青根ケ峰・四寸岩山・大天井ケ岳(縦走)

2011年11月13日(日) [日帰り]

• GPS: 07:35
• 距離: 16.3km
• 登り: 1,129m
• 下り: 1,005m

コースタイム

07:56　吉野駅
08:10　ケーブル(ロープウェイ)始発
08:40　奥千本行きバス始発
09:10　奥千本バス停(金峯神社鳥居前)
09:40　女人結界石(青根ケ峰分岐)
09:50　青根ケ峰
10:25　心見茶屋跡
11:25　四寸岩山
11:45　足摺宿
12:20　百丁茶屋跡(二蔵避難小屋)
13:45　大天井ケ岳
14:30　五番関
15:00　毛又橋
15:10　母公堂
15:15　ごろごろ水
15:40　洞川温泉バス停
　

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

コース状況／危険箇所等

吉野駅8時23分でもケーブルを利用すれば奥千本行きのバスに乗車可能
但し、バスを使うと登山ポストがないので、徒歩で蔵王堂まで行き、
隣接するビジターセンターに登山届を出すのが良いと思います。
(自分では確認していませんが、金峯神社前の休憩所にもポストがあるそうです。)
奥千本までの道は、台風12号の影響によるものか山崩れのため、
多々迂回します。(11月13日現在)
女人結界石の分岐点から青根ケ峰を使わずに従来道を通ると、
山崩れ箇所があり大変危険です。　
足摺宿の線香・ロウソク入れのマッチが湿って使えません。
二蔵小屋から五番関までの従来道が通行不可です。
(大天井ケ岳への古道は通行可)
大天井ケ岳直下の急坂は、落ち葉が多く滑落しやすいので注意してください。
また急登な箇所に、ロープも見受けられましたが、古く、劣化している可能性が
高いので、頼らないのが無難と思います。
五番関手前の巨大な岩塊に突きあたる場所で、東側が山崩れで崩壊していますが、
西側の赤&黄のテープを目印に進むことができます。
大峰山の修行期間(5月3日〜9月27日)から外れていたからか、
途中ですれ違ったのは、私と同じような単独行の中年男性ひとりのみ。
林道のエスケープルートもあり、足摺宿、二蔵小屋での避難も可能ですが
単独行にはくれぐれも注意されるようお勧めします。
下山後の温泉は、村営の洞川温泉センター(入湯料600円)が便利です。
(飲食はご遠慮くださいとありましたが、和室の休憩スペースあり)
バス停周辺の多くの飲食店は、午後5時には閉店するようでしたが、
バス停前の飲食店は、最終バス出発時刻まで営業していました。

写真

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11/13 15:47

11/13 17:38

11/13 19:05

撮影機器：

μ790 SW オリンパス

感想

singlestep

10年来の夢であった大峰奥駆道踏破への第一歩として
今回、吉野から五番関までの縦走にチャレンジしました。

初めに、基礎体力作りのためにスポーツクラブ通いから始め
気軽なハイキングで15〜20キロ程度歩くことに慣れさせてから
低山でのトレッキングに移行してステップアップを考えていましたが、
そろそろ冬の気配を肌で感じるようになり、いまこの時を逃しては来春まで
お預けになってしまうと、半ば焦燥感にかられながら今回の縦走に至りました。

百丁茶屋跡(二蔵小屋)までは、舗装された林道のエスケープルートも確保され
気楽に歩けましたが、大天井ケ岳の頂上の手前では
モノレールから外れてルートを探したところ、目につく道がみつけられず
仕方なく崖に近い斜面を登り始めたものの、落ち葉で滑り易くなっていて
とうとう途中で身動きがとれなくなり、滑落だけはしないようにと
慎重に下降して、落ち着いて新たなルートがないかと探したところ
少し離れた場所に、古いロープのぶら下がっている道を見つけられて
ホッと胸を撫で下ろしました。

また、大峰山の参詣道である吉野古道であるため
以前蔵王堂の門前で買っておいた般若心経の経本を持参し、
靡きにこだわらず、祠をみつけては般若心経を唱えながら歩いてみました。

なんとなく気持ちも引き締まっていい経験でした(笑)

追記:　

以前このヤマレコで閲覧した同じコースの山行記録から
どこをどう誤解したのか、洞川からの最終バスが15時台と思いこんでいたため、
後半は、時間との戦いとなって、五番関から洞川温泉バス停までは
それこそ競歩なみの速度で歩いてしまいました。

ところが、バス停に到着してみると
実際の最終バスは、洞川温泉発17:55(日曜ダイヤ)とのこと。

おかげで、満席のバスに乗るよりも最終でのんびり帰ろうと思いなおし、
温泉にゆっくり浸かってから、鮎の塩焼きと名水豆腐をアテにビールと熱燗まで
堪能することができました。