御前山(境橋〜湯久保尾根)


- GPS
- --:--
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,137m
- 下り
- 1,242m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
【復路】「宮ヶ谷戸」バス停から西東京バス 武蔵五日市行き 約30分 ¥580 西東京バス→http://www.nisitokyobus.co.jp/rosen/lib/objects/20100901%20hiking%20okutama.pdf 今回のコース、奥多摩都民の森(体験の森)内コースを一部分、歩きました。 奥多摩都民の森(体験の森)→http://www.tomin-no-mori.jp/index.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】奥多摩駅改札外 【トイレ】トチノキ広場、御前山避難小屋にあり。 【コース状況】 (境橋〜奥多摩都民の森) 境橋バス停からは舗装道歩き。途中、栃寄沢沿いに歩く登山道と分岐あり。(今回は森の家経由で行きました)栃寄森の家から舗装路なりに行く(ゲートがあるが通行)と先ほど分岐した沢沿いの登山道と合流して「トチノキ広場」に到着。「奥多摩都民の森」(体験の森)は散策路が錯綜していてやや分かりにくいです。「体験の道」をしばらくいくと「登山道」の表記があるので表記どうりに。※「登山道」は真っすぐ直登するだけで、「散策路」でも遠回りで行けそうな気がしますが…どうでしょうか。園内マップが入手できればいいかも、と思いました。「栃寄森の家」でもらえるかどうか未確認です。 (奥多摩都民の森〜御前山頂) カラマツの広場(あずまや、ベンチあり)、湧水の広場(ベンチあり)を経て、御前山避難小屋。御前山山頂まで道標あり。 (御前山山頂〜湯久保尾根) 分岐は道標あり。湯久保尾根はあまり道標はありませんが迷うところはなさそう。 【御前山避難小屋】 ログハウス風でキレイな小屋でした。トイレあり。水場は小屋の脇にちょろちょろ出てました。飲めるかどうかは? 【1:25000図】 猪丸、奥多摩湖 |
写真
感想
三頭山、大岳山、鷹ノ巣山に囲まれているのに何故か一度も歩いたことのない御前山。(私のなかでは)奥多摩の中でも地味な印象があったのか?後回しになっていたのでした。ぽっかりと空いた休みの日に思いついて出かけてきました。
今日は「奥多摩都民の森」を経由して行きます。思ったより寒くて、日向の道を歩きたかったので舗装路のコースをとりましたが、これが案外遠回り…。栃寄沢の登山道を行けばよかったかな?と後悔しましたが、また今度のお楽しみということで。
「トチノキ広場」で休憩中、一瞬、沢から風が吹き上げてきて落ち葉が下から上にむかって舞い上がる…なんてちょっと幻想的な光景を眼にしました。うわ、嬉しい前兆(?)わくわくしながらの登り始めです。そして嬉しいことに御前山の北側斜面はカラマツ基調の森でした!カラマツ好きな自分にとっては嬉しい森。あ〜、なんでもっと早く来なかったんだろう…。初夏のエメラルドグリーンの葉や、秋の黄葉も良いけれど、葉を落とした枝振もなかなか素敵です。すらりとのびた幹の向こう、青空に繊細な枝が映えていました。
山頂直下まで、感じの良い雑木林が続きます。息を切らせて山頂に到着すると…
ぽっかりとした青空。
ぽっかりとした山頂でした
単独の男性が一人休憩しているだけで、静かな山頂です。ここで昼食。ガスストーブでお湯をわかしながら聞こえて来るのは、びゅうびゅうという風の音と、風に揺れる木の枝の音、ストーブのゴーッていう音だけ…。
なんか…登山って「歩いて、登って、てっぺんでご飯食べて、また歩いて下りる」だけの行為なのに、なんでこんなに楽しいんだろう、なんて思ってしまいました。昼食を食べ終わっても、なんだかこの雰囲気が嬉しくてのんびりと日向ぼっこしたくなります。そろそろお昼時で次々と人が登ってくるので、では下山。
下りの湯久保尾根は長い尾根。植林の林と雑木の林が代わる代わる現れる。思っていたより表情豊かで嬉しい誤算。こういう景色が展開する感じっていいですね。でもやっぱり最後は植林地帯が九十九折りになっていて、もういい加減嫌だ!と思った頃にやっと集落へ出ました。
次のバスまで1時間半近くあるので、街道沿いをてくてく(とぼとぼ?)歩いてみます。この辺、道端に石碑や石仏がたくさんあるのです。どのカミサマも違った表情、素朴で可愛らしい。無事下山できたお礼を。途中で「郷土資料館」に寄ってみたりしながら案外飽きずに「千足」バス停まで歩きました。(ここからも大岳山にあがれるのだな、ふむふむ)
歴史のありそうな峠みち(浅間峠や時坂峠や)や石仏や、気になるものがたくさんあるのでちょっと色々と調べてみたくなりました。
グルメもなし、温泉もなし、と地味な山行でしたが、素朴な1日でした。
ぽっかりと空いた1日に丁度よい、シアワセな1日でした。
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