湯檜曽川本谷

天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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その他周辺情報 | 湯テルメ。 |
写真
感想
会の先輩、同期と泊まり沢へ。
ワルさんがどこか行きたい沢連れてってやるよとのことで、自分の力量としてギリギリいけるかなってところの湯檜曽川本谷をリクエスト。同期のまっちゃんも加わり、3人での遡行となった。
予定ではこの遡行までに、プレ山行として沢に沢山行って経験を積み、仕上がった状態で望むつもりだったが、6月7月が仕事が忙しくて、まともに沢どころか山にも入れず。久しぶりの山行がこの山行となってしまう。
ともわれ、金曜の仕事をなんとか振り切り、湯檜曽へ出発。
土曜早朝、白毛門登山口を出発し、入渓点へ。2時間くらいのアプローチを経て、武能沢へ着き、その先から入渓する。いまいち、よい下降点が見つけられなかったが、ワルさんがうまく導いてくれた。
入渓してみると、さすが本谷!スケールが大きい。そして、水がエメラルドグリーンでめちゃくちゃキレイ!すっごくテンションあがりまくりで遡行が楽しすぎる。ワルさんに呆れられながらも、遡行していく。
その後、小滝をいくつか越えていくと、ウナギ淵へ。沢でまともに泳ぐのは初めてで、泳いでみると全然進まない。。。笑
情けないことにワルさんに引っ張ってもらって突破。泳ぎの練習しなくては。。。
その後、十字峡へ。さすが圧巻の景色。抱き帰り沢もいつか遡行してみたいと思った。天国へ登っていくようなカッコイイ沢だった。
その後、抱き帰り滝で初めてロープを出す。
ここは自分がリード。滝自体は慣れたパーティならノーロープで行ってしまう印象。スラブ系で難しくはないが、途中でスタンスが乏しくなるので、慣れていないと怖そう。リードは残置ハーケン、左手の潅木で2ヶ所とって、登っていくが、支点構築して、引き上げようと思うが、よいビレイポイントがなく、もたつく。結局、ワルさんに手伝ってもらいつつ、ハーケンで支点構築して、まっちゃんを引き上げ。
反省点は以下
・1段上がる前にカムでランナーをとるべきだった
・今回の場合だとハーケンで支点構築するより、途中の潅木をまとめてビレイポイントとすべきだった
その後、これでもかというくらい滝が続き、遡行を続けていく。ロープは後3回だした。
大滝では水線をリードしようとするが、難しくて敗退。
遡行図通り、左のバンドへと巻く。それでもそっちのラインも難しかった。その時のトラバースでロープだしたとき、ランナーのとり方が悪く、注意を受ける。
・潅木にランナーをとる時はタイオフを2回して木から動かないようにつける。
その後も登攀自体はついていけるものの、水を吸ったロープが重すぎて、余裕が全然もてない。本来はまっちゃんをフォローしつつ、遡行するはずだったのに、自分がついていくだけで精一杯になってしまう。何がCLトレだ、ホントに情けない。
そして、なんとか夕方にBPへ。先着パーティがいたが、一緒に焚き火を囲むことに。新潟の山岳会だそうで、沢の話をしつつで、楽しい夜になった。ワルさんは早めに泥酔していた。楽しそうでなにより。個人的には久しぶりに沢で焚き火だったのでとても嬉しく、やっぱり沢はいいなとしみじみ思いました。
次の日は、早めに稜線にツメあげて、下山する予定だった。予定通り、池ノ窪へツメあげていったが、最後にツメあげる直前に沢にが三股になっており、その際に薮が薄くて、歩きやすそうな、右俣を選んでしまう。しかし、この沢は稜線に対して、並行に走っていて、なかなか稜線にあげてくれない曲がり方をしていた。結局かなり遠回りをして、やっと登山道に出る。読図不足だった。これも情けない。
そこからは下山するのみだったが、この下山が長い、長い!こころが折れそうになりながらもなんとか、下山する。
お疲れ様でした。
降りたあとに飲んだ炭酸がホントに美味しかった。
終わってみて、今回の遡行は反省ばかり。今まで何のために経験積んできたんだも言われても仕方ない。
でも、やっぱり湯檜曽川はとても素敵でキレイで感動でした。そして、焚き火もできて、やっぱり沢っていいなと思いました。
こんな沢にまた行くためにもっと強くなろうと思います。
ワルさん
今回もありがとうございました。
まだまだ遠いワルさんの背中を追いかけられるように頑張ります。ワルさんは酔ってて覚えてないかもしれないですが、もっと強くなれって言ってくれたのが嬉しかったです。
まっちゃん
沢5回目なのに、こんなハードな山行についてこれてすごいと思う!今度は自分たちでいけるように頑張りましょう!
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