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Yamareco

記録ID: 154569
全員に公開
ハイキング
奥武蔵

大平山〜秩父の空白地帯を行く〜(バリエーションハイキング)

2011年12月07日(水) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:10
距離
13.3km
登り
1,367m
下り
1,358m

コースタイム

路肩7:50 - 作業小屋9:10 - フキアゲ沢左岸尾根取付点(730m)9:20 - 大平山11:15 - 大ドッケ12:15 - 栗山13:20 - 路肩14:00
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
念のためロープ(20m)と登攀具を持って行ったが、使うことはなかった
大久保谷
結構、大きな谷との印象
2011年12月07日 08:00撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
1
12/7 8:00
大久保谷
結構、大きな谷との印象
作業道を進む
2011年12月07日 08:26撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
12/7 8:26
作業道を進む
終点に作業小屋
2011年12月07日 09:10撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
12/7 9:10
終点に作業小屋
フキアゲ沢左岸尾根にはこんなマーカーがあった
2011年12月07日 09:50撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
12/7 9:50
フキアゲ沢左岸尾根にはこんなマーカーがあった
藪も切り開かれている
かつての登山道か?
2011年12月07日 10:29撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
12/7 10:29
藪も切り開かれている
かつての登山道か?
急登にあえぎながら登って行くとやがて緩やかになる。山頂はもうちょっと。
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
1
1/1 0:00
急登にあえぎながら登って行くとやがて緩やかになる。山頂はもうちょっと。
山頂
小さな板が貼ってあり、
2011年12月07日 11:20撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
1
12/7 11:20
山頂
小さな板が貼ってあり、
「大平山」と書かれている
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
1/1 0:00
「大平山」と書かれている
山頂部は広く、疎林に覆われている
穏やかな感じ
2011年12月07日 16:57撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
1
12/7 16:57
山頂部は広く、疎林に覆われている
穏やかな感じ
大平山から北に伸びる尾根にもこんな風に踏み跡が続いている
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
1/1 0:00
大平山から北に伸びる尾根にもこんな風に踏み跡が続いている
途中で標識を発見!
やっぱり古い登山道らしい
この標識は、峠ノ尾根に向かうルートのものらしい
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
1/1 0:00
途中で標識を発見!
やっぱり古い登山道らしい
この標識は、峠ノ尾根に向かうルートのものらしい
大ドッケから峠ノ尾根へ分岐する
テープが貼られている
ここまではテープが多い
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
1/1 0:00
大ドッケから峠ノ尾根へ分岐する
テープが貼られている
ここまではテープが多い
大ドッケ手前
右が大ドッケへ続くルート
左はピークを巻くように栗山へ向かうルート
栗山へ向かうルートは、テープが少ない
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
1/1 0:00
大ドッケ手前
右が大ドッケへ続くルート
左はピークを巻くように栗山へ向かうルート
栗山へ向かうルートは、テープが少ない
1050m付近を過ぎると藪が無くなって歩きやすくなる
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
1/1 0:00
1050m付近を過ぎると藪が無くなって歩きやすくなる
940m付近には岩稜のヤセ尾根が出てくる
東側に巻き道が付いているが、西側を行くとちょっと恐い
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
1/1 0:00
940m付近には岩稜のヤセ尾根が出てくる
東側に巻き道が付いているが、西側を行くとちょっと恐い
栗山
2011年12月07日 16:58撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
12/7 16:58
栗山
栗山を過ぎると栗山集落に向かう尾根上に鹿防護ネット?が出てくる
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
1
1/1 0:00
栗山を過ぎると栗山集落に向かう尾根上に鹿防護ネット?が出てくる
650m地点に送電線
ここから栗山集落に向かって、巡視路が続いている
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
1/1 0:00
650m地点に送電線
ここから栗山集落に向かって、巡視路が続いている
栗山集落
既に廃墟となっている
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
3
1/1 0:00
栗山集落
既に廃墟となっている
撮影機器:

感想

2010版奥武蔵・秩父のエアリアマップを見ると、縦横無尽にルートが通っている地
図に大きな空白エリアがあることに気付く。大平山である。北に長い尾根を持ち、
とても惹かれる山である。
長沢背稜にある七跳山から大クビレを通って行くことも出来るらしいので、仙元尾
根から大平山に登り、北に延びる尾根で下りようと考えたが、せっかくなので登路
も下降路もバリエーションルートとした。

沢のシーズンなら細久保谷、もしくは大久保谷を遡行して山頂に行っても良いのだ
が、既にシーズンオフ。そこで作業道が奥まで延びている大久保谷に入り、作業道
の終点から山頂に一直線に向かうフキアゲ沢左岸尾根に取り付き、登ることとした。


ネイチャーランド浦山に車を停めるつもりでいたが、シーズンオフらしく、閉鎖さ
れており、車も浦山大橋から先には入れなくなっていたので、栗山集落の下辺りに
ある路肩に車を停めた。

大久保谷の作業道は、近場ノ谷までは整備されているが、その先はやや荒れてい
る。作業道の終点に作業小屋があり、ここから谷底に下りて行く。下りたところが
ちょうどフキアゲ沢出合である。ここから左岸尾根に取り付く。最初はかなり急傾
斜で大変。踏み跡も無いだろうと思っていたのだが、かすかに踏み跡が続いてお
り、所々で赤いペンキも見受けられる。こんなところに登山道があったのだろうか?

どんどん登って行くとやがて傾斜も緩くなって歩きやすくなる。1100mを過ぎた辺り
から少しずつ藪が出てくる。藪の中にもしっかりとした踏み跡が続いている。やっ
ぱり登山道? しかし所々に林業っぽいテープも散見されるので、作業道なのか、登
山道なのか判別がしにくい。

ひたすら尾根を登って行くと、やがて傾斜もゆるみ、広々とした山頂部が見えてく
る。疎林に覆われ広々とした、静かな山頂である。

しばし、休憩し、出発。
山頂からも藪の中にしっかりとした道が北に延びている。フキアゲ沢左岸尾根では
ほとんど見られなかったテープが見られる。ルートも分かりやすく、快適に尾根を
歩いていく。途中で古い標識を見かけた。こちらは登山道だったようだ。

やがて大ドッケ。ここで山頂から峠ノ尾根を下りて、細久保集落を経由し、川俣も
しくは毛附に下りられる。降り口には多くのテープが貼ってあった。このルートは
良く整備されているようだ。

大ドッケをトラバースする道も存在した。こちらは栗山に向かっている。細久保に
向かうものよりも整備状況は良くない。テープはほとんど無く。踏み跡のみという
感じである。踏み跡も所々はっきりしなくなるので、地図とコンパスで慎重に進路
を決定していく。

940m付近に出てくるヤセ尾根の岩稜地帯などを慎重に越えていくと、やがて栗山。
こちらも地味な山頂である。
ここからは車を停めた栗山集落に向かって下りて行く。650mに送電線があり、そこ
からは巡視路が伸びている。これを辿ると栗山集落に到着。ここからは道路を歩
き、車へ。

今回歩いたルートは踏み跡(かつての登山道?)が続いており、歩きやすい。
大平山から北に向かって延びる尾根は広く、しっかりと地図を読まないと迷う可能
性がある。
細久保集落へ続くルートは良く歩かれているようだが、栗山へ向かうルートの記録
は見かけないので、あまり歩かれていないようである。

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コメント

行きたくなります
yoshi629さん、こんにちは。

大平山、いい感じですね
大ドッケ経由の尾根と先日たどった仙元尾根を使って
周回コースを歩いてみたいと思いました。
大ドッケ経由の道は結構歩かれている感じなのですね。
2011/12/8 13:03
歩きやすいと思います
細久保集落跡を経由して川俣や毛附に下りるルートは、
テープや標識もあって、歩きやすいようです。他のヤマ
レコユーザーさんでも歩いている記録を見かけます。

下っても難しくはないと思いますが、1ヶ所だけ注意を
要するところがあります。大ドッケから峠ノ尾根に下り
るポイントです。
大ドッケのピークから峠ノ尾根に向かってルートが延び
ていますが、ピークの手前でピークをトラバースする踏
み跡もあるのです。13枚目の写真を見て下さい。ここで
(今回私が歩いた)栗山に向かうルートに入ってしまう
と、下降点を見失ってしまいます。記録を見ていると、
このポイントでルートミスをした人もいるようです。

登りに使えば、全く問題は無いですが
2011/12/8 16:30
ゲスト
地図とコンパス
yoshi629さん、

おはようございます。

以前仰っていた、大平山ですね。
全然、使ってない奥武蔵の地図を広げました
確かにポッカリと空白地帯になってますね。

次にヨレヨレになった「武蔵日原」の2万5千の
地図を見ても尾根は明確に伸びているのに登山道
の記述も無いですね。

気になりだすとハマりますね。それで
地図とコンパスをもって忠実に尾根を
辿って目的やゴールに着いたときには
一気に緊張がほどけてすっきりします。

もう二度と行くまいと・・・
2011/12/9 5:58
病みつきな感じ
>確かにポッカリと空白地帯になってますね
そうなんですよ。何故、登山道が無いのかなと不思議に
思いました
実際は廃道となった登山道があったり、作業道があった
りして、普通に歩けるんですけどね。

地図とコンパスで進むべき方向を見定めて、ルートを切
り開いていくのは、冒険的でとても楽しいですよ
でも出発前は不安とかも出てくるので、どうしようかな
っていつも躊躇してしまいますけど
今回もそんな感じで出発が遅れてしまいました。
2011/12/9 10:21
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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