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Yamareco

記録ID: 150171
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無雪期ピークハント/縦走
甲信越

まるで‘障害物登山’ 「鶏冠山〜破風山〜雁坂嶺」

2011年11月16日(水) 〜 2011年11月17日(木)
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mizuki その他1人

コースタイム

【16日】西沢渓谷駐車場6:00→東沢渡渉地点6:41→(鶏冠尾根取付)→8:14山梨百名山の標柱の立つ鶏冠山のピーク→9:20鶏冠山2115mピーク(木に標識がかけられている)→12:05木賊山(ここで友人と別れ、以後、単独行)12:30→12:40甲武信小屋(泊)
【17日】甲武信小屋6:00→7:15破風山→8:18雁坂嶺→8:46雁坂峠→11:08道の駅みとみ前バス亭11:23→(バス)→山梨市駅
天候 2日間共に快晴
過去天気図(気象庁) 2011年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場:西沢渓谷の無料駐車場
帰路のバス:道の駅みとみ発・11:23→山梨市駅
              12:40→塩山駅   
コース状況/
危険箇所等
・鶏冠尾根への取付は、ウエブの記録には2回とか3回とかあるが、東沢と鶏冠谷の出合を少し東沢沿いに遡った地点で東沢を渡渉すると、1回で済む。
・踏み跡がしっかりついており、東沢からの鶏冠尾根は迷うことは無いだろう。
・鎖のつけられた岩峰を3回登り上げ、3峰を右から巻き上げて上り詰めた地点が顕著なコルになっている。ここから、下部の岩の右側を回り込むと、「山梨百名山:鶏冠山」の標柱のあるピークに立つことができる。眺望は申し分ない。しかし、ここは鶏冠山の最高地点では無いようだ。
・コルに戻り、さらに登ると2115mの鶏冠山の最高地点にでる。木に標識の札が掛けられている。
・ここから木賊山に出るまでは、シャクナゲの藪漕ぎ。倒木が多い。下部は明確なリッジなので、ルートを見失うことは無いが、上部は尾根が広くなり、見失いやすい。2115mピークに立った時点で、予め、木賊山山頂へコンパスをセットしておいた方が安全。
・「甲武信小屋〜破風山〜雁坂嶺〜雁坂峠〜道の駅みとみ」間は、一般ルートであり、特に危険なことは無いが、沢沿いの下山となるので、晩秋はクマよけの笛や鈴が必需。
西沢渓谷から「鶏冠山」を遠望。今から登るぞ〜。
2011年11月16日 06:27撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/16 6:27
西沢渓谷から「鶏冠山」を遠望。今から登るぞ〜。
先ずは吊り橋を渡ります。朝早いので私達しかいません。
2011年11月16日 06:27撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/16 6:27
先ずは吊り橋を渡ります。朝早いので私達しかいません。
この水色の標識が目印。ここから東沢の右岸をへつる踏み跡に入ります。この標識の右には「侵入禁止」の看板も!
2011年11月16日 06:29撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/16 6:29
この水色の標識が目印。ここから東沢の右岸をへつる踏み跡に入ります。この標識の右には「侵入禁止」の看板も!
東沢を渡渉し終えて対岸から振り返ったところ。対岸の岩に赤丸印が見えます。
2011年11月16日 06:49撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/16 6:49
東沢を渡渉し終えて対岸から振り返ったところ。対岸の岩に赤丸印が見えます。
岩峰が見えてきました。
2011年11月16日 06:49撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/16 6:49
岩峰が見えてきました。
1番目の鎖のある岩峰。ホールドもスタンスも豊富にあるので、鎖は補助的に使用。
2011年11月16日 08:50撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/16 8:50
1番目の鎖のある岩峰。ホールドもスタンスも豊富にあるので、鎖は補助的に使用。
登ってくる友人をパチリ。
2011年11月16日 08:53撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/16 8:53
登ってくる友人をパチリ。
これから登っていく岩峰です。
2011年11月16日 08:57撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/16 8:57
これから登っていく岩峰です。
ここはおとなしく迂回します。迂回して登り上げた所が顕著なコル。そこから3峰の基部の右側をを戻るように巻き上げると・・・
2011年11月16日 09:17撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/16 9:17
ここはおとなしく迂回します。迂回して登り上げた所が顕著なコル。そこから3峰の基部の右側をを戻るように巻き上げると・・・
このビューポイントに。ここが分からず、通り過ぎてしまい、鶏冠山の標識が無かったと言う人が多いと山小屋の方が言ってました。「先達はあらまほしきものかな」ですね。
2011年11月16日 09:31撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/16 9:31
このビューポイントに。ここが分からず、通り過ぎてしまい、鶏冠山の標識が無かったと言う人が多いと山小屋の方が言ってました。「先達はあらまほしきものかな」ですね。
どちら方面を写したか忘れてしまいました!
2011年11月16日 09:31撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/16 9:31
どちら方面を写したか忘れてしまいました!
黒金山(中央)と乾徳山(左ピーク)
2011年11月16日 09:32撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/16 9:32
黒金山(中央)と乾徳山(左ピーク)
しばし休憩。かわいい帽子の友人。
2011年11月16日 09:32撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/16 9:32
しばし休憩。かわいい帽子の友人。
ここが鶏冠山の最高ピークの様です。でも、眺望はききませんし、休める場所もありません。
2011年11月16日 09:59撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/16 9:59
ここが鶏冠山の最高ピークの様です。でも、眺望はききませんし、休める場所もありません。
これからあの木賊山(中央の大きな山)まで登り上げます。左のピラミダルな山が甲武信ケ岳
2011年11月16日 10:00撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/16 10:00
これからあの木賊山(中央の大きな山)まで登り上げます。左のピラミダルな山が甲武信ケ岳
広瀬湖の手前に橋が見えます。あそこから登ってきました。
2011年11月16日 11:00撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/16 11:00
広瀬湖の手前に橋が見えます。あそこから登ってきました。
次々と現れる障害物! 見えてればまだまし。シャクナゲの藪に隠れていると躓きそうになります。
2011年11月16日 11:24撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/16 11:24
次々と現れる障害物! 見えてればまだまし。シャクナゲの藪に隠れていると躓きそうになります。
ザレから甲武信ケ岳を見る。何回か登っているので今回はパス。
2011年11月16日 12:40撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/16 12:40
ザレから甲武信ケ岳を見る。何回か登っているので今回はパス。
金峰山の五畳岩が見えますか?
2011年11月16日 12:40撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/16 12:40
金峰山の五畳岩が見えますか?
遠く、八ツ。
2011年11月16日 12:41撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/16 12:41
遠く、八ツ。
2日目。小屋を6時に出発。破風山の右肩からのご来光。
2011年11月17日 06:30撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/17 6:30
2日目。小屋を6時に出発。破風山の右肩からのご来光。
今日も秀麗な姿を見せる富士山。
2011年11月17日 06:30撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/17 6:30
今日も秀麗な姿を見せる富士山。
笹平避難小屋と破風山。青年が一人お泊りでした。薪と薪ストーブがありました。
2011年11月17日 06:47撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/17 6:47
笹平避難小屋と破風山。青年が一人お泊りでした。薪と薪ストーブがありました。
破風山。ネーミングが素敵です。正確には西破風山。
2011年11月17日 07:22撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/17 7:22
破風山。ネーミングが素敵です。正確には西破風山。
こちらは東破風山。少し、低いです。
2011年11月17日 07:45撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/17 7:45
こちらは東破風山。少し、低いです。
「枯れ木の回廊」
2011年11月17日 07:58撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/17 7:58
「枯れ木の回廊」
このネーミングも素敵!
2011年11月17日 08:24撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/17 8:24
このネーミングも素敵!
明るい雁坂峠。日本三大峠なんですって! あとの二つはどこかしら?
2011年11月17日 08:57撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/17 8:57
明るい雁坂峠。日本三大峠なんですって! あとの二つはどこかしら?
これから降りていく谷です。熊に会いませんように。
2011年11月17日 08:57撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/17 8:57
これから降りていく谷です。熊に会いませんように。
踏切沢橋で登山道はオシマイ。あとは、えんえんと舗装された林道歩き。途端にペースが落ちます。
2011年11月17日 10:22撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/17 10:22
踏切沢橋で登山道はオシマイ。あとは、えんえんと舗装された林道歩き。途端にペースが落ちます。
晩秋の景色がいいでしょう!
2011年11月17日 10:43撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/17 10:43
晩秋の景色がいいでしょう!
雁坂トンネルの料金所の橋。今は、雁坂トンネルであっという間に山越え。はるか奥高くに雁坂峠。
2011年11月17日 10:51撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/17 10:51
雁坂トンネルの料金所の橋。今は、雁坂トンネルであっという間に山越え。はるか奥高くに雁坂峠。
フナーレにもう一度「鶏冠山」が見えます。なんという心憎い演出でしょう。
2011年11月17日 10:56撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/17 10:56
フナーレにもう一度「鶏冠山」が見えます。なんという心憎い演出でしょう。
撮影機器:

感想

・西沢渓谷から見上げる、本当に鶏冠のようにギザギザした「鶏冠山」。
・このバリエーションルートを何回も登っている友人の案内で、念願の「鶏冠山」を駆け抜けることができた。また、コースを熟知している友人のおかげで、冷たい渡渉も1回で済んだ。
・屹立する岩峰をよじ登り、平均台のようなリッジを渡り、シャクナゲの藪を漕ぎ、頻出する倒木を跨ぎ越したりくぐったりと、まるで「障害物走」ならぬ「障害物登山」! エキサイティングで飽きることが無かった。
・木賊山に登り上げれば充実感と達成感はひとしお! 友人に感謝!感謝!
・木賊山の山頂で、友人と別れ、私はそのまま甲武信小屋泊。あまり早く着いたので、荒川水源の碑までお散歩。でも、まあ、これが、甲武信岳を2往復する位のアルバイト。気楽に山小屋のサンダルで出かけてしまったものだから、滑るし脱げるしで、鶏冠山よりグレードが高かった!
・山小屋のご主人様ともいろいろお話ができて、早く着くのも悪くない?
・2日目の縦走は、見事なパノラマを楽しみながらの稜線散歩。気持ちの良いトレイルだ。
・下山路は沢沿いになるので、八ヶ岳の熊騒動の後、買い求めた笛と鈴をひっきりなしに鳴らしながらの下山。出会わないで済んでホッとした。
 

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