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Yamareco

記録ID: 1474215
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

関東ふれあいの道 No.5「鍾乳洞と滝のみち」

2018年05月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:12
距離
9.6km
登り
850m
下り
828m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:51
休憩
0:19
合計
4:10
8:07
25
8:32
8:37
17
8:54
8:55
35
9:30
9:30
2
9:32
9:33
24
10:20
10:20
39
10:59
11:00
10
11:10
11:11
10
11:21
11:22
26
11:48
11:48
29
12:17
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:JR五日市線・武蔵五日市駅〜西東京バス〔藤倉行き〕千足バス停下車
帰り:西東京バス〔武蔵五日市駅行き〕木和田平(きわんだいら)バス停〜武蔵五日市駅
その他周辺情報 木和田平バス停前「木の小屋」 茸や野菜天ぷらなど、くつろぎやすいロッヂ風居空間の蕎麦屋さん。
24時間営業の富士そばでモーニング
24時間営業の富士そばでモーニング
千足バス停で下車
千足バス停で下車
なだらかな坂道をゆっくりと歩いて登山道を目指します
なだらかな坂道をゆっくりと歩いて登山道を目指します
小天狗滝
滝行ができそうな浅淵です
滝行ができそうな浅淵です
クライミングで人気のつづら岩
クライミングで人気のつづら岩
ふらふらとなり今にも倒れそうなO島部長
ふらふらとなり今にも倒れそうなO島部長
尾根道から開けた景色の向こうに大岳山
尾根道から開けた景色の向こうに大岳山
富士見台に到着〜
富士見台に到着〜
富士山が望めました〜
1
富士山が望めました〜
新緑のトンネル
大岳沢のせせらぎとともに下ります
1
大岳沢のせせらぎとともに下ります
翠色のロックガーデン
翠色のロックガーデン
まっすぐに落ちる大滝
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まっすぐに落ちる大滝
大岳鍾乳洞
木和田平バス停前の「木の小屋」
木和田平バス停前の「木の小屋」
「木の小屋」内観
「木の小屋」内観
生ビールで喉を潤します
生ビールで喉を潤します
冷たい茸そば。茸&山菜(ワラビ)はビールのツマミにもなったな...
冷たい茸そば。茸&山菜(ワラビ)はビールのツマミにもなったな...

装備

個人装備
雨具 飲料

感想

 関東ふれあいの道は、関東地方一都六県(東京・埼玉・群馬・栃木・茨城・千葉・神奈川)にまたがる長距離自然歩道で、平成30年現在、全160コースで総距離1,799kmとなっています。
 我が低山トレッキング部では、今年度中に、まずは東京都の7コースを踏破したいと計画しました。(「まずは」と言っても、関東全コース完全踏破は今のところ考えておりませんが…)
 コースの繋がりを重視するなら、通常は梅の木平を起点とするそうですが、時間の自由が限られた私たちのスケジュールの中では、その都度の最適なコースを選択して行くしかありません。
 初回のコースと決めたのは、コースNo.5の「鍾乳洞と滝のみち」。北秋川橋〜上養沢までの9.0km、コースタイムは4時間20分です。
 気持ちがよい晴天のなか、JR五日市線の終着駅である武蔵五日市駅から藤倉行きのバスに乗ります。出発から十里木、元郷、払沢の滝のバス停でそれぞれハイカーが降りていきます。私たちは千足で下車しました。
 このコースの見所は、天狗滝・綾滝・大滝巡りと富士見台からの富士の眺め、そして鍾乳洞といった涼味ある夏向きの内容になっています。
 千足から道なりに進むと関東ふれあいの道の道標があります。道標に従い“天狗滝・綾滝”方面へ右折し、なだらかな坂道を歩きます。登山道からまもなく天狗滝とつづら岩の分岐にぶつかるので、天狗滝(直進)方面へと岩の多い道を進みます。
 落差8mほどの小天狗滝を過ぎると、天狗滝が見えてきます。岩を下りる様な格好で滝に近づきます。落差が20mほどあるにもかかわらず、滝壺は砂利の浅淵で、滝行が出来そうです。水破砕によって沢の香がするマイナスイオンをたっぷりと被りました。滝の前を横切るとコースに戻ります。
 杉林を抜けると綾滝が現れます。女性的で白糸の滝を連想させます。ここからは急傾斜の上りが続きます。近ごろ運動不足の私たちは、次々と突き上げてくる後続のハイカーに道を譲りました。そして、つづら岩を見上げる頃にはついにO島部長がギブアップ寸前となってしまいました。彼は元来身体が固いためにこむら返りを習癖とし、大腿四頭筋や腓腹筋に嫌な予兆を感じて顔を歪めます。止む無く小休止とし、ハムストリングなど足筋全体を揉ませます。
 馬頭刈尾根の坂に想定以上に苦しんだO島部長でしたが、岩場を越えたあたりで道が平坦になってくると、先頭きって俄然とペースを上げますが、遅れたコースタイムを挽回するには至りません。
 薫風そよぎ、野鳥がさえずる尾根道に展望が開け、梢の先に奥多摩三山のひとつ大岳山が姿を現しました。そこから間もなく富士見台に到着。期待通りの富士山を見ることができました。ここが今回の指定撮影ポイントです(ふれあいの道には各コースごとに定められた撮影ポイントがあります)。セルフモードで3人一緒に写るはずでしたが、唯一のカメラ係であるO島部長がご自身のカメラ操作(セルフモード設定)を忘却してしまったため撮影が叶いませんでした(個別には撮っていただきましたが)。
 富士見台からは熊笹の茂みを抜け、急稜を下っていくと、せせらぎの音がだんだん近くなって大岳沢と交錯するようになり、苔むしの翠色(すいしょく)に覆われて、御岳のロックガーデンを髣髴とさせます。
 やがて小さな木橋の前に大滝が現れました。名前の通り、スケールの大きいダイナミックな滝でした。
 アオダモやオニイタヤの新緑の中を出ると、車道に辿りつきました。

〔下山後...〕
 滝見ついでに近くの名瀑・払沢の滝と繋げて歩く人、馬頭刈山や大岳山へ縦走する人、つづら岩を登るクライマーなど、いろいろな山歩きを楽しむ人たちと交差しました。この涼やかなコースは御岳と同じく夏場に人を呼びそうですね。
 さて、予定のバスに乗り遅れた私たちは、2km先の木和田平(きわんだいら)バス停まで歩き、バス停前の“手つくりのそば・うどん 木の小屋”で、次のバスまでに昼食をとります。
 ロッヂ風の店に入ると開放的なワンフロアで、大きな休憩所のようでした。お客はフライの釣り人が多いようです。
 牛スジ煮込みやてんぷらで生ビールを飲み、最後に大盛りの冷たい茸うどんを食べたらちょうどバスの時間になりました。
 やたら美味かった茸のしょうゆ漬けと店名とを引っ掛けているのかしらん?などと想像しながら後にしました。

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