神田川を遡上せよ〜労山自然保護60(30)kmウォーク


- GPS
- 10:00
- 距離
- 29.1km
- 登り
- 40m
- 下り
- 11m
コースタイム
8時間50分(休憩・昼食を除く)・休憩時間Total:1時間40分
8:00 日暮里駅 出発
8:20 藍染川 看板前
9:05 不忍池公園 WC有 / 休憩
9:15 出発
9:55 湯島天神 / お参り&散策
10:10 出発
10:35 お茶の水駅
11:10 水道橋
12:15 江戸川公園 WC有 / 昼食&休憩
12:45 出発
13:40 高田馬場
14:10 落合水再生センター
14:45 神田川花広場 / 休憩
15:05 出発
15:55 公園 WC有 / 休憩
16:05 出発
17:05 塚山公園 WC有 / 休憩
17:20 出発
17:40 高井戸駅
18:05 久我山駅
18:20 三鷹台
18:30 井の頭公園駅 到着
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所などは特になし。トイレとコンビニは30分おきくらいに出てくるので安心です。なお1時間に1回くらいの割合で公園が現れるので休憩ポイントにも事欠きません。 JR・私鉄・地下鉄の駅はコース上のどの地点からも近いのでエスケープはいつでも可能です。 |
写真
感想
08:00日暮里駅北改札口に集合。
今回は労山会員でない私達ぱたぱた夫婦がなぜか60kmの内の前半30kmを企画するということになった。
日暮里から井の頭公園までのコースを作って、ジョギングシミュレーターというサイトで距離を計ったらだいたい30kmになった。
という訳で日暮里駅をスタート。
東口から御殿坂を登り経王院。この寺は上野戦争で彰義隊と官軍の戦闘地で、門には銃弾の跡が残っている。
多くのねこが集まる「夕焼けだんだん」の階段を下り、谷中銀座商店街を通過、よみせ通り商店街に入る。
よみせ通りは不忍池から流れていた藍染川の暗渠で、夏目漱石の小説にもこの辺りで大根を洗う場面なども登場する。(明治時代はまだ川は埋め立ててなかった)
狭くくねくね蛇行する道になる。へび道と呼ばれている。
へび道を過ぎ根津の染め物屋の丁字屋、串焼き屋のはん亭など古い木造の建物を見学し不忍池に到着。
弁天堂、下町風俗館を通過して上野公園の入口「三橋」跡地。不忍池からの川があり、橋が3つ架かっていたそうだ。ここには今「みはし」というあんみつ屋がある。
湯島天神では3日後の11月1日から始まる菊祭りの準備中。結婚式も行われていた。いい天気で良かったね、お幸せに。
湯島天神正面の尾根道?を通り、ようやく本題の神田川に到着。
聖橋からはお茶の水駅、ニコライ堂、秋葉原電気街、湯島聖堂、そして神田川といろんなものが見える。
お茶の水駅のお茶の水橋の交番の隣にお茶の水の水がちょろちょろ出ている。
ここからお茶の水橋を順天堂大学側に渡る。
時間がないので東京都水道歴史館はカットし、神田川左岸をさかのぼる。
神田上水はこのあと行く椿山荘近くの関口で神田川から分岐し、当時の水戸藩の敷地内(今で言うとなんと東京ドームの中だ)を通り、水道橋〜お茶の水間で懸樋という木の樋を使って神田川の上を渡っていく。道路で言えばこれは立体交差だ。すごいぞ江戸時代!
川沿いに歩き、飯田橋で江戸川橋方面に神田川は大きく曲がる。
江戸川橋付近の川幅はぐっと狭くなる。このせいか増水しやすい地域だそうだ。
道路と川の間に1メートル程の高さの防水堤を張り巡らしている。
橋がいくつもかかっているが橋の部分だけ防水堤が分断してしまうので、橋にも非常時閉める事ができる防水扉が設置されている。
大曲で今度は左に曲がり、ファミリーマートで昼食を買い、江戸川公園のベンチで昼食休憩。
よく考えてみると山でない屋外で座って飯を食うのは久し振りだ。神田川の上を高速が走っていたりするが、そんなこととは関係なくおにぎりはうまかった。
フォーシーズンズホテル椿山荘の敷地内に入ってみる。かなり広大でたぬきも暮らしているらしい。
関口芭蕉庵、神田川から神田上水に水を引くための堰は関口に作られた。この工事を担当したのが何を隠そう松尾芭蕉。脱サラして俳人になったんだ!
水(すい)神社。関口の堰の守護神が祭られている。神社というより祠だが、神田川だけでなくタイやイタリアも洪水から守って欲しいと思う。
新江戸川公園を過ぎると、道は細い遊歩道になる。明治通りと都電の線路を横切ると高田馬場駅。
手塚治虫キャラ満載のガード下を過ぎてすぐ右斜めに進み川沿いに復帰。
落合水再生センターを過ぎると小滝橋。
ここから井の頭公園までの川沿いは8割くらい遊歩道が整備されている。車が来ないので安心して歩ける。
淀橋、山手通り、中野新橋、中野富士見町、を通過すると神田川は善福寺川と分岐する。
島忠、サミット、井の頭通り、明治大学和泉校舎の裏手、を過ぎ暗くなるころ塚山公園で休憩。
高井戸、富士見ケ丘、久我山、三鷹台、この辺りの神田川はS字状にぐねぐねしていたり、川の中に置き石が上から見るとトンボになっていたりして遊び心満載。
でここまで来るとゴールの井の頭公園も近い。なにぃ?60kmウォークでまだ30kmしか来てないのにゴールだと?
まあその辺はいろんな大人の事情もあるのだろう。とにかく神田川の起点である井の頭公園に入った辺りでゴールとする。
この周辺は土地勘がなく知らなかったのだが、吉祥寺駅がかなり近い。
吉祥寺で油そばと生ビール飲み食いして帰る。
ちなみにいつもは山から帰宅後はばたんきゅーなのだが、今回は自宅帰宅がそれほど遅くなかったので洗濯などしてしまった。
翌日も筋肉痛にはならなかった。平地なら30kmって疲れる距離じゃないんだ。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する