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Yamareco

記録ID: 1539181
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無雪期ピークハント/縦走
東海

塩見岳

2018年07月13日(金) 〜 2018年07月16日(月)
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天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
出発前の空
鳥倉登山口にて
登山口から急登なのでゆっくりと
登山口から急登なのでゆっくりと
明るいカラマツ林の登り
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明るいカラマツ林の登り
蕾のリョリンソウ 卵みたい
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蕾のリョリンソウ 卵みたい
三伏峠手前、山深い雰囲気
三伏峠手前、山深い雰囲気
空が晴れて来た
「200歩ってホンマ??」
「200歩ってホンマ??」
ホンマでした。お世話になる三伏小屋に到着
ホンマでした。お世話になる三伏小屋に到着
色とりどりのテント
色とりどりのテント
烏帽子岳手前 明るい樺の森
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烏帽子岳手前 明るい樺の森
軽量化の女王と山行技術部長の肩書きをもつTさん。ビニール袋で烏帽子岳へ。いいんですかぃ?
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軽量化の女王と山行技術部長の肩書きをもつTさん。ビニール袋で烏帽子岳へ。いいんですかぃ?
烏帽子岳の麓はお花畑
烏帽子岳の麓はお花畑
烏帽子岳への最後の登り(身軽な人、お花ウォッチでゆっくりの人)
烏帽子岳への最後の登り(身軽な人、お花ウォッチでゆっくりの人)
烏帽子岳山頂
烏帽子岳山頂にて
烏帽子岳山頂にて
ガスの向こうは崖っぷち 花がいっぱい咲いているけど怖くて寄れません
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ガスの向こうは崖っぷち 花がいっぱい咲いているけど怖くて寄れません
烏帽子岳からの塩見岳
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烏帽子岳からの塩見岳
2日目 塩見岳に出発
2日目 塩見岳に出発
三伏山山頂でのブロッケン
三伏山山頂でのブロッケン
三伏山山頂で塩見岳に昇った太陽を背に!
三伏山山頂で塩見岳に昇った太陽を背に!
稜線上のお花畑を横切る
稜線上のお花畑を横切る
マメに励ましてくださる
マメに励ましてくださる
結構、急でしんど〜
結構、急でしんど〜
景色がいいので癒される〜
景色がいいので癒される〜
塩見小屋横より塩見岳を仰ぐ:遠い
塩見小屋横より塩見岳を仰ぐ:遠い
天狗岩への登り
天狗岩より塩見岳:急
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天狗岩より塩見岳:急
天狗岩を登頂
塩見岳のガラガラの登り
塩見岳のガラガラの登り
塩見岳山頂(西峰)
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塩見岳山頂(西峰)
塩見岳西峰より望む:左より「仙丈、甲斐駒、白根三山」
塩見岳西峰より望む:左より「仙丈、甲斐駒、白根三山」
塩見岳東峰の彼方に富士山
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塩見岳東峰の彼方に富士山
東峰からの富士山
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東峰からの富士山
塩見岳東峰からの白根三山
塩見岳東峰からの白根三山
塩見岳東峰にて
東峰から西峰方向
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東峰から西峰方向
これでおいしいビールが頂けるのだ!!
これでおいしいビールが頂けるのだ!!
ヘリに夢中
遠い、高い、急と感じた塩見だった!
遠い、高い、急と感じた塩見だった!
三日間とも良い天気に恵まれました。
三日間とも良い天気に恵まれました。
アサギマダラ
最後の最後までお花に夢中
最後の最後までお花に夢中
担当Nが欲しかった物!!
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担当Nが欲しかった物!!

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ
共同装備
調理用食材 調味料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具

感想

先週の大雨の影響で、林道の通行止の開通が前日まで確定せずヤキモキしたが、通れるとの事で決行。
運転はNさんにお任せ状態で、夜中の3時過ぎに駐車場に到着し、1時間半程の仮眠をとって5時半に出発。登山口まで林道を歩いたが、可愛い花が道端に咲いていて、この先の期待感が高まる。
登山口からはいきなりの急登なので、ゆっくりと登り始めた。明るい木立の中を歩いて行くと、途中でいくつも木製の階段を通るのだが、細めの丸木なので濡れた所は滑りそうなので、要注意。
途中から、寝不足でみんな眠たくなり、小屋まであと30分ほどのところで眠気がピーク。Sさんは「ここでちょっと寝て行きます。」と言い出すほど(気持ちは分かる)。でも、風がひんやりと涼しく長く休憩すると寒くなってきたので、眠らずに出発した。
しばらく行くと、「小屋まで200歩」の看板が。全員「ホンマに??」と疑いの眼で看板を眺め、数えながら歩くと本当に200歩で小屋のそばに到着。小屋の方、親切を疑ってごめんなさい(><)
小屋は4人で個室を使わせていただき、とてもラッキー。1時間ほど仮眠をとってから、お花畑があるという烏帽子岳に行くことにした。
仮眠でみんな元気復活し、いざ出発。お花畑は網で入れないようにされた部分がありながらも、花の種類は豊富であちこちに咲いていて、とても楽しい。普段、あまり写真を撮らないTさんもスマホで熱心に撮って楽しんでいた。頂上からは正面に塩見岳が見え、大きな姿に「頑張れるかな〜。」と思った。
2日目は、塩見岳往復9時間の予定なので6時過ぎに出発。三伏山からは雲海の上になるので、青空と雲海の広がる景色が広がった。プチブロッケン現象もおきたりと、目移りするほど景色が良い。
本谷山とのコルにはお花畑があり、マルバダケブキという背が高めの茎と葉っぱが特徴の花など、ここも種類が多い。
本谷山山頂からは南アルプスの山々が見え、よくご存知のNさんに「あれは何ですか?それは?」と熱心に聞き、一同熱心な生徒のように「ふむふむ」と頷いていた。(覚えられないのに)
塩見岳は三伏山から北東にあるのに、行程の約半分は北上するので、いつまで経っても塩見山に近づいた気がしない。「さっきから同じ大きさでずっと右にある。進んだ気がしない。」とぶつぶつ言いながら歩くY。TさんやSさんが地形を解説しながら、優しくなだめてくれた。ようやく進路が東を向き、樹林帯を抜けてハイマツ地帯になり、塩見小屋手前から塩見岳が前に見えた。もうひと頑張り。
天狗岩からは岩場が増え、ヘルメットを被って歩く。層状の岩なので足元がガレていて、石を落とさないようにと緊張する。天狗岩から塩見岳西峰の頂上にようやく到着。東峰に向かうと正面から富士山が現れ、「あー!富士山!」と思わず声が出た。その端正で美しく清々しい姿を見ると、気分がいいし引き締まる思いだ。360度の眺望が素晴らしい頂上で存分に写真を撮り、富士山を眺めながら大休憩をとった。
景色を堪能したので下山することに。岩場を慎重に下り塩見小屋まで戻ってきたら、荷物用のヘリが飛んできて、小屋の人から「小屋から離れてくださーい!」と声がかかり、道を少し戻ってハイマツの影からヘリを待つ。近づいたと思ったら、すぐに荷下ろしして飛び去って行った。小屋のトイレは200円でシートを買いブースで済ませて回収ボックスに捨てるシステムで、「ヘリがきてるときは、出てこないでください」と言われる。済ませて出ようとしたら、ヘリの音がしてあっと言う間に近づいてきたのでブースで待機したが、ヘリの直下だったのすごい風だった。小型ヘリでこれだから、救助用のヘリになるともっと風が強いんだろうなと思う。
順調に下山し、予定通りの行程を終えることができた。Nさんは数年越しの念願の塩見岳登頂を果たし、記念バッチを手に入れてたいそうご満悦だった。
3日目は鳥倉林道へと下るのみだが、道路の渋滞を避けるために早めに出発する。
林道でアサギマダラが花の蜜を吸いにヒラヒラ飛んでいた。写真を撮りたいけど、じっとしてくれないので、ピンぼけしたりと四苦八苦。そんな中、Tさんがバッチリ決めてくれた。(写真を見て下さい)
帰りは全く渋滞にかからずに無事に帰阪する。ずっと運転をして下さったNさん ありがとうございました。(A.Y.)

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