荒船山 熱中症寸前。

2018年07月16日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 8.1km
• 登り: 587m
• 下り: 577m

コースタイム

4：35自宅発―8：43内山峠登山口発―9：41鋏岩修験道場跡9：54―10：54艫岩展望台11：08―11：27クリンソウ群生地―11：32引き返し―12：02艫岩展望台12：14―14：19駐車場

天候

晴れ　猛暑。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　東海北陸道木曽川ICから長野道岡谷ICまで高速道路。
　岡谷から下道で佐久へ。佐久から富岡街道で内山峠へ、
　20台ほど停まれそうな峠の駐車場は8割がた。

コース状況／危険箇所等

　内山峠の登山口から暫くはなだらかな道。鎖や梯子も現れ、鋏岩修験道場跡でひと休み。以降、岩・梯子・鎖が連続。甲板に登り着くとあとはフラット。
　アブが飛びまくっています。長袖シャツを着ていましたが、シャツやズボンの上からあちこち食われました。痒い、かゆい、カユ〜イ。

写真

7/16 8:46

暫くはなだらかな道ですが、

7/16 9:07

階段も

7/16 9:09

梯子もあります。

7/16 9:30

ほぼ中間点。

7/16 9:38

登山道はよく整備されています。

7/16 9:41

鋏岩修験道場跡。

7/16 9:42

もろい岩は浸食され、穴ぼこボコボコ。

7/16 9:45

修験道場の柱の土台が残っています。

7/16 10:04

根っこの急坂。

7/16 10:19

「一杯水」から

7/16 10:20

急登となります。

7/16 10:21

梯子。

7/16 10:22

こんな階段、初めて見ました。

7/16 10:23

岩登りが

7/16 10:37

続いて、

7/16 10:42

甲板の一角に登り着きました。

7/16 10:47

恐々覗いて見ました。

7/16 10:46

断崖絶壁です。

7/16 10:52

避難小屋が現れ、

7/16 10:54

展望台。

7/16 11:03

ここが艫岩の上部です。

7/16 10:57

絶壁。

7/16 10:56

草津白根山。

7/16 10:55

鼻曲山。

7/16 11:07

妙義山方面。

7/16 12:11

浅間山は雲の中。

7/16 12:11

鼻曲山の向こうに谷川岳。

7/16 10:56

白馬・槍は見えません。

7/16 11:11

舳先に向かいます。

7/16 11:20

フラットな道が続きます。

7/16 11:25

荒船山は信仰の山。

7/16 11:28

クリンソウは終わっていました。

7/16 11:47

「皇朝最古修武之地」と記されていました。

7/16 11:56

平らな台地に湧き水が出ています。不思議。

7/16 12:30

下りは慎重に。

7/16 14:41

内山隧道群馬県側から撮りました。

7/16 14:41

メサ、西部劇が撮れそうです。

7/16 17:37

地ビール。

7/16 17:40

佐久の鯉。

7/16 17:45

地酒の飲み比べ。

撮影機器：

Canon EOS 5D Mark IV Canon

感想

onisan

　八ヶ岳辺りの山から眺めると、航空母艦のような形をした山が見えます。この独特な山容の山が荒船山、一度見ればすぐに同定することが出来ます。どんな山なのかな？　以前から登ってみたいと思っていました。今回ようやく登る事にしました。

　連日38℃以上の猛烈な暑さが続いています。なかでも岐阜は全国最高気温、信越国境の山で避暑しましょ。と思って行きましたが大間違い。汗だくだく、ズボンはびしょびしょ、水を飲みまくります。花、皆無とは云いませんが、名物クリンソウも終わっていました。な〜んにも無い荒船山、この先行っても同じくな〜んに無さそうだし、何と云ってもこの暑さ。もう帰ろ〜っと。下山時には両下肢ツリツリ、熱中症寸前でしたがなんとか無事登山口に降り立つことが出来ました。

　荒船山の成り立ちには諸説あるようですが、メサ説が有力です。上部が硬く水平、下部が柔らかい地層の場合、浸食によってテーブル上の台地が残ったと云うことです。中腹の鋏岩の穴ぼこや突き出た硬い石を見て、浸食の凄さを納得した次第です。

　荒船山は群馬県下仁田と長野県佐久にまたがっている山ですが、本日宿泊した佐久のホテルの10階のレストランからも、他の山に遮られて荒船山は見えません。どうやらこの山は上州の山と云ってよさそうです。

　荒船山、この時期に登っても何も良いことは無さそう、止したほうが良いでしょう。