まさしく雨降山の大山(ヤビツ峠から)

2011年11月15日(火) [日帰り]

• GPS: 05:00
• 距離: 7.6km
• 登り: 569m
• 下り: 1,026m

コースタイム

ヤビツ峠9:09
10:44大山山頂11:18
大山阿夫利神社13:02
大山ケーブルバス停14:10

天候

曇り、山頂は霧雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路:小田急線の秦野駅→神奈中バスのヤビツ峠バス停
復路:神奈中バスの大山ケーブルバス停→小田急線の伊勢原駅

コース状況／危険箇所等

道はわかりやすく、指導標もところどころにある。

登山ポストは秦野駅バス停やヤビツ峠登山口に有。

写真

これぞ丹沢という感じの尾根道

鎖場がありました

笹の葉があったりなかったり

表参道と合流してからは大きな岩の中を進みます

山頂には鹿が

表参道の階段道は歩きにくいです

夫婦杉付近、高度を下げるともやもなくなってくっきり。

千本杉はお見事

下社へ下る最後の階段

男坂を下り始める

男坂で唯一山道のようなところ

感想

warai

住んでいるマンション(埼玉)の最上階からもはっきりと見える大山。初めて意識したのは二宮の吾妻山公園へ菜の花を見に行った時でした。シルエットがはっきりしていて登ってみたくなりました。今回とうとう登ることにしました。

天気予報では晴れの予報だったにもかかわらず秦野駅に列車が着くというところで傘をさして歩いている人を見かける。ちょっと前まで降っていたのかバスの窓は濡れていました。丹沢の山塊も上の方は雲に覆われていて何も見えず。しかしここまで来たからには登らなければとバスの列に並びました。平日だというのにヤビツ峠行きのバスはすごい行列で、臨時便を出さなければならないほどでした。

長いバス乗車を終えてようやくヤビツ峠へ。今にも降りそうな天気で峠はかなりひんやりしていました。歩き始めるとちらほら水滴がかかりました。雨なのか、木の葉に張り付いていた水滴が風に揺れて落ちてきたのかはっきりしない天気でした。過去に3度丹沢に来ましたがいつももやの中の尾根を歩いていました。この日も見事にそんな天気になってしまいました。

丹沢らしい笹原の中を進む。笹の下部だけ葉っぱがなくなっているのは鹿に食べられたからであろうか。周りを柵で囲ってあるところもあった。

表参道と合流してからは石ころゴロゴロの道となる。滑りやすくなっているので気をつけて登る。最後の階段を登って鳥居をくぐるとそこには鹿が。人が多い山頂付近にも出没するのですね。人に慣れているようでした。山頂へ着いても何も見えず、残念。昼ごはんを食べてさっさと降りてきました。

下山路は表参道へ。イタツミ尾根と比べて階段も石も多くて歩きにくい道でしたが、こちらの方が見所がところどころあって、もやの中を進むだけよりは景色としては楽しめました。高度を下げると徐々に雲もうすくなってきました。夫婦杉や千本杉は立派でした。

最後の急階段を下って下社へ到着。どうやら昔は登拝するのにも制限があったようでした。そして大山は雨霧の多い山らしいです。この日の天気はいかにも大山らしいということでしょうか。どういう縁があるのか築地市場の卸の名前がいっぱいありました。

下社からは男坂を下りました。ここも急な階段だらけで、足には負担がかかりました。切り開かれたところが1箇所あって沢を挟んだ向かい側の紅葉がよかったです。ケーブル下まで降りてきてもここからバス停までの道も地味に階段による段差がありました。途中のお店にシカ定食やらイノシシ定食やらの看板を見ると1回は食べてみたくなりました。おいしいのでしょうか。

次こそは晴れている中を登頂したいです。