峰床山（江賀谷〜フノ坂~山頂〜オグロ坂峠〜八丁平周遊）

2018年08月04日(土) [日帰り]

• GPS: 07:33
• 距離: 15.1km
• 登り: 957m
• 下り: 958m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:02
• 休憩: 0:31
• 合計: 7:33

距離 15.1km 登り 958m 下り 958m

8:48 葛川中村
10:28 10:35 中村乗越
11:32 11:43 峰床山
12:07 12:14 オグロ坂峠
15:01 15:07 中村乗越
16:20 葛川中村
16:21 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

京都バス10系統朽木学校行き
出町柳駅前 (7:45) → 葛川学校前 (8:37)
葛川学校前 (17:25) → 出町柳駅前(18:17)
片道 \970

コース状況／危険箇所等

江賀谷〜中村乗越は峰床山の他の登山道と比べて不明瞭で足場の悪い箇所があります。八丁平周辺は標識も豊富でよく整備されています。

写真

葛川学校から江賀谷林道を進みます。沢沿いのおかげか涼しくて助かりました

林道の終点が二俣で、右俣へ渡渉しなければなりません

2箇所ほど細くなっているトラバース道あり

なかなかの渓流美です

良いルートだと思いますが、今後荒れてしまわないか少し心配でもあります。豪雨・台風の被害は無いようでした

炭焼き窯跡

標識から沢を離れ、植林地をジグザグに登っていく

最後の登りで間違えて中村乗越の少し北へ出てしまった。稜線上も風があって快適でした

乗越から八丁平へ降り立つ。南回りでフノ坂方面へ行きます

今日は樹木観察しながら歩きます。図鑑を持参してめぼしい木を同定しようと試みました

同定といっても自分である程度見当がつかないとお手上げですが、八丁平の案内板に場所ごとの代表的な樹木名が載っていたのでそれを探すようにして楽しめました

湿原を俯瞰

これはミズナラの木だったかな

緑が繁茂する時期に来たのは初めてです

フノ坂から峰床山へ。しばらくは植林の尾根

クラガリ谷からの道と合流し、ブナの混じる雑木の尾根を登る

峰床山山頂へ

リョウブがちょうど花期のようで、あちこちで花をつけていました

展望は良好です。花背峠〜雲取山

山頂で一息ついたら東のオグロ坂方面へ下ります。フノ坂からの尾根よりこちらの方が樹林が美しい

オグロ坂峠。ここから余った時間で再び八丁平を散策します

これはトチノキ、八丁平にはあまり多くないようでした

オオカメノキの実でしょうか

同じ赤い実ですが違う木…ガマズミ？

湿原北側の道は初めて歩きました

小さな川をいくつも渡っていく

湿原南端付近まで戻ってきました

ノリウツギかな？

この辺りは開放感があって良い

エゴノキの実

まだ時間があるのでクラガリ谷への道もちょっと歩きました。見覚えのある大木はサワグルミと思われます

テツカエデの木もそこそこ大きなものが散見されました。このあたりで引き返す

中村乗越から峰床山に別れを告げる

あとは往路を引き返すのみ。朝と違って大分蒸し暑くなっていました

感想

field8us

時間の制約もあってせかせかと歩く山行が続いたので、今日は余裕をたっぷりとって自然観察をメインに据えた計画を立ててみました。行き先は八丁平・峰床山、最短距離の江賀谷から取り付きました。酷暑を覚悟していましたが、江賀谷の水量の多さと朝方は比良の陰になる立地のおかげもあってか意外なほど涼しく、八丁平もそよ風が吹いてのんびりするにはうってつけの日となってくれました。

北山は登るのが楽なので自然観察にはもってこいで、図鑑を持ち歩きながら目に留まった木の特徴を調べて回るのは楽しかったです。判別できた範囲だと八丁平で一番多い木はクリのようでした。リョウブも花の時期だったので目立っていました。他にはホオノキや六尺道の各種カエデ類が印象的でした。案内板のおかげで全く特徴を知らなかった木も同定できたので八丁平を選んだのは正解だったようです。
元々自分の登山のモチベーションとしてはスポーツ的なものより自然体験的なものの方が大きいので、今後はこういう山の歩き方も取り入れていきたいと思います。

＊写真コメントにある植物名は多々間違いがあると思いますので指摘していただければ幸いです。

コメント

hehe

観察しながら…、
のんびり歩くって楽しいですよね。
私も大好きです。
こんにちは、fieldさん。

その本、私も持ってますよ
でも、結構重いので、持ち歩かず
落ちてる葉や実を拾ったり、木肌や葉を写真に撮ったりして
後でゆっくり、これかな？違うかな？？とやっています。
花やら、木樹やら、鳥やら…と
お蔭でいろいろ本が増えました

そうそう、八丁平にはいろんなカエデがあるようですね。
秋の六尺道、カラフルでサクサクで楽しいんです
また落ち葉や実でもこれは何の木？ってやるのも…

field8us

Re: 観察しながら…、
こんばんは。

heheさんもお持ちの本でしたか。小さい本は載ってる樹種が少ないし、網羅的な本は重いしで、この日も飲み物が重たかったので荷物に加えるかどうかちょっと悩みました。

季節の花はまだ調べやすいですが、葉や樹皮から木の名前を調べるのは難しいですね。でもお気に入りの場所の周囲に生えている木の名前を知ることが出来たら、より愛着が湧くだろうと思います。草花と違って何十年もその場所に居てくれますから。

秋の八丁平は良いでしょうね。まだ秋に歩いたことがありませんが、今年狙ってみようかと思います。