鳳凰三山縦走 ☆青木鉱泉からドンドコ沢↑中道↓☆

2018年06月02日(土) [日帰り]

• GPS: 11:09
• 距離: 17.8km
• 登り: 2,235m
• 下り: 2,235m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:42
• 休憩: 1:25
• 合計: 11:07

4:46 青木鉱泉
6:26 6:32 南精進ヶ滝
8:00 8:05 白糸の滝
8:31 8:40 五色の滝
9:32 9:57 鳳凰小屋
10:42 10:43 地蔵ヶ岳
10:58 11:01 アカヌケ沢の頭
11:37 11:37 鳳凰小屋分岐
12:05 12:26 鳳凰山
12:53 13:00 薬師岳
13:38 13:39 御座石
14:41 14:42 林道出合
15:06 15:07 中道ルート登山口
15:47 15:52 青木鉱泉
15:53 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

青木鉱泉駐車場　朝4時半ころ到着もまだ余裕あり。
1日750円で、下山後車のワイパーに紙が挟まれていたので、それを持って青木鉱泉に行き駐車料金を支払います。

コース状況／危険箇所等

特に危険個所はありません。
青木鉱泉から鳳凰小屋に向かう登山道、最初のうち砂防工事箇所あり、どんどこ沢対岸にう回路設置されている。
南精進ヶ滝、鳳凰滝、五色の滝それぞれの分岐を左に折れて各滝を見物、戻る道は最初の道と別にあるので、元の分岐に戻らずに登山道に復帰できる。
白糸の滝までに急登あり。
地蔵ヶ岳最後の登りは砂地で蟻地獄のような斜面が待ち受ける。
地蔵ヶ岳から観音岳（鳳凰山）はいくつかのピークをアップダウンしながら進む。
観音岳から薬師岳は、薬師岳の姿を目標に見て進む比較的楽なコース。
薬師岳から中道の下りは、最初にわずかに残雪あるが滑り止め等使わずに注意して進む。序盤は段差が大きくやや歩きにくさのある登山道も後半はなだらかな笹原の中を進む道となる。
中道ルート登山口から青木鉱泉までは、ほとんど舗装された道を歩く。

その他周辺情報

利用しなかったが青木鉱泉で日帰り入浴可能

写真

6/2 6:26

どんどこ沢最初の滝　南精進ヶ滝
wikiって見ると、落差70mとされていますが、写真で雄大さを表現するのは難しい！
白糸の滝、五色の滝とともに”どんどこ沢の三滝”と呼ばれるそうです。
（Photo by T）

6/2 7:03

鳳凰の滝
この撮影ポイントからだいぶ上の方、左右からどんどこ沢に豪快に水が流れ込んでいました。

6/2 7:04

鳳凰の滝部分をズームしてみた。

6/2 7:19

エンレイソウ咲いていました。
（Photo by T）

6/2 7:44

ツバメオモトかな！
この日は二人そろって花の写真が上手く撮れませんでした。
（Photo by T）

6/2 8:00

登山道から見える白糸の滝
（Photo by T）

6/2 8:12

イチョウランかな！？
（Photo by T）

6/2 8:37

五色の滝です。
右下辺においら（Q）が写っているので、滝の大きさがわかりやすいかも(^^)
（Photo by T）

6/2 8:38

五色の滝　滝つぼの虹

6/2 8:46

ハルリンドウ

6/2 8:47

キバナノコマノツメ

6/2 9:16

登山道から望むオベリスク
（Photo by T）

6/2 10:24

写真では伝えられない地蔵ヶ岳最後の砂礫の道の手強さ！

6/2 10:35

観音岳方面
（Photo by T）

6/2 10:47

青空の下そびえたつオベリスク
かっこいいです！

6/2 10:53

賽の河原のお地蔵さんも青空の下気持ちよさげです。

6/2 11:02

期待してきた北岳の眺望は・・・惜しい！残念！

6/2 11:03

ウラシマツツジ！？
最近老眼の進んできているQは細かい花が苦手になってます💦
（Photo by T）

6/2 11:05

北岳の山頂が見えたような気がする・・・
もっとすっきり見たいよ〜(^O^)

6/2 11:08

厳しい風雪に耐え、ぼろぼろになってもなお生き抜いている姿は美しい！
（Photo by T）

6/2 11:13

想像を絶する厳しい環境を生き抜いているんだなあ！
（Photo by T）

6/2 11:14

観音岳に続く稜線です。
楽しんでますよ〜(^o^)
（Photo by T）

6/2 11:15

素敵です！
（Photo by T）

6/2 11:16

こちらも・・
（Photo by T）

6/2 11:16

眺望はいまいちだけど、稜線歩きは気持ちいい物があります。
（Photo by T）

6/2 11:16

登山道は砂礫の道
振り返っていますが左側は凄い岩山です。

6/2 11:18

北岳・・・なんてお邪魔な雲！

6/2 11:23

ヒメイチゲ
（Photo by T）

6/2 11:31

振り返って地蔵ヶ岳
先ほどは青空の下気持ちの良い姿を見せてくれていたのに・・

6/2 11:33

奥に霞むオベリスクと手前は赤抜沢ノ頭かな・・

6/2 11:34

観音岳山頂はなかなか見えてきません。
偽ピークに何度も騙されながら進んでます。

6/2 12:04

観音岳山頂、本日の最高峰に到着です。

6/2 12:05

観音岳山頂から・・歩いてきた道
（Photo by T）

6/2 12:24

一瞬ガスが薄くなると薬師岳の山頂が見えてきます。
あちらにもオベリスクに似た岩山があります。
（Photo by T）

6/2 12:24

ガスに霞む薬師岳に向かいます。
実際、視界はそれほど悪くはないのです。

6/2 12:46

キバナシャクナゲが咲いてました。

6/2 12:53

薬師岳山頂

6/2 12:55

こちらも砂礫と岩山と・・・

6/2 12:55

薬師岳小屋の赤い屋根
（Photo by T）

6/2 12:59

下り初めには残雪がありますが、ごく短い区間です。

6/2 13:38

御座石
中道ルートは見せ場が少ないですが、この岩は凄いです！

撮影機器：

LUMIX DMC-TZ70 パナソニック

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン スパッツ 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 予備靴ひも ザック 昼ご飯 行動食 非常食 ハイドレーション ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ 熊よけ鈴 携帯予備バッテリー

感想

Q_B

およそ2年ぶりの鳳凰三山縦走
自分のイメージよりもしんどかった！
ドンドコ沢ルートは急登が多いです💦

楽しかったことなどはよく覚えているけど、歩いてつらかった記憶などは「喉元過ぎれば熱さを忘れる」的に忘れてしまうので、二度目の山行は辛いことが多いです。

前回は山登り始めて9か月目の単独行でしたが、登り切れるかどうか全く自信がなくて、ドンドコ沢の登りで「五色の滝」以外の滝はスルー。
それでも登り切れて三山縦走を達成できて喜んでおりました。

先日、雨乞岳で地元の方と鳳凰山についてお話する機会があり、滝すべてを巡ってなかったことを思い出したのです。
それが、今回の山行の一番のきっかけ。

そういえば稜線部から南アルプスの眺望見えなかった、富士山も見えなかった！などと残念な思い出が芋づる式(+o+)

友人の”つぶあん”さんも登りたいとおっしゃっていたし・・・、ということで今回の山行でした。

まず、一番のきっかけの滝はしっかりと目にすることができました。
この登山コースの魅力の重要な要素ですね、豪快な滝でした。

辛い急登を経て鳳凰小屋で一服、ここまで何度か言葉を交わしてきた地元の登山者さんと楽しい会話。地蔵ヶ岳の山頂でお別れするまで幾度かお会いできました。
お名前も聞いておりませんが、ありがとうございました。

地蔵ヶ岳に向けて最後の登り、これはしっかりと記憶に焼き付いていた「蟻地獄」のような砂礫の道。
むしろこちらは覚悟して臨んだせいか前回よりは楽であった気がします。

かっこいいオベリスク、青空の下の賽の河原・・・・登り切った達成感とともに素晴らしい景色に大満足！
ここまでは良かった！
稜線に位置する賽の河原の向こうには北岳の姿が見えるはずでした。

山というのはどうやら頂を見ないと見た気分にはなれないもの。
肝心の頂に雲がかかっていたのです。
その後雲は厚さを増し、これから進む観音岳に向けた稜線にもガスがかかる有様。
天気予報でも一応その可能性には触れられていたので仕方のないところですが、今回もまた満足な眺望は得られませんでした。
もちろん、この後楽しみにしていた観音岳からの富士山の眺望もです。

観音岳までは手前にいくつものピークがあり、次こそ山頂かと幾度も期待を重ねながら進みます。
途中振り返った岩山の景色など見ごたえがあります。
本日最高峰の山頂からは時折ガスが薄くなると薬師岳が姿を見せてくれます。
眺望がないせいかここにとどまる登山者さんはいません。
山頂裏手の平坦な大岩を独占してのランチタイムも、じっとしていると風で体が冷えるのであったかスープをいただいたりしながら早めに切り上げます。

眺望がよくないのでこの先は消化試合のような感じになってしまった。

この山の素晴らしさはこんなものではない！
納得するまで登るしかなさそうです。
この記録を整理しながら、この気持ちは強くなるばかり・・・・(^o^)/~~~

今回は花の写真をしくじってしまってアップできる写真が少ないのが残念です。
イワカガミは蕾がたくさんあったのでこれから見頃を迎えることと思います。