秋田駒ヶ岳−ガスガスだけど花いっぱい−

2018年06月09日(土) [日帰り]

• GPS: 05:53
• 距離: 11.5km
• 登り: 871m
• 下り: 864m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:48
• 休憩: 1:05
• 合計: 5:53

6:08 国見地区公衆トイレ
6:13 6:13 国見温泉
7:01 7:05 横長根出合
7:51 7:51 男岳分岐
8:00 8:00 かたがり泉水
8:08 8:08 駒池
9:07 9:15 男岳
9:24 9:25 男岳鞍部
9:27 9:27 阿弥陀池
9:33 10:20 阿弥陀池避難小屋
10:30 10:30 横岳分岐
10:34 10:34 横岳
10:46 10:46 大焼砂
10:53 10:53 男岳分岐
11:21 11:24 横長根出合
11:57 11:57 国見温泉
11:59 12:01 国見地区公衆トイレ
12:01 ゴール地点

天候

曇り時々雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国見温泉口の駐車場に車を停めましたが、この時期は登山者よりもタケノコ採りの車が多数を占めています。

コース状況／危険箇所等

ムーミン谷はまだ残雪が多いです。上部からの落石にも注意。今年は女岳で火山活動が活発化しているので異変を察知したらすぐに避難しましょう。あと、クマが棲みついた模様。五百羅漢手前の残雪が道をふさいでいます。直登はかなり厳しいのでここも要注意。

その他周辺情報

国見温泉、あねっこの湯など入浴施設多数あり。道の駅雫石ではご当地スイーツやファストフードがあり楽しめます。お土産品、産直などもあります。雫石町内の喫茶まんまではジェラートが楽しめます。味噌やどぶろくなど変わり種もあり。

写真

午前6時、国見登山口を出発です。駐車場はすでに「タケノコ族」で埋まってました。

さっそくアカモノ発見♪
どうして君たちはそんなにかわいいんだい？

ゴゼンタチバナ

ツマトリソウ

イワカガミの白花？

普通のイワカガミ。

雨に濡れているのも良いものですな。

滴をまとった姿が透明感にあふれています。

ノウゴウイチゴ。

ツバメオモト

シラネアオイ

マイヅルソウ

イチヤクソウ

ハクサンチドリ

写真が花ばかりなのは景色の撮りようがないから…。
濃霧でまともに見えるのはせいぜい5mくらい。
この直前には突然の土砂降りにもやられています。

コマクサの開花はもう少し先になりそう。

滑落したらドボンの危険ゾーン。

木道に見せかけた氷の床。乗ったら滑るし転びます。罠です。

それにしてもひどい天気だ…。天気予報に騙されたぜぇ…。

ヒナザクラ

ヒナザクラ

ミヤマダイコンソウ

チングルマ

五百羅漢手前の残雪はほぼ垂直の壁になっているため、徒手空拳では直登は無理！　手前の斜面をよじ登り横からアプローチ。ここは毎年こうですが、今年は特に雪の壁が高いような…。

ホソバイワベンケイ

エゾツツジはまだ咲いてなかった。

イワウメは寄せ植え状態

ミヤマウスユキソウ。滴を讃えた姿は高貴ですな。

ミヤマウスユキソウ

雄岳山頂に着きましたが、やはりガッスガス。この時期の秋田駒では稀有な事に、我々以外誰もおらず貸切状態。

いくら貸切でも強風とガスの中では休憩する気にもなれず、早々に退散し避難小屋に逃げ込みます。お昼を食べて下山しましょう。

ベニバナイチゴ

コケモモ

落石が…。誰も居ない時に転げて良かった。

あ゛？
なんか明るくなってきたぞ？

でたよ、降りたら晴れるの法則…。

ミヤマカラマツ

イチヨウラン

木道の荒廃具合が一段と進みました。シーソーみたいになっているので踏むと跳ねあがったり場合によっては折れたりしそう。さすがに修理かなぁ。

最後にもう一回アカモノ。
癒される…。

感想

ちゃってぃ

そこそこ天気が良いとのことだったので秋田駒に行ってきましたが騙されました（笑
横長根から上はガスガス、強風で大変でした。途中で突然の土砂降りにやられ、雨具を着ている間にもずぶ濡れになったりと、まったくいいとこ無し。
しかし、さすがは花の秋田駒。地面に目をやるとそこここに初夏の花が咲き始めており、最初から花目当てだったツートンは終始ご機嫌。水滴をまとった花は美しく、それを見れただけでも良しとするかな…と。
この時期としては登山者の数は極端に少なかったですが、遠くから遠征してきたと思われるパーティが何組かおり、ちょっと気の毒に思いました。晴れたときにまた来てほしいものです。秋田駒はこんなもんじゃないんだよ。
最後に、お約束のように下山開始時から雲が切れ始め、下界に戻ったころには晴れ間が広がっていました。