六甲山【奥高座・アカシヤ尾根 荒地山裏エリア】
jurakusui
コースタイム
以降、荒地山裏エリア。双つ石→松翁庵→黒越谷第三砂防ダム→黒越谷第二砂防ダム→大谷に入る?→双つ石
「荒地山-魚屋道ルート」に合流→宝寿水→五分岐→風吹岩→高座の滝16:30
*複数回通行したルートもあります。
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2011年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
【高座谷】 右岸ルートがわかりやすいです。イノシシ村から数えて2つ目のダムを巻いてから左岸ルートに合流。 【五分岐からアカシヤ尾根】 東方向のルートを選択すると程なく、左手にやや視界の開けた小ピークが見えます(等高線440mに囲まれたピーク?)。この辺りからアカシヤ尾根に乗るようです。尾根道は一部で狭隘な樹間を通り、続いて倒木にふさがれますが、尾根から外れず回避して進みます。その後は下降し、左に転回した先が高座谷の上流の小滝。越えて登ると「鷹尾山・荒地山コース」に合流します。 *倒木付近から谷へ下りると、最終的に「奥高座→風吹岩ルート」のトラロープのある所に出ますが、道は明瞭ではなく迷いやすいと思います。 【「鷹尾山・荒地山コース」を荒地山へ】 合流地点からしばらくして「鷹尾山・荒地山コース」の標識があり、徐々に勾配がきつくなります。一部急ですが特に危険ではありません。岩にすくっと伸びた大きな松があるのが黒岩です。展望良好、休憩にもってこいです。すぐ先にプロペラ岩への分岐らしきものがあります(入ってみた末に岩に出ましたが黒岩は見えず。プロペラ岩ではなかったような)。分岐を越えゆるゆる登ると山頂に到着。 【荒地山裏エリア】 荒地山からなかみ山への分岐を越えてさらに下ると、右に小道があります。ちょうど分岐に小さな岩と折れた倒木があります。比較的踏まれていて、やがてゴルフボールが15個も置いている双つ石に出合います。芦屋カンツリー倶楽部から飛んできたのでしょう。ちなみに、双つ石の上を含めこの界隈で計24個のゴルフボールを見ました。 双つ石では東と北に道が分かれ、東はおそらく大谷方面かと思います。松翁庵へは北へ。ボールを打つ音が時折聞こえ、やがて前方にブルーシートが見えるとそこが松翁庵です。ある程度風雨をしのげそうな造りで、中には椅子やカセットコンロが、また持ち帰り自由の「荒地山裏コースマップ」があります。居合わせた方によると個人の手によるもので、阪神・淡路大震災以前より場所を変えながら設置されているそうです。小屋の前には小さな広場が整備され、リュック置場までこしらえてあります。小庭の趣が感じられる水場「松翁水」もあり、小屋の存在といい、リュック置場のイラストといい、とても温かみあふれる場所です。 小屋より先は黒越谷第三堰堤に出ます。堰堤の山側(上流)沿いの道に入ると、黒越谷の小川の傍を辿ることになり、やがて第二堰堤が見えます。ここは左に巻きます。その先には沼地が2つありますが、沼地の間には分岐があり、ここは直進します(白い矢印あり)。以降はやや不明瞭です。テープ類が乏しく、踏み跡を探り、ナンバリングされた赤い杭などで来た道を確認しながら進みました。途中で大谷に入ったのでしょうか?最終的には周回して双つ石に戻りました。 *松翁庵:使用の後は元通りに戻し、きれいに(注意書きより)。 *松翁水:3本のうち真ん中がきれいで飲用に適するそうです。 *松翁庵への道はゴルフ場のすぐ近くです。気を付けようがないですが一応注意を。 【奥高座の水場】 *10月25日の記録にある広場のそばの水場は、松滴水ではありませんでした。 |
写真
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「奥高座〜風吹岩ルート」のトラロープ地点。前回、C5上部から「鷹尾山・荒地山ルート」をそれ、さらにアカシヤ尾根からも離れてうろうろしてここに出ました。右の木にうっすらと赤ペンキが見えるので、ここも分岐なのかもしれませんが、迷いやすいので経験者に同行した方が安全です。
前回、C5上部から「鷹尾山・荒地山ルート」をそれ、さらにアカシヤ尾根からも離れてうろうろしてここに出ました。右の木にうっすらと赤ペンキが見えるので、ここも分岐なのかもしれませんが、迷いやすいので経験者に同行した方が安全です。
「奥高座〜風吹岩ルート」から別れ、五分岐へ行く途中。この辺りを含め、石が積んであったり、敷いていたりするのをよく見かけます。いつ、だれが整備したのでしょうか。
五分岐。奥が東の方角でアカシヤ尾根へ。左の道のすぐ先は二俣で、これより奥は蜘蛛の巣のように道が張り巡らされています。経験者と同行を。写真の手前すぐにも別の分岐があり、それぞれダルマ岩を経て「奥高座〜風吹岩ルート」、魚屋道の横池分岐近くに通じます。
もしここで道に迷ったら、横池分岐を目指すのが安全だと思います。五分岐の中で一番の登り道です。
左の道のすぐ先は二俣で、これより奥は蜘蛛の巣のように道が張り巡らされています。経験者と同行を。写真の手前すぐにも別の分岐があり、それぞれダルマ岩を経て「奥高座〜風吹岩ルート」、魚屋道の横池分岐近くに通じます。
もしここで道に迷ったら、横池分岐を目指すのが安全だと思います。五分岐の中で一番の登り道です。
手前の写真では奥の方向へ進むとこの標識があります。背中が見える矢印の方向は「進入禁止」エリア。五分岐の奥と同様に道が分かれに分かれていますので、経験者と同行するのが安全と思います。
荒地山裏エリアにて。まずこの光景に視線が釘付け。ちょうど具合よく挟まれています。たった一つですが、無視できない吸引力を放っています。
奇妙な光景です。石の形が古墳に見えて、お供え?など勝手に想像が膨らみます。この双つ石で道は分かれます。松翁庵には北に道を取ります。
この双つ石で道は分かれます。松翁庵には北に道を取ります。
沼の先にて、二俣の分岐があります。薄いピンク色のリボンが目印です。白い矢印の差す方に進みます。【12月3日の記録の「ピンクリボンの分岐� 廚�ここです。奇岩へは矢印の方向ではなく、南東の道を進みます】
【12月3日の記録の「ピンクリボンの分岐� 廚�ここです。奇岩へは矢印の方向ではなく、南東の道を進みます】
大谷と思われるエリアにて。切株に数字が張ってあります。森林保全用なのか、何か所かで伐採されている木を見ました。この少し先で双つ石に戻りました。
この少し先で双つ石に戻りました。
中央稜の地獄谷分岐。昔はなかったプレートが設置されています。「P(ピラー)ロックから先、初心者はだめ」と付言されています。【12月3日、このプレートはありませんでした】
【12月3日、このプレートはありませんでした】
感想
10月の山行で残った疑問をなんとかしたく再びこの界隈へ。雨の翌日ではありましたが、天気が比較的良かったせいで六甲は随分と賑わっていました。
まずアカシヤ尾根ですが、幸運にも大ベテランの方に出会い、地図で示していただきました。震災による山の変化についても教えていただき、イタリアンリッジが崩壊したことや、地形が変わり地図から抹消されたルート、枯れた水場、新しい水場について貴重な話を聞かせていただきました。
続いてC-5の先の「鷹尾山・荒地山ルート」は、やはり荒地山の山頂直下に通じました。ルート案内されているだけあって、特に危険を感じません。途中の黒岩は一本松が不思議です。巨大な盆栽のようです。近くには、月日が流れたら立派に成長しそうな小一本松のある岩もありました。この辺りは平らな岩があり休憩にいいですね。いわゆるボルダ―群が良く見えます。有名なのか、けっこう人がやってきました。
これで2つの宿題を解くことができ、あとは気ままに散策と極め込みます。荒地山山頂の看板にある奇岩が気になり、行ってみたくなります。ひょっとするとこの分岐では?という箇所がありましたが、笹で足元が見えずためらわれて通過しました。久しぶりに横池か打越山まで足を延ばそうか云々考えながらなかみ山を下ります。すると右手に踏み跡のある道に出合いました。
わりとしっかり着いているのが気になります。結局、吸い込まれるように入ると、、まずはゴルフボールの洗礼を受け、続いて双つ石の奇妙な光景に驚きました。が、これらは序章でした。しばらくしてブルーシートが目に飛び込んできたときは一体どういうことだともっと驚きました。まさかこんなところに小屋があるとは。呆気にとられていると、居合わせた方が小屋を作った御人の話などをしてくださいました。個人の手と聞き、どれだけの時間と労力を要したのだろうと思うと、さらに呆気にとられてしまいました。六甲でまた一つ好きな場所ができました。
荒地山裏エリアは、これまた散策のしがいがありそうです。本当は詳しい方に同行したいのですが、今回周回した限りでは奥高座のようにやたらめったら分岐があるわけではないようです。一つずつ潰せば何とかなるかもしれません。今後の楽しみにしたいです。
今回の山行は、そのほかにもいろいろな方とお話をする機会が続き、もっと深い山の楽しみ方を語ってくださった人もおられました。ベテランの方、経験をお持ちの方のお話を聞けるのはとてもありがたいことです。おかげでまた、六甲の行きたいエリアが増えました。
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丁度先日この辺を彷徨ったんんですが、やはり奇岩には
たどり着けませんでした。
荒地山から少し芦屋方面に下った方にも北に伸びるルートの
ようなものがあったので、そちらかもしれませんね。
奇岩見つけたら是非レポートお願いします。
1006702さん 初めまして。
場所も所以もいろいろ気になります。
おっしゃるルートも可能性があると思います。荒地山裏コースマップによると、辿りつく道が複数あるとのこと。界隈の散策を兼ねていつか行ってみたいものです。
到達の折はレポートさせていただきます。
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