常念岳（一ノ沢登山口）
長野県
nobunaga288
その他1人 
体力度について
- GPS
- 25:25
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,756m
- 下り
- 1,766m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 7:32
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険個所はないが、雪渓の踏み抜きだけは要注意。ずいぶん融雪がすすんでいるので、ルート取りには慎重な判断が必要と思う。 |
| その他周辺情報 | 下山後は穂高温泉「郷の湯の宿常念坊」の日帰り温泉へ。常念小屋にあった割引券で500円→400円に。 |
写真
雪渓に到着。この穴の中を進んで左岸側から上がるor右岸側から登って左岸側へトラバースするか判断が必要です。我々はトラバースを選択。
2
感想
数年前からターゲットになっていた常念岳登山がやっと実現した。
出かける前日に母親に「じょーねんだけに行く」と伝えると、「ああ、静岡県の」って、それは「浄蓮の滝」でしょうに。
登山をしない人にとってはマイナーな山かも知れないが、安曇野の人々の心の山、そして槍穂高の展望を望む人気の山。天気予報を最終チェックして絶景探訪に出発した。
日曜日ということで小屋泊まりの人に加えて日帰りの人で駐車場は満車状態。なんとか路肩の邪魔にならないところに駐車できた。
しかし、暑い、湿気がすごい。すぐに汗だくになり、その汗がぜんぜん蒸発していかない。雪渓に着くとふつうはひんやり涼しいのに、今日は全然感じない。
体力の消耗が激しくて、そのぶん最終水場で飲んだ水は本当に旨かった。水の消費が激しいけれど、沢沿いのこの登山道では大量の水を担がなくてもよいのでありがたい。
最終水場から上の最後の登りを喘ぎながらやっと常念乗越に到着。ここから見る槍穂高を楽しみにして上がってきた期待を裏切らない絶景にしばし絶句。やはりすばらしい！がんばった甲斐があった。
小屋で受付をすませしばらく休憩したあと、山頂に向けて出発しようとした時、これから登るルートを見上げる視線の先に何か黒い動くものを発見！「クマだ」まわりの人も見つめる先を上高地側から安曇野側へゆっくりと登山道を横切っていった。昨年の五竜に続いてのクマとの出会い。これってかなりの高確率ではないかな？
そんなに大きくなかったからたぶん小熊だろう。ちょっと時間をあけて安全を確認して出発した。
ここからは岩稜帯のかなりの急こう配をどんどん登っていく。脚が悲鳴を上げだしたころ山頂に到着した。残念なことにこの時には山頂付近はガスの中で展望はいまいちだった。
日曜日の宿泊は小屋が混まなくてうれしい。この日の同室は年齢や登山歴が近いご夫婦と我々の4人でゆったりできた。いろいろ楽しいお話ありがとうございました。イビキもなくて快適な小屋泊まり。食事も美味しかった。いつもこんなならありがたいね。
翌朝はすっきり晴れて槍穂高の夜明けの絶景を堪能した。朝食後には小屋のお兄さんに教えられたコマクサを見てからゆっくり下山。
下山後は温泉と蕎麦というお決まりのコースをこなしてから帰宅した。信州の楽しみ満喫の山旅。
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