記録ID: 149715
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無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船
荒船山〜毛無岩〜黒滝山(ビバーク1泊)
2011年11月12日(土) 〜
2011年11月13日(日)


- GPS
- 31:55
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 1,602m
- 下り
- 1,507m
コースタイム
11月12日 5:50駐車場所-9:40荒船山-昼食-15:50ビバーク
11月13日 5:50-6:30毛無岩-とや山-9:40黒滝山10:30-13:50黒滝バス停
11月13日 5:50-6:30毛無岩-とや山-9:40黒滝山10:30-13:50黒滝バス停
天候 | 12日 ガス〜晴れ 13日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
帰り〜黒滝バス停〜藤井付近駐車場所までタクシー(5,750円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト・・・無し 水場・・・無し トイレ・・・無し ◆荒船山〜立岩方面への分岐…危険箇所、分かりにくい所はありません ◆立岩方面分岐〜毛無岩…一昨年通ったトラバ-ス道の崩壊がひどかったので尾根沿いの縦走にチャレンジするも、最終的に断崖となり敗退。戻ってトラバース道を行く。 前回よりさらに崩壊がひどく、念のためロープで確保しつつ進む。 (前回記録)http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-34342.html 毛無岩手前でビバーク ◆毛無岩…毛無岩の登り下りはもの凄い急斜面なので特に下る祭には注意が必要。今回の下り側(黒滝方面)は薄いトレースが二つに分かれており不明瞭のため注意 ◆毛無岩〜とや山〜黒滝山…昔の登山ルートがあり、時折木道や道標が現れる。深い笹薮があるがトレースは分かりやすい。 途中から登山道ではない、尾根通しを進み黒滝山のピークへ。 ●黒滝山〜黒滝バス停…当初は鹿岳方面へ抜ける予定だったが、時間切れのため断念。尾根沿いに進み途中の805ピークより黒滝バス停方面の登山道に抜けた。 いきなり痩せ尾根の2〜3mのクライムダウンがありホールドがないためロープで確保。その後は順調に進むも805ピークで断崖に遭い左巻きにトラバース。 黒滝バス停方面の登山道まで尾根通しで何とか進むが古木や滑落に注意。 谷より波線を進むも登山道らしき道はかなり下の方になって薄いトレースが出てくる。 黒滝バス停よりタクシーを呼び出し駐車場所へ戻った。 渋滞を避けて真っ直ぐ地元まで戻り、笑顔の湯(市川)でq-taさんと合流して風呂に浸かる |
写真
1245Mの標高点先のピークに上がりハーネスを装着。地形図上で1294Mのイデミまでの二つのピークは南側の崖下に登山道があったが、流失、崩壊がはなはだしいので尾根通しピークを踏んで進む。 by kai
感想
単純な距離以上に中身の濃い縦走でした。
荒船山までは順調だったんですが、予備も含めて2日分の水を背負っていたので重い重い。
毛無岩の縦走で崩壊地帯を避けて尾根を行きますが崖になっていて敗退。
崩壊地帯も以前よりひどく、おまけにチクチク刺さる草木があってこれもつらい。
結局、毛無岩手前でビバークとなってしまいました。
夜中に鹿の鳴声で目覚め、毛無岩へ向かいます。
この登り下りも相当厳しい。その後の旧登山道も崩壊がありましたが、
とや山から黒滝山ピークまではなんとか進みました。
そこから道なき道を尾根沿いに下りましたが、
ロープ確保あり、トラバースあり、まさに探検隊でした。
おかげで、筋肉痛、重いザックを背負った肩と腰の痛み、
頭に古木が折れて落ちて来た痛み、と色々な痛みを感じて振り返っています。
決して一般的にお奨めできるルートではありません。
きつかった。予定の半分ほどしか進めませんでした。初日は荒船山から黒滝。翌日は鹿岳を越えて藤井の駐車場に戻るつもりでしたが初日に毛無岩にも着けませんでした。
国定公園の中、指定地以外の幕営はまずいのですが思った以上に登山道の崩壊が進んでいて、時間がかかり、山中泊となってしまいました。
立岩分岐から毛無岩間で、念の為二回ほどロープで確保。黒滝山から黒滝間で一回ロープで下降しました。
読図もさることながら、ある程度岩場をこなせないときついです。標高はありませんが岩峰だらけの西上州。それだけに身近に登山の醍醐味を味わえます。
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コメント
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いやぁ〜、やはり懲りない面々です。
前回の北穂池、あのルンゼを教訓に今回はザイルを持ち込んでいた訳ですか。
今回は土曜日に仕事が入っていたので参加の手を挙げませんでしたが、
こりゃ行ってもかなり厳しい状況だったようですね。
鹿も自分達のテリトリーを犯されたので夜中に安眠妨害してきたようです。
とにかく、ご無事でお戻りになられてなによりでした。
noborundaさん、コメントありがとうございます。
行程もハードでしたが、黒滝山からの下りは登山道ではないため、倒木が腐っていてぼきぼき折れていきます。
巨大な古木に手をかけた瞬間、後頭部に落ちてきて痛かった〜。今でもたんこぶが痛いです。
最後の谷では、倒木が全て苔むしていて転びながら下りて来ました。
天気がよくて、よかったですね。
ヘルメットは、横を向いたり、上を向いたときに、岩や木に頭をぶつけないようにするのに、一番いいです。
振り向いた時、岩に頭をぶつけて、星が見えて、あとで触ったら、血がでていました。
畑も、12月になれば、休めそうです。
テントで、行きたいなあ。
雪の上なら、キャンプ指定地でなくても、怒る人もあんまりいないし、水もたくさんあるし。
北穂池でこりましたので、ロープを持っていきました。時間はかかりますが、ロープを使えば危険地帯も安全に通過できます。
冬山でも積極的に使っていきたいと思います。ヒヤヒヤ見ているよりはましです。
iwaさん、テントはいいですが、重たいのはね。今回もかなりの重量にあえぎました。これにピッケル、アイゼン、わかん、スコップ等の冬装備となるとついてこられる人がえのきにいますかね?
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