木ノ芽峠から鉢伏山

2018年05月17日(木) [日帰り]

• GPS: 03:01
• 距離: 5.3km
• 登り: 434m
• 下り: 413m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:29
• 休憩: 0:32
• 合計: 3:01

10:03 木ノ芽古道登山口(木ノ芽峠トンネル南口)
10:47 11:10 木ノ芽峠、峠の茶屋
11:32 11:41 鉢伏山
12:34 12:34 木ノ芽峠、峠の茶屋
13:04 13:04 木ノ芽古道登山口(木ノ芽峠トンネル南口)
13:04 ゴール地点

天候

曇り時々小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

5/17 10:00

新保登山口
上に数台止められる広場があります

5/17 10:03

登山口にある古道の説明
それによると古道は平安初期に開かれ、敦賀と福井方面を結ぶ主用な幹線として明治時代まで使われたとのこと
紫式部、親鸞、蓮如、信長、秀吉等々の通った道である

5/17 10:15

古道の面影が残る道

5/17 10:18

新緑の道を行く

5/17 10:24

爪描き地蔵
弘法大師が岩に爪で地蔵を描いたといわれる岩だが、地蔵は判然としない

5/17 10:28

沢沿いの道にはタニウツギやガクウツギなどの花が一杯でした

5/17 10:32

紫式部がここで詠んだ歌

5/17 10:34

休み石の看板

5/17 10:36

イチリンソウ
ガイドブックにはエンレイソウ、イカリソウなどの花が咲くとあったが、咲いていたのはカキドウシとウマノアシガタ

5/17 10:46

御膳水
弘法大師が見つけたという芽ノ木川の源流
明治天皇も召し上がった

5/17 10:50

芽ノ木峠の道元大師の碑

5/17 11:28

鉢伏山頂
スキー場リフトから

5/17 11:30

鉢伏山頂
鉢伏城址です

5/17 11:31

久し振りに見た日本海

5/17 11:34

三角点

5/17 12:32

木ノ芽峠の前川家。2匹の犬が迎えてくれる
ご主人にお話を伺った

5/17 12:33

明治天皇の御休息記念碑

撮影機器：

PowerShot SX720 HS CANON

感想

sanarudaiou

福井県を嶺南、嶺北に分ける境界が栃ノ木峠から山中峠を結ぶ線で、鉢伏山はその主峰である。木ノ芽峠は昔は「木嶺」と呼ばれたそうでそこから嶺南、嶺北が生じた。

木ノ芽峠を通る古道は万葉の時代から北陸の関門として重要な峠道になっていました。紫式部や西行、木曽義仲、義経、親鸞、道元、信長、秀吉、明治天皇など多くの人が行き来した道でした。

この道も明治20年に釣るが街道が海沿いに開通すると急速に衰退し、今ではハイキング道となっている。

登山準備をしていたら、地元の方から、峠の茶屋のおじさんが面白いと教えてくれました。

峠までは45分ほど。茅葺の家を訪ねてお話を聞きました。
家は茶屋ではなく茶屋番だそうで、築500年強。住人は前川永運さん、78歳。頂いた名詞には平清盛より37代。秀吉や明治天皇が休憩した部屋が有る等々描いてありました。

鉢伏山の山頂は城跡で、東斜面は今庄365スキー場です。
久し振りに日本海を目にしましたが、今日は天気が悪く展望は良くありません。

下山は蕨を採りながら、のんびり同じ道を戻りました。