笹尾根(槇寄山〜浅間峠)


- GPS
- --:--
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 900m
- 下り
- 1,074m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
富士急山梨バス→http://www.yamanashibus.com/noriai_ippan_uenohara_03.htm 【復路】「上川乗」バス停から「武蔵五日市」行き 約30分 ¥680 西東京バス ハイキング時刻表→http://www.nisitokyobus.co.jp/rosen/lib/objects/20110401%20hiking_hinohara.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】上野原駅コンコース 【トイレ】コース上にはありませんでした。「上川乗」バス停(上り車線側)の裏にトイレあり。 【コース状況】全体を通して道標がしっかりしており、危険箇所も特になし。 槇寄山(ベンチあり)、仲の平分岐(ベンチあり)、丸山、浅間峠(ベンチ、東屋)あたりが休憩しやすい感じでした。 |
写真
感想
秋になったら笹尾根に行こう、と思っていたのですが延び延びになってしまいました。
去年の今頃に歩いた時は東〜西だったので、今回は逆コース。
春に上野原から鶴峠に行く時に乗ったバスから見えていた集落が気になっていました。いつも秋川側からあがるのですが、上野原側から登ってみます。
上野原から出る「飯尾」行きバスはいくつも集落を拾って登っていきます。くねくねとあがっていく道、どこまでいっても集落がぽつんぽつんとあって意外です。郷原の集落もそんな小さな集落のひとつ。バス停を降りて見渡せるだけの小さな集落でした。民家やお寺の横を通って山道に向かいます。畑の裏から始まる山道は「登山道」なんですが、どことなくしっかり踏まれた感じがしました。雑木林や植林を縫って登っていくと「おツネ香蘭」の言い伝えの看板が建ってました。そうか〜ここはあのおツネさんの通った道だったんだ。とやっと気が付きます。ということは、さっき通りかかったお寺は香蘭さんのいたお寺?しまった〜ちゃんと見てくれば良かった!後で調べたら郷原〜槇寄山〜三頭山〜奥多摩湖を歩くとコースタイムは片道7時間はかかります。(「山と高原」地図)けっこうな健脚。哀しいお話というより、おツネさんのたくましさに、おばさんは「若いなあ〜」とただただ感心してしまいます…。
さて、現代の私には落ち葉をがさがさ踏んで楽しい道を登って、槇寄山に到着。手前にはぬうっと大きくて長い権現山、その向こうに富士山。見る度に白い雪の量が増えてますね。これから真っ白くなるのが楽しみです。しばらく富士山見ながら遅い朝食。富士山を見ながら食べるおにぎりっておいしい〜。
今回は西からスタートなので下り気味のゆるいハイキング。西原峠〜仲の平分岐あたり、いいなあ。すっかり葉を落とした雑木たちの間、カラマツのふわふわした樹冠などをながめながらのんびり歩きます。いくつも峠を越えるたびに「こっちに降りてみたらどんな道なんだろう?」と良さげな道をいくつも見送ります。今度はまた違う道で登ってきたいなあ。歩きながら次のプランを考えてしまいます。
針葉樹の林や笹原や雑木林。笹尾根は景色が変化するのがやっぱり楽しいですね。お気に入りの区間というものはやっぱりあるもので…。次はいつ来ようかな?
途中で出会った青年はなんと前日奥多摩駅に終電で来て、鋸山〜御前山〜三頭山、と歩いてきたそう。
すごい! 思いつきはするけれど、実行するってすごいなあ。やっぱりおばさんは「若いなあ〜」と感心するばかり。これから高尾山まで歩くそうです。ヤマレコユーザーさんだったら、是非レポを読んでみたい…。高尾の終電には間に合ったかな?
どこかの分岐でまだ歩いていない道を下ろうかと思いましたが、結局「浅間峠」まで来てしまいました。ちょっと迷いましたが、いつもの上川乗バス停へ下山しました。
同じ道でも、歩く方角によって案外印象がかわるものだなと思いました。前回は東から西へ、太陽と一緒に夕方に向かってワクワク歩いていた感じでしたが、今回はだんだん黄昏れていく感じ。これはこれで良いのかな、とも思います。もうちょっとルートで遊んでくれば良かったかなあ?とも思いましたが、また次回のお楽しみにとっておこうと思いました。
昔の人々も歩いたであろう道を歩くのって楽しいです。また歩き繋げていきたいな。
コメント
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ikuzouさん、こんばんは〜!
石仏さまが見守ってくれている道っていいですね。
落ち葉や花の後の茶色が本当に優しげで、晩秋のいい風情が感じられました。
どーんと出て来た富士山は、立派で、さすが日本一の山といった感じでしょうか。
昔の人を感じながら歩く山道…素敵な山歩きを教わった気がします。
歴史のある道って、なんとなく風情があるものだなあ、と今回思いました。
昔の人も同じ風景を見て歩いていたのかな?と想像すると、ちょっと気持ちがザワザワします。石仏さまも、作った人の「手の跡」がみえるような素朴なカミサマでした
やっぱり山にはたくさん宝物がありますね〜!
kisaragiさんも初冬の山でたくさん出会いがありそうですね。高尾方面の山レポ、また楽しみにしています
ikuzouさんこんにちは
山行記録を参考に同じ区間(槇寄山〜浅間峠)を昨日歩きました。
上野原駅発、季節運転(8:08発)に乗車。30人弱いたでしょうか。途中新井、用竹、初戸で多くのハイカーが降り残りは数名。郷原では私独り降車です。1点の曇りもない青空と気持ちの良い空気の山間部。今日一日を期待させてくれるものを感じました。
しっかりと踏まれた道に枯葉が被いサクサクと気持ちの良い登りでほどなく分岐に、三頭山方向を示す道標に従って20分ほど歩き行過ぎたことに気づきました。
そして来た道を戻り最初の目的地槙寄山へ、冠雪した富士山の眺めがよく、2人と4人のグループがくつろいでいました。
ここで40分ほどのロスタイム。和田峠までがんばってみようと計画したのですが、結果浅間峠で打ち切りといたしました。生藤山までは体力が持つと思い、先に行くことも考えましたが、ここまで満足に食事をとらずポットのコーヒーのみで歩き続けてきたこと。生藤山下の井戸からのバス時刻を調べてこなかったことを考え、ここでゆっくりと昼食することにして日原(棡原中学校バス停)へ下山することに。
しかし7分ほど前にバスは発車。次は50分後であるためテクテクと歩き続け、鏡渡橋バス停で乗車して上野原駅までとなりました。
浅間峠から和田峠までは年内にもう一度つなげたいと思っています。
コメントありがとうございます。
笹尾根はいつもなぜだかのんびりしたくなってしまって、計画より距離を歩けないことが多いのですよね。
こういう尾根は「登山」っぽくは無いかもしれないけれど「歩き繋ぐ」楽しみがありますね
私もまた来たいなあと思いました。
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