ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1543466
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

燕岳から餓鬼岳へ

2018年07月29日(日) 〜 2018年07月31日(火)
 - 拍手
nagatsuki920 その他1人
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
コース全体を通して整備はされているが、アスレチックのようなコースをこなす体力は必要。
疲労時の滑落に要注意。
その他周辺情報 中房の有明荘で入浴。混んでます。
露天風呂はアブに注意です。
合戦小屋。スイカにかぶりつく人多し。800円也。
2018年07月29日 12:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/29 12:03
合戦小屋。スイカにかぶりつく人多し。800円也。
テン場を眼下に翌日のコースを望む。
ケンズリ、餓鬼岳。左に鹿島槍ヶ岳が美しい。
2018年07月29日 16:55撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/29 16:55
テン場を眼下に翌日のコースを望む。
ケンズリ、餓鬼岳。左に鹿島槍ヶ岳が美しい。
燕岳。正月は吹雪で全く見えなかったが。
2018年07月29日 16:58撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/29 16:58
燕岳。正月は吹雪で全く見えなかったが。
安曇野に虹が立つ。
2018年07月29日 18:21撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/29 18:21
安曇野に虹が立つ。
ガスがかかり、大陽を隠す。
2018年07月29日 18:30撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/29 18:30
ガスがかかり、大陽を隠す。
雲海から浅間山が顔を出す。
2018年07月30日 04:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 4:42
雲海から浅間山が顔を出す。
苗場山方面からご来光が登る。
2018年07月30日 04:51撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/30 4:51
苗場山方面からご来光が登る。
槍ヶ岳山頂も日が当たり始めた。
2018年07月30日 04:51撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 4:51
槍ヶ岳山頂も日が当たり始めた。
富士山と南アルプスもクッキリ。
2018年07月30日 05:48撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 5:48
富士山と南アルプスもクッキリ。
イルカ岩と槍。定番。
2018年07月30日 06:13撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 6:13
イルカ岩と槍。定番。
燕岳山頂標識。
2018年07月30日 06:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 6:35
燕岳山頂標識。
岩峰を進む。
2018年07月30日 10:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 10:00
岩峰を進む。
ガスが出てきた。
2018年07月30日 12:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 12:03
ガスが出てきた。
餓鬼岳小屋。昔の山小屋の風情が残る。別棟トイレもなかなか。
2018年07月30日 12:56撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 12:56
餓鬼岳小屋。昔の山小屋の風情が残る。別棟トイレもなかなか。
3日目のご来光。
2018年07月31日 04:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/31 4:52
3日目のご来光。
ご来光がケンズリを照らす。
2018年07月31日 04:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 4:54
ご来光がケンズリを照らす。
餓鬼岳山頂。展望がよく、いつまでもいたい山頂であった。
2018年07月31日 05:59撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 5:59
餓鬼岳山頂。展望がよく、いつまでもいたい山頂であった。
立山、剣岳、針ノ木岳。
2018年07月31日 06:01撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 6:01
立山、剣岳、針ノ木岳。
ケンズリを手前に槍ヶ岳。
2018年07月31日 06:02撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 6:02
ケンズリを手前に槍ヶ岳。
白沢の魚止の滝。長い下りです。
2018年07月31日 09:59撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 9:59
白沢の魚止の滝。長い下りです。
撮影機器:

感想

今年の夏のメインは西穂から奥穂への縦走であった。
正月から福田ガイドに頼んでいたのだが、ずっと暑く天気がよかったのに、なぜかこの週だけ台風が来る。しかも通常とは逆に東から西に向かうというふざけた台風だ。

一日ずらせば大丈夫のようだが、福田さんに相談すると、穂高の稜線は風が強そうだから、代わりに餓鬼岳はどうかといわれる。なんでもアスレチックのようなコースとのこと。
このような機会でもないと行かない山なので、お願いすることにした。

前泊した甲府は、台風の影響で夕方からかなりの雨であったが、7月29日の朝は快晴。
高速を走り安曇野の穂高駐車場で待ち合わせる。暑くなりそうだ。
福田さんと合流して、車1台を下山口に回し、中房温泉に向かう。台風のせいで車は少ないがそれでもかなり駐車している。第1駐車場に止めて出発。

合戦尾根はこの正月に登った。急登ではあるが、整備されていて登りやすい。
合戦小屋でうどんの昼食。名物のスイカも気になったが、800円とのことでやめておく。

冬道は尾根沿いにいくが、夏はトラバースしながら小屋の北側に回り込む。
天気のせいで宿泊は少ないとのことだが、それでも団体さんもいて、夕食は3回転らしい。

山頂は明日通るので、今日は小屋の前から展望を楽しむ。
目の前の燕岳が大きい。安曇野は雨が降っている場所があるようで縦に虹がでていた。
小屋の中は混んでいるが、僕は福田さんの計らいでゆっくりとしたスペースを確保させてもらい就寝。

翌朝は餓鬼岳小屋までかなりの上り下りを進む。9時間とのこと。
眼下の雲海を見て日の出を待つ。苗場山あたりからきれいな朝日が昇り、反対側の槍の山頂を照らし出した。
富士山を真ん中に八ヶ岳と南アルプスがそろい踏みである。今日も暑くなりそうだ。

朝食後コーヒーをいただいてから出発。
途中のイルカ岩や風化した花崗岩がよいオブジェである。正月は吹雪で登れなかったから、初めての燕山頂だ。ここも登山者で賑わっている。
記念写真を撮って、北に向かっていけば、人の数は格段に減る。向かうのは数人。

東沢乗越に向かって急下降。足下は悪い。乗越から中房への道も笹が覆っていて厳しそうである。
ここから東沢岳への急登となるが、燕岳よりは低いから、少しは助かる。東沢岳ではまだ景色が見えていたが、この先はガスも出てきてただ進むのみである。
地形図では平に見えるが、実際は岩を登り、巻き、ハシゴを上り下りしたりしてなかなかのコース。
ケンズリが近くなると、樹林帯のトラバースから下り。さんざん進んでまたケンズリの岩峰に向かって急登するというとんでもないコースになった。

稜線に復帰してから餓鬼岳までは、距離は短いがやはり岩を巻いたりするコースで気が抜けない。
かなり疲れて小屋に到着。7時間はかろうじて切った。

この小屋は昔ながらの風情がよい。広い部屋が寝室兼食堂。とりあえずビールをもらい落ち着く。
管理人は2人。人当たりがよい。宿泊者は10人くらい。食事は炊き込みご飯とおでんであった。

3日目。今日も天気がよい。昨日同様苗場方面からの朝日を見て、朝食後山頂に登る。
北アルプスの奥地ならではの展望が広がる。剣、立山が立派である。槍は遠くなるが、手前のケンズリが堂々としている。

小屋に戻って支度をし直し出発。
白沢の登山口までザレの下降や上下、沢沿いの桟道などこれもアスレチックコースとのこと。

昨日これを登ってきた人が降りたくないというほどなので、どのようなコースかと思ったが、整備はされている。ただ、3日目の足にはなかなかこたえる下りである。

なんとか下りをこなし、魚止の滝に出てからも長く、かなり疲れて登山口につく。
足には大きなマメができ、途中数回滑ったりしたので、福田さんには滑落しないでよかったといわれる始末。

まあ、ジャンダルムの代わりに提案されたコースだから、一筋縄ではいかないところとは思っていたが、なかなか厳しかった。
逆にまだこのコースをこなせる体力はあるのかなと少し安心できた。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:459人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら