箱根外輪山(右回り)


- GPS
- 09:17
- 距離
- 30.6km
- 登り
- 1,882m
- 下り
- 2,448m
コースタイム
天候 | 曇り/晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
当初川苔山を予定していたがpokharaさんの誘いでこちらへ変更。あまりの距離の差に弱気になりつつも「エスケープルート沢山あるよ」の言葉で挑戦する事に。
当日千葉の自宅を朝5時頃の始発電車で出発し大手町、代々木上原経由で小田原駅へ。コンビニで昼飯を購入後バスに乗り約1時間、箱根町へ9時過ぎに到着。
天候は曇りで気温は低めだが半袖・長袖の2枚で行きます。
5分ほど歩き、箱根旧街道の石畳からのスタート。苔の緑色が美しい。湿気が多く感じられ、前日雨が降ったわけでもないのに所々地面がぬかるんでいる。
車道に出た所で右折、その先の道の駅を過ぎた辺りで車道を渡り再び階段を登る。
暫くの間、右手に芦ノ湖、左手にスカイラインを走る車の音を聞きながら枯れ草の道を走る。山伏峠手前、『絶景↑』の看板を見つけ、コース左手にある丘の上へ。沼津方面〜富士山を一望でき、冷たい風でリフレッシュする事ができた。
湖尻峠、ここは段ボールを持ってもう一度来たい。かなり滑れそうである。転がり落ちるものいいかもしれない。この辺りになるとそれまで右手に見えていた芦ノ湖が後方へと離れていき、金時山を目指す事となる。
長尾峠の途中で12時になるサイレンが聞こえ、お腹も空いたので昼飯にする。地面が湿っていたので笹の葉を尻の下に敷き展望もない日陰で食べる。途中ベンチもあったのになぜかあの場所だった。お腹は満たされたが体が冷えてきたので再び走り始める。無線中継所がある丸岳、展望のない長尾山を通過しいよいよ金時山。しかしこの頃から疲労がピークに達し頭痛と胸のむかつきに苦しみ始める。そこに至るまでも登りではpokharaさんに引き離され度々待ってもらう場面があったが特に金時山登り口からは時間がかかってしまい冷たい風の中頂上で彼を待たせてしまい大変申し訳ない事をした。14時頃ようやく山頂に到着。沢山の登山客が写真を撮っていた事、茶屋でCC LEMONを買った以外はあまり覚えておらず、景色を楽しんだりマサカリの確認をする余裕は全くなかった。悔やまれる。。そして30分程茶屋で休憩をし外にでると登山客はほとんどいなくなっていた。この時完全に心は折れ、頭の中は”エスケープ”ただそれだけ。日も傾き気温もかなり下がってきた為ダウンを羽織りとりあえずエスケープルート分岐点まで行く事に。。分岐点に到着。まさしく運命の分かれ道。せっかくココまで来たのに・・でもココからも長いし・・葛藤。。しかしひたすらの下りの間に多少回復したように思われ続行を決意。その後の登りで再び後悔する事になるがエスケープルートは当分無く、泣く泣く明神ヶ岳を目指す。
16時15分、明神ヶ岳到着。完全に夕方。少し食欲が出てきたのでpokharaさんにもらっていた秘薬(アンチドーピング)を口にする(金時山山頂で勧められたが体調が悪すぎて口にできてなかった)。ここでの夕日は大変美しかった。が、ヘッドライトの準備をし先を急ぐ。日没との勝負。その後は体調を見ながらの小走り状態であったがその間に”エスケープ”は頭から消えていた。完・全・復・活。ヘタしたら今日一番元気かもという程であった。秘薬が効いたのである。早く飲めば良かった・・。間もなくうす暗くなりライトオン。注意しながら坂を下り、何度も「イテッ」を繰り返し木の根や石につまづきながら走った。鹿らしき鳴き声が聞こえた。野生が動き出す時間なのか。。熊鈴を装着。辺りが暗い分、眼下の夜景と星空がキレイに見えた。順調に明星ヶ岳を通過し無事登山口へ下りてくる事ができ、久々の車道にでる。外灯はまったく無く、時々車が横を通っていった。15分程歩き、塔ノ峰分岐点に到着。ここを越えればゴールの塔ノ沢。途中猿の気配を感じつつ下り続ける。阿弥陀寺を過ぎた所からはコンクリートの急な長い下り坂となり足がプルプル状態だった。そしてゴール。長い長い1日が終わりました。
近くのひめしゃらの湯の湯船に直行。19時ごろからは人も少なくなりのんびり浸かることができた。18時以降¥600です。
※今回、携帯のGPSログを使用したが節電の為に設定を変更していた。この影響もあってかデータが荒くなっておりかなり怪しい状態です。
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