ゆずり葉〜譲葉山（4峰再訪）〜岩倉山〜生瀬道
rxk00250
その他1人 コースタイム
- 山行
- 2:45
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 3:30
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
（帰り）生瀬道登山口から徒歩で生瀬高台宅地内を下ってJR生瀬駅へ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
(1)「譲葉山」について 一部雑木がなくなっていたり、踏み跡が以前よりしっかりしてきたりしていて、譲葉山の峰へ通じるルートが分かりやすく（見つけやすく）なっていて、以前に比べるとかなり歩きやすい状態。 (2)「生瀬道」について 鉄塔巡視用のプラ階段が現れる付近は、北斜面の木々の伐採と整備が進んでいるため展望が良く180度見渡せる。下段の白い鉄塔からのプラ階段下りは急で滑りやすいので要注意。 |
写真
阪急「逆瀬川」駅からバスで「エデンの園」終点へ。そこからちょっとだけ戻った住宅地の奥のところから「ゆずり葉散策路」が始まる。今の時期は草木が茂ってけっこう分かりづらい
「行者山」へは向かわず、反対方向に「東六甲縦走路」へと向かう。その途中「岩倉山反射板」へと通じる分岐地点に、以前にはなかったこのような新しい案内標が作られていた
1分も経たないところに、左に登っていく明瞭な踏み跡がある。これが「東峰」への北側の取り付きだ。「譲葉山」は東峰が一番有名で、国土地理院地図にも記載がある
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東峰を来た道とは反対方向へ下り、縦走路を交差したちょうど真向かいの大木のところに「北峰」への東側の取り付きがある。（赤子谷右俣下り分岐のところにもう一つの西側の取り付きがある）
下山し再び縦走路に戻り、「赤子谷右俣」への下り分岐道標を過ぎて数歩ほど西に行ったところに登りの踏み跡があるが、ここが「中峰」への取り付きの一つだ
ピークと思われる場所はかなり平らで広くなっていて、その中でもほんの少しだけ地面が他より高くなっている場所がある。おそらくここが「中峰」のピークだろうと思う
「中峰」のピークからそのまま山中を「西峰」へと向かうことにした。西へ1〜2分ほど進んだところに「P526」と書かれたプレートが掛かった木があった
そこからさらに山中の踏み跡や赤テープマーキングを忠実に辿って登っていくと、道を探したり確かめながらゆっくりと歩いて15分弱程進んだところに「西峰」ピーク地点と思われる地点に到達
さらに西へ少し進むと再びピークに達し、このような太い木が立っている。ここも「西峰」ピーク地点の一つと感じる。「西峰」ピークもかなり範囲が広いので、明確にココとは言いづらそう
4峰すべて制覇したので思い残すことなく下り、道標33に出てから「東六甲縦走路」を軽い足取りでどんどん東へ。鉄塔のある展望地からの景観はこの日も素晴らしかった
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「岩倉山」の山頂に至る直前（すぐ南西）にはこのような盤座（祠）がある。左から「白龍大神」「水神諏訪大明神」「猿田彦大神」となっている
そこから東へ下るとすぐに道標35があり、その真向かいのちょうどここが「生瀬道」への下り分岐だ。右側の木の幹に「ナマゼ」と彫られているのが見える
「生瀬道」は快適な広めの道で、荒れてもいないので歩きやすい。鉄塔巡視用のプラ階段が現れたあたりから視界が開けて、北側の景観が楽しめるようになる。まずは採石場方面が目の前に
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生瀬高台住宅地の最奥部は、現在「武庫川高雄谷西堰堤工事」で立ち入り禁止となっている。「生瀬水路道」から「赤子谷」登山口経由で「生瀬道」に向かうのが推奨
宝塚駅ビルSORIO内にあった中華料理「���Α廚�突然の閉店（5月6日）。SORIO内店舗ではここだけが閉店なので、「���Α彗Δ療垤腓世蹐�
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装備
| 個人装備 |
通常のトレッキング靴のみ
|
|---|
感想
今回は日曜日の歩きということもあり、翌日に疲れを残さないため、軽めの歩きで済むように考えた。同行者と相談の上、以前に挑戦した「譲葉山4峰」を訪れることにした。
＜前回の譲葉山4峰制覇の詳細記録はコチラ＞
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1473293.html
「譲葉山4峰」に向かうための上りルートについては、阪急「逆瀬川」駅からバスで「エデンの園」まで行き、そこから「ゆずり葉散策路」を登って東六甲縦走路へと合流するルートを選択した。ちょうど道標34地点に合流するので、そこからは前回とは真逆の順番で「譲葉山4峰」を巡ることにした次第。
「譲葉山4峰」には、どこにも標識やプレートが一切掛かっていないのは前回と変わらず。GPSや地図を参照しながら自分で周囲を見渡して、このあたりが最も地面が高い位置にあるからピーク地点だろう、と推測して得心するのも相変わらず。まあ、勝手に適当な場所にプレート掛けられてもむしろ困るから、自分で調べて確認して納得して、というのでOKだと思う。
4峰は訪れた順に「東峰」「北峰」「中峰」「西峰」。
「東峰」は上りの取り付き地点（北側と南側に二ヶ所ある）が明確。しかし登り始めるととたんに踏み跡が曖昧になるのが面白い。ピーク地点もはっきりしないが、高度計頼りで、かなり太い木が単独で立っているあたりかな、と思う。
「北峰」はずっと以前から考えると信じられないぐらいに上りルートの踏み跡が明確になっているので、迷わない。北限にある「盤座（＝ピーク地点から10mほど低い）」と南側にある「盤座」はいずれも「古墳群」などと表現されていることもあるようだ。せっかくならピーク地点の確認とともに、その両方とも訪れておきたい。
「中峰」も取り付き地点が分かりやすくなってきた感じがする。が、ピークが分かりづらいのは相変わらず。ピークとおぼしき場所が広くなっているのがその原因だが、これもほぼ中央に他より少しだけ地面が高くなっている箇所に太い木が立っているところがそうかなと思う。
「西峰」はピークとおぼしき地点が一番分かりづらいところだが、枯れ枝と小石が置いてあるところがそうかなあと思う。
はっきりしないのも、それはそれで十分楽しい。
「生瀬道」下りは前回と特に変化なし。木々が伐採された北斜面の展望地からの、ほぼ180度の景観はかなり遠くまで見渡せて、やっぱりすごい。
生瀬道を下りきったところ、生瀬高台住宅地の端っこに位置する、山道への取り付き地点での堰堤の新設工事中だが、依然として通行止めバリケード封鎖。「武庫川高雄谷西堰堤工事」となっていて、工事完成は平成31年3月らしい。6月から本格的な堰堤本体工事が開始され、6〜7月は資材運搬トラックが頻繁に行き来するという案内の紙が町内会の掲示板に貼られていた。しばらくかかりそう。
JR「生瀬」駅からは電車で宝塚へ。宝塚駅前のSORIOという駅ビルのB1Fに入っていた中華料理の「���Α廚�5月上旬には閉店となっていて残念無念。なんで急に閉店になったのか、事情が良く分からないけど、山歩き帰りの人達の楽しみの場所がなくなってしまったのは痛手が大きいと思う。私もお気に入りだった。駅前には他に大衆中華料理屋さんがないようなので、ちょっぴり途方に暮れる感じ。別のお店でお昼を頂いてから「宝塚ナチュールスパ」で金宝泉・銀宝泉を堪能して帰宅した。
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こんにちは。(^ ^)
東六甲縦走路は何度も通っているのに、譲葉山はよく知りませんでした。レコありがとうございます！
4つもピークがあることや、盤座なるものがあること、又、生瀬高台横から岩倉山への道は1度通ったことがありましたが、生瀬道という名前があることなど、初めて知ることばかりでした。
嬉しく思っています。(*^^*)
ところで、少し古い「山と高原地図」を見ると、譲葉山514ピークの西側の谷に「千石擢」という史跡のようなものがあるようですね。
地形図では崖マークがついているあたりです。
「擢」の読み方もテキなのかタクなのかヌキなのか分かりませんが、この史跡についてご存知でしたら教えて頂きましたらと思います。
「千石擢」でググったら、中国の土地名の本が出てきたりして、謎めいています。新しい地図には載っていないので、今はもう埋れて、無くなっているのかもしれませんが…。
motokonさん、コメント有難うございます。
譲葉山は、東六甲縦走路がその山中をはしっているにも関わらず、ピークの峰（山頂？）をまったく通らないため、あまり意識されていないのが残念な山ですよね。地図にもありますが、ピークが４つあり北峰には盤座もあるので、辿ってみるのも面白いかもと思います。景観はまったくありませんから、訪れたという満足感だけがご褒美ですが（笑）。それでも盤座は生活に根差す古い歴史を物語るものなので、相応に感慨深いものがあります。
「千石擢（せんごくずり）」は史蹟というものではなくて地名だと思いますが、譲葉山の南側の砂防工事が施された急斜面のところを指すようですね。「日に千石の土砂がずり下がった」のが由来だというのをどこかで見ました。ずり下がる、というのは山が崩れることだそうです。宝塚の歴史をまとめた書籍があればどこかに書いてあるかも・・・。
rxk00250さん！ありがとうございます‼\( ˆoˆ )/
千石ズリだったんですね！
なるほどなるほど、良く解りました！あそこの谷の急斜面の深さは覚えています。「日に千石の土砂がずり下がった」に納得です！
擢をズリと読むのは想定外でした。擢んでる(ぬきんでる)と読むと知ったので、岩のようなものが飛び出しているのか？と思ってました。
全く違いましたね。(#^.^#)
それにしても博識でいらっしゃいますね。それだけよくご存じですと、どこを歩いても楽しいでしょうね。見習いたいです。
これからも時々拝見させて頂きたいと思いますので、フォローさせて下さい。ありがとございました。
m(_ _)m
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