道をつなげに 三峰〜雲取…ミニ周回
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- GPS
- 09:55
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 1,812m
- 下り
- 1,807m
コースタイム
・7:45 地蔵峠 (5分休憩)
・8:10 お清平
・9:15 白岩小屋(10分休憩・こぶ茶+行動食)
・10:25 大ダワ (5分休憩・野菜ジュース)
・10:45 雲取山荘
・11:05 雲取山頂(5分休憩・撮影)
・11:20 雲取避難小屋付近(35分休憩・昼食)
・11:55 雲取避難小屋付近スタート
・12:10 三条ダルミ
・12:50 雲取山荘
・13:05 大ダワ
・14:05 白岩小屋(5分休憩)
・14:50 お清平
・15:05 地蔵峠(5分休憩)
・16:20 駐車場ゴール
天候 | 曇り〜晴れ…遠望はおあずけ? |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
長い信号待ちの後、直ぐの駒ケ滝トンネルを左折。後は道なりに程なく駐車場へ。 早朝は第一駐車場のゲートが閉まっていますが(8:00~18:00営業)、その奥に第二駐車場の入口が開いています ヘアピンカーブのように入庫するので、暗いと見逃してまう可能性があるのでご注意ください ・駐車場は最初に目に留まる第一は早朝(8:00〜18:00)ゲートが閉まっています ・奥の第二に停めれます。帰りに清算(1日、500円) ・トイレは綺麗です |
コース状況/ 危険箇所等 |
三峰〜雲取山頂 特に危険な処ははありません 雲取山頂〜三条ダルミ 少し急ですが危険な処はありません 三条ダルミ〜雲取山荘(巻道) 狭い処が何か所かあるので丁寧に行きましょう。また古い丸太を掛けた橋が妙に怖かったです! |
写真
感想
週末の天気予報は土日とも雨模様。今週は山はお休みだな〜と思っていたら
土曜日の昼過ぎに天気予報を見ると、関東南部は明日は晴の予報!
急遽支度をして、どの山域が一番晴れそうか吟味した末、雲取に行くことに
南斜面からは3回程上がったことがあります。山頂付近の展望が開けた時の気持ち良さは流石100名山と言った感じでしょうか。
今回は、観光で何度も足を運んでいる三峰神社を起点にした北斜面から道をつなげようと思います。
(神社仏閣の凛とした空気がで好きで若いときから良く行ってました)
また、主脈をつなぐために三条ダルミを折り返しポイントにミニミニ周回するルートを日没前に仕上げられたらと。
毎年のように来ている三峰神社前の駐車場に着いた時点では、まだ暗くヘッドランプをしながら支度をします。
すると白装束を身にまとった四、五十人くらいの人達が第一駐車場で掛け声を出して走り出したり体操したりしていますま。チョット怖かったな(ごめんなさい)
歩き出す頃にはルートが確認できるくらいの明るさでスタートしました。
登山道の入口は観光の際に偵察済み、今回は迷わず行きます(笑)
うす暗い中、緩やかに高度上げて行きます。所どころベンチや休憩に適した処が点在しています。サクサク行くと地蔵峠直下の岩場で展望が一瞬開けています。
和名倉山が大きく、両神山が顔を出しています。まさに今から雲海がこぼれ落ちそうな様子もうかがえました。
霧藻ヶ峰休憩所には小屋番のおじさんから声を掛けていただき、ベンチで休ませてもらいました(ありがとうございました)
この先から少しづつ山深差が滲んできます。お清平を過ぎると初めて鎖が取りつけられている処に出ます。
下が薄ら濡れていましたから、凍結した際の用心棒的なものでしょう。問題無く通過します。天気も段々回復しているようで、徐々にテンションが上がって来ました
その後も私なりに順調に歩を進めていきます。今回の最初のサプライズは白岩山山頂の休憩所で鹿の親子との遭遇でした。
先行者の方々が休憩されていて、「鹿さんがいるのよ、逃げないの」と声を掛けてくれます。それは親鹿でした。
すると奥の登山道から、もう一頭近づいて親に甘えるようにすり寄って来ました。シャッターチャンスです!
これだけ至近距離で、野生の鹿を捉えられたのは初めてです。愛らしい表情で餌をねだっているようにも見えました。
しばし撮影会となりましたが、日が暮れる前に下山したいので先を急ぎます。
この後は小さな登り返しを繰り返し大ダワに着きます。ここから直登ルートを選択し(巻き道もあり、帰りに利用しました)ガンガン行きます。
使われなくなった雲取ヒュッテを抜け、以前寄道でよらせて戴いた雲取山荘を右手に更に行きます。
ここから先は通ったことのある道で様子が解ります。もう少しで目指す頂きです
4度目の雲取山頂に着きました。すると「ビユー」と風が強い強い。直ぐ様冬用の防寒着を着こみ撮影します
山頂には3名の方がいらっしゃいました。この先の避難小屋付近なら見晴らしもいいので移動します。
すると風も収まり(斜面が変わりましたから)ポカポカです。残念ながら遠望は効きませんが、富士山がかすかに薄らと見て取れました。
7〜8名くらいの方々が休憩していましたが、今まで登った雲取の中で一番静かです。
大休止後、短い時間ですが三条ダルミまで向かいます。ここまで行きたかったのは主脈をつなぐ際にエアポケットになりそうなので
機会があったら先に行っておこうと思っていたからです。何時か後山林道から三条の湯で湯船につかって主脈を西に進みたいと考えています
もう丹波からサオラ峠を登りたくはありませんから(やっぱり登るかもしれないけれどw!)
巻き道で雲取山荘まで戻ります。この道はあまり歩かれていないのか、少し寂しい感じがします。
一カ所鎖が取り付けられていますが、ここも問題ありません。問題なのが丸太を4本組んだ橋です。
少し朽ちだしていて、丸太と丸太に隙間があって怖いです。数カ所出てきますので行かれる方は覚悟しておいて下さい(笑)
雲取山荘の水場が見えたら、来た道と合流しますが…山荘側からこの巻き道に入る処にロープが張ってあります???
えっ!歩いちゃいけなかったの? 真実は知らない方がいいこともあります。小屋の人に聴くような野暮なことはしません。
先を急いでいるので失礼します!
今回2度目のサプライズは芋ノ木ドッケで再び鹿さんと遭遇。この辺りはそう言うポイントのようです。
そしてしばらく行くと、おそらく朝出会った親子連れの鹿さんが居ます。嬉しい様な、被害にあっている人もいると思うと少し複雑です。
この辺で疲れが出てきたみたいで中々ペースが上がりません。
登り返しが多いコースは覚悟の上でしたが、やっぱり長いです。自分で選択したのですから自己責任ですがね。
それでも何とか地蔵峠にたどり着き、後は緩やかな下りだけと思い本当に最後のひと踏ん張り、頑張らねば。
すると今回3度目のサプライズです。朝通った時は暗くて解りませんでしたが、日の傾き加減と言うのでしょうか、差し込み具合と言うのでしょうか
辺り一面の檜を通る光が、まるで緑のステンドグラスのように輝いて見えます。苔の色も緑のステンドグラスでその鮮やかさが増して視えます。
私の写真ではキット伝わらないでしょうが、本当に綺麗でしばし立ち止まって見とれてしまいました。山頂では動画を撮らなかったのですがここで廻しました。
楽しい時間は長くは続きません。和名倉山にお日様が沈んで行きます。ヤバい日没になってしまう。
しかし、急ぎようにも体力が残っていません。怪我だけはしないように、普通に歩き何とか駐車場に戻ってこれました。
残念ながら日差しが隠れていましたが、駐車場付近やその下の観光道路の紅葉は今が見ごろのようで、随所に鮮やかな赤や黄色が見て取れました。
今回は、雲取山を中心に南北の道をつなぎ、縦走路のみちをつなぐ布石の目標をクリアしたことで満足です。
それに幾つかのサプライズが印象に残った本当にいい山行になりました。
山の神様に感謝です(三峰神社には家族と来年にでもお参りします)
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