 3.3km
- 登り
- 376m
- 下り
- 369m
コースタイム
天候 | 晴れ、のち曇り、ときどき晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【戸神山】直登コースは結構な急勾配の岩場です。滑落したら真っ逆さまみたいなところはありませんが、三点確保で注意して登りましょう。(下山は林道コースを使いました)天気がよければ、北側にある峰続きの高王山まで足を伸ばすといいでしょう。 【クマガイソウ】中之条町上沢渡にある関さん宅の裏山で、約2千株が咲いています。(沢渡温泉のそばにある、たんげ温泉に行く途中にあります)現在、開花状態はピークです。鑑賞希望の方はお早めに。 (注意)戸神山は沼田市北部、クマガイソウのお宅は中之条町北西部にあり、おのおのは車で1時間ちょっと離れています。 |
その他周辺情報 | 沼田市なら白沢温泉望郷の湯、中之条町にあるクマガイソウのお宅からは、沢渡温泉、たんげ温泉、四万温泉が近いです。 |
写真
感想
晴れの予報で前日までやる気満々だった土曜日、朝起きたら雲多いし、家事を終えた頃にはどんより雲。それが早めのお昼を食べて外を見ると、どういう訳か青空に。慌てて身支度をして、関越道を飛ばして空の青い方向、北毛地区を目指します。
グンマーではかつての上毛野国から、県北部を北毛(ほくもう)と呼びます。東は東毛、西は西毛。(なぜか南毛はありません)戦国武将の争奪戦が繰り広げられた交通の要衝はいまや過疎化が進んでますが、独自の文化と自然の宝庫でもあります。
インター近くの戸神山は、関越道から新潟方面に向かうときによく見える三角錐の山。一昨年のGWに登って眺望のよさと花が意外にあることに感動しての再訪ですが、今回は他の山同様、ヤマツツジなどの花は終盤。雲も多くなってきました。
居合わせた地元の方々からお菓子をもらったり、飛んでる蝶々の名前を教えてもらったり、手乗りのヤマガラと交流したりと、山頂でのんびり過ごしていたら、奥の高王山まで縦走する気力も失せてきたので、気持ちを変えて花巡りに切り替えます。
沼田からは車で1時間ちょっとの中之条町上沢渡、5/9の地元新聞で見頃だと出ていた、個人宅のクマガイソウが目当てです。遅い時間に到着しましたが、ご主人が親切に案内してくださり、手入れのことや株の増やし方などを教えてくれました。
北毛最後の目当ては、先だってのGWで5時半にして行列状態で入店できなかった、渋川市金島にある中華料理四川。今回は5時過ぎの到着で2番目のお客さん、野菜を使った料理が美味しいので、メニューにない季節ものの料理を頂きました。
朝から行動できれば久しぶりに赤城山や榛名山をロングで歩くつもりでしたが、午後から行動でも行き場所選べばどうにかなるもの。戸神山も3時過ぎにしてまだ山頂向かう人も。夕方ちかくに顔見知りで賑わう銭湯のような山、好きなんだよなぁ。
コメント
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yamaonseさん、おはようございます。
高尾や奥多摩にも生息しますが1度見てみたいスミナガシ、撮影出来て良かったですね。地味そうでありながらこの微妙な青緑色の墨を流した様な色使いはクジャク蝶などとは違った何とも言えない美しさを感じます。
クマガイソウの群生にも出逢えて良い休日となりましたね。
オトコヨウゾメは未だ咲いている所もあるようですがこれはコゴメウツギの様な気がしました。
Landsberg
Landsbergさん、おはようございます。スミナガシ、希少な蝶々だったんですね。たくさん飛んでいるなかでこの蝶々が一番多かったので、ありがちな蝶々かと思っていました
クマガイソウが群生する個人宅は、以前行ったときよりも株数がかなり増えていて、疎らに移植しても翌年には結構な密度になるとのこと。かなりの山あいにあるので植物が自生する環境に合ってるのかもしれません。白いちっちゃい花は葉っぱがコゴメウツギですね。オトコヨウゾメにしてはでかいなぁ、とは思っていました。ご指摘、ありがとうございました。
yamaonseさん、こんにちは!
戸神山、あの水上方面に走ると右側のよくパラグライダーなんか飛んでる山ですかね?
コンパクトながら左右のバランスが良さそうな山ですが、写真で見ると急峻なようで。山頂からの展望も良さそうですね
南毛ってないんですね。そういえば聞きませんね。
我が武蔵の国の北部と接していて同じような文化圏なのでしょうか?
食べ物なども深谷や本庄あたりと似てますね。
クマガイソウも圧巻!
2千株とは恐れ入りました
お疲れさまでした
teru-3さん、こんばんわ。戸神山、沼田インター過ぎて関越道が左手にカーブを描く真正面にある三角錐の山です。盆地にせり出しているので見晴らしは最高、プチ岩場も楽しめます。パラグライダー場があるのは、隣にあるテーブルマウンテンの三峰山、行く機会がいままでないのですが、こちらも面白そうな山です。
前橋・高崎・伊勢崎など南毛にあたる地域は、一般的に県央部と言われます。昔は熊谷県なんてのがあったくらい、文化的には繋がりが深い場所ですね。絶妙に似ていて、よくみると違いがあるのが面白いところです。クマガイソウは個人宅、地元新聞ではこういう花好きな家を季節に応じて照会してくれるので、山帰りに寄るのが楽しみです。
yamaonseさん こんばんは!
スミナガシ、いい味出してますね!!
羽を地べたに付け、太陽がしっかり当たってくれないと、この微妙な色合いは出せないのではないでしょうか?
カメラの性能もさることながら、腕が必要な一枚ですね。流石です。
私も何時かお目にかかりたいです。
個人所有のクマガイソウの群生も素晴らしいですね!
tomo0105さん、こんばんわ。この山はなぜか山頂に蝶々がたくさんいる山で、クロアゲハ、キアゲハ、黄・白・黒の斑模様があるトラガ、そしてスミナガシの4種類がいるのが分かりました。種類違う蝶が舞い飛ぶ様は優雅でしたが、求愛行動にしては結構激しい動きだなと思っていたら、山頂にいたおじさんによると縄張り争いとのこと。
帰宅して調べたら、スミナガシは特に気が強く、目立つ葉っぱのうえで羽広げ、頭のアンテナ動かして示威行動していました。ということで、止まってる時間が長いので撮影は比較的容易でした
初コメなのに寒いの書きます。ごめんなさい。以前戸神山で熊が逃げて行くのを見ました。ばったりの前にあちらが気づいて助かったけど、怖かった〜。だから旅がらすにとって戸神山=熊が居そう😢
tabigarasuさん、こんばんわ。熊、見ちゃいましたか。実は、今回奥の高王山まで足を伸ばさなかったのは、熊鈴を忘れたからでもあるのです。
麓の発知集落で林檎農家をしている親戚がいる人から、農作業中におじさんが熊に襲われ頬を抉られた話しを聞いたので、強烈に印象に残っています。
今年は、赤城山のかなり下の方(旧富士見村の上武国道沿い)や、伊香保の駐在所そばまで熊が出没しているとのこと、里山でも注意しなきゃですね。
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