甘利山〜千頭星山〜大ナジカ峠…いいですよ
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 902m
- 下り
- 905m
コースタイム
・7:20 甘利山山頂 (5分休憩)
・7:55 奥甘利山頂
・8:25 青木鉱泉分岐
・8:55 千頭星山山頂 (10分休憩)
・10:45 大ナジカ峠 (60分休憩)
・13:15 千頭星山山頂 (10分休憩…山頂より気持ち進行方向下のビューポイントで)
・13:35 青木鉱泉分岐
・14:30 甘利山山頂直下分岐(5分道中休憩)
・14:45 駐車場帰着
天候 | 基本晴れで…ガスが少々 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
信号のある神山町の交差点を右折し同じく信号のある甘利山入口を左折すると県道613号にでます。さすれば一本道です 九十九折を抜け登り切った処に甘利山駐車場があります。(無料…沢山停めれそうです) トイレあり(和式水洗) コンビニは上記アクセスルートには711がありません。(他はあります) マクドナルド韮崎店沿いの道が一番アクセスルートに近い711です。(韮崎IC左折して中央線をくぐる3本手前の道路左折) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・全体:この時期早朝は、笹っぱらの朝露がズボンを濡らします。また破線部は富士の須走を小さくした様な個所があり小石や枯葉が靴に入ります スパッツの着用をお勧めします。 ・甘利山〜千頭星山 昭文社の地図の実線コースに危険な処はありません ただし、枯葉の下の根っこには注意です。 下山時に回転レシーブばりの転び方をしてしまいました(恥ずかし) ・千頭星山〜大ナジカ峠(破線部) ロープ場までは問題ありません(ロープ場のチョットと手前が鳳凰の絶景ポイントです。千頭星までこられたら是非よってみてください) 今回は下が濡れていたせいか、よく滑りましたので大変お世話になりました。 また、随所にザレ場があり、チョッと気を抜くと自身が落石発生源になったり滑りますので、初心者の方は遠慮された方がいいかもです。 |
写真
感想
・師匠からのお誘いで「軽い処を探して…」と言うリクエストに応えるべく幾つかコースプランを選定(要は私が行きたい処)
前から行きたかった旧鳳凰山のメインルートだった甘利山〜千頭星山〜苺平を経て主脈に出るルートを歩いてみたくて提案。
距離があるので、今回は皆の調子や時間を見ながら大ナジカ峠までをノルマで行ってきました。
駐車場には6:30頃着きましたが思っていたより車が止まっていたので少々びっくり
ほとんどが夜景など夜明け前から日の出までの絶景を撮影するための車だと、写真家の方にお聴きすることが出来ました。
天候に恵まれ駐車場から御来光を見てからの出発です。甘利山に登ると八ヶ岳、茅ヶ岳、金峰、国師、奥秩父の山々と富士山が輝いていました
軽いアップダウンを繰り返すと千頭星山にはス〜ット着く感じです。頂上手前の枝越しに鳳凰三山が見て取れました。
今回はここからが本番です。鳳凰の展望が楽しみです。
しばらくすると目の前に辻山の大崩れの具合と共に右斜に鳳凰がドーンとその姿を魅せてくれます。一番右のピークにオベリスクも
はっきり見え、しばし撮影会です。また更にその右には八ヶ岳の峰々が蓼科まで、凛とした姿で出迎えてくれました。
甘利山を過ぎてから、ここまですれ違ったのはお一人。なにせ静かな処です。ここから大ナジカ峠までの下りが本格的に始まります。
まず手ごわかったのがロープ場です。一見たいしたことないように見えるのですが、師匠が滑ってます。スピードマスターのTチャンも慎重に
ゆっくり降りて行きます。最後私が行きますが「ズル〜」足元が滑り中々足が掛らないんです。ここはもっとしっかりした鎖が欲しいと思うほどでした
(岩盤が弱くおそらく取り付けられないのでしょう)
落ちたら谷底行きの急傾斜です。 思いのほか3人で時間を掛けました。
次に出てくるのが倒木の連チャンです。師匠とTチャンは体が大きいのでくぐるのが大変そうです。ザックの紐類は輪になっていると枝に引っかかります。
特に単独の方だと、何処に引っかかったのか解らず抜け出すのが大変だと思います。また立ち枯れしている細い木々は手を掛けると、ポッキリ行きますので
立ち枯れしていないか、判断できずに体重を掛けるのも危険ですね。
そして、ザレザレの道、すべる根っこ、迷いやすい道、痩せ尾根、登り返し…完全に甘く見ていました。破線路だと言うことが良く解りました。
もちろん慎重に用心して行けば経験者でしたら問題はありません。ただ、初心者の方と御一緒するのは私ならお断りしたい道です。
師匠からもクレームが入ります。「軽い処って言ったじゃないか」…そんなこと言われても来たことないんだから(笑)
ぶーぶー言われながらも引き返すと言わずに(言ってたかも?)目的の大ナジカ峠に着きました。時計を見ると鳳凰の主脈に行く時間は…
また、「ナイトハイクなる?」今回はここで大休止です。実に静かな処です。約1時間ほど居ましたが(3人で昼寝も)一人として
来ることはありませんでした。
帰りは来た道を戻ります。本来千頭星山までは登りですから時間が掛るはずですが、登りは結構サクサク行ける感じです。
千頭星山に着くと赤ちゃんを背負って登られてきた御夫婦と、単独の大先輩の女性の方が休んでいらっしゃいました。
女性の方からは開口一番「大ナジカ峠にいらしたんですか?」との質問。この方ただもんじゃ無いとすぐに解りました。
女性の方から若干遅れて下山を再開したのですが、見る見る離されていきます。もの凄い早さです。いらっしゃるんですよね韋駄天の方って。
そんなこんなで休憩を含む約8時間の山行は無事終わりました。
今回は尻もち3回、回転レシーブ転び1回とよくコケました。
次回は、主脈まで行けるように覚悟を持ってトライしたいと思います。…帰りに山梨県下日帰り温泉人気No1のうわさの「みたまの湯」に浸かりました。(いいお風呂です)
中央高速の30km渋滞ではうんざりしましたが、晴れたらきっと来週も何処かに行くんだろうな?と思えるのは、きっと幸せなんだと思う今日この頃です。
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