記録ID: 1559712
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ハイキング
東海
鳳来寺山 登山口〜本堂〜東照宮 ピストン
2018年08月18日(土) [日帰り]


体力度
1
日帰りが可能
- GPS
- 01:39
- 距離
- 3.7km
- 登り
- 310m
- 下り
- 304m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 1:25
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 1:40
距離 3.7km
登り 310m
下り 311m
10:09
41分
表参道駐車場
10:50
10:55
5分
鳳来寺本堂
11:00
11:10
39分
東照宮
11:49
表参道駐車場
ほぼコースタイム通りでのピストンです。
当日の朝、急に思い立って登ったので装備が不十分だったため、安全第一ということで道が整備されている東照宮までの往復としました。
東照宮のあたりはパークウェイ経由で来たと思しき団体さんで混雑していました。
ですが意外にも? 歩いて登る人が多かった印象です。
自分が言えたきりではないのですが、暑くないんでしょうか?
当日の朝、急に思い立って登ったので装備が不十分だったため、安全第一ということで道が整備されている東照宮までの往復としました。
東照宮のあたりはパークウェイ経由で来たと思しき団体さんで混雑していました。
ですが意外にも? 歩いて登る人が多かった印象です。
自分が言えたきりではないのですが、暑くないんでしょうか?
天候 | 晴れ時々曇り。 気温、湿度ともにこの時期としては低めで快適。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場のトイレは無料。 付近の旅館の駐車場も利用できます。同じく有料で500円前後。 手っ取り早く本堂や山頂を目指したいなら鳳来寺山パークウェイで山頂駐車場へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ほぼずっと樹林帯の中の石段が続きます。陽射しが遮られるのでさほど暑くは感じません。 分岐の箇所には案内板が立っているので道迷いの心配は少ないです。 もっとも単純なピストンであればひたすら石段のあるほうを進めばいいわけですが。 その石段もかなり整備されているのでほとんど危険はありません。 ただし石の表面が濡れていると滑りやすいです。雨上がりなどは転倒に注意。 また山内ではクマの目撃情報もあるようです。そのほかハチやヘビなど野生動物に注意しましょう。 |
その他周辺情報 | 登山口近くに旅館とレストランが数件点在。 コンビニはありませんので、お弁当などは道中で調達することをおすすめします。 日帰り入浴は、鳳来寺山から少し離れますが「うめの湯」または「本宮の湯」が収容人数が多く、アクセスも良好でおすすめ。 |
写真
表参道登山口の駐車場。そこそこ広いです。
車を停めると、もれなく駐車料金徴収のおっちゃんがやってきます。普通車500円なり。
駐車場の脇にトイレもあるので、出発前に済ませておきましょう。
車を停めると、もれなく駐車料金徴収のおっちゃんがやってきます。普通車500円なり。
駐車場の脇にトイレもあるので、出発前に済ませておきましょう。
もう一つの鳳来寺山名物は「声のブッポウソウ(仏法僧)」。
深山幽谷に聞こえる「ブッポウソウ」という鳥の鳴き声を、この山からラジオで全国中継したことで「鳳来寺山のブッポウソウ」が有名になりました。
なおその正体は、コノハズクというミミズクの一種。
単にブッポウソウという名前の鳥もいますが、そちらとは鳴き声が違うのです。だから「声のブッポウソウ」。
深山幽谷に聞こえる「ブッポウソウ」という鳥の鳴き声を、この山からラジオで全国中継したことで「鳳来寺山のブッポウソウ」が有名になりました。
なおその正体は、コノハズクというミミズクの一種。
単にブッポウソウという名前の鳥もいますが、そちらとは鳴き声が違うのです。だから「声のブッポウソウ」。
鳳来寺の名は、かつてここで修行していたという利修(りしゅう)仙人に由来するといわれています。
時の文武天皇が病に伏したとき、利修仙人は勅使の要請に応じて病気平癒の祈祷を行いました。そのとき仙人は鳳凰に乗って都に来たことから「鳳来」を冠した寺を開創する勅許を得た、となむ語り伝へたるとや。
ちなみにこの像の作者は、せんとくんでおなじみの籔内佐斗司氏。
時の文武天皇が病に伏したとき、利修仙人は勅使の要請に応じて病気平癒の祈祷を行いました。そのとき仙人は鳳凰に乗って都に来たことから「鳳来」を冠した寺を開創する勅許を得た、となむ語り伝へたるとや。
ちなみにこの像の作者は、せんとくんでおなじみの籔内佐斗司氏。
いよいよここから、1425段の石段が始まります。
鳳来寺山には、日光、久能山と並ぶ三大東照宮の1つ(と言われている)がありますが、石段の険しさで知られる久能山は1159段なので、ここはそれ以上の険しさを誇るわけです。
鳳来寺山には、日光、久能山と並ぶ三大東照宮の1つ(と言われている)がありますが、石段の険しさで知られる久能山は1159段なので、ここはそれ以上の険しさを誇るわけです。
「石垣があったら寺があったと思え」、というくらいに子院の跡地が続きます。
跡地には標識が立っているのですぐわかりますが、ものすごく狭い間隔に多数の堂宇が林立していたというのが実感できます。
ちなみにかつての子院群は天台宗と真言宗の二宗兼帯で、標識にはどちらの宗派に属していたかも記されています。
なお現在の鳳来寺は真言宗の一派に統合されています。
跡地には標識が立っているのですぐわかりますが、ものすごく狭い間隔に多数の堂宇が林立していたというのが実感できます。
ちなみにかつての子院群は天台宗と真言宗の二宗兼帯で、標識にはどちらの宗派に属していたかも記されています。
なお現在の鳳来寺は真言宗の一派に統合されています。
古代遺跡か、戦国の城跡を思わせるような立派な石垣。
かつての鳳来寺の隆盛っぷりをまじまじと見せつけられます。
この石段、もとは頼朝の時代に造られたといわれていますが、現在のような姿に整備されたのは江戸時代以降のことと思われます。
かつての鳳来寺の隆盛っぷりをまじまじと見せつけられます。
この石段、もとは頼朝の時代に造られたといわれていますが、現在のような姿に整備されたのは江戸時代以降のことと思われます。
鳳来寺本堂に到着! 標高450m。
本尊は峯薬師と呼ばれる薬師如来。御朱印にも「峯乃薬師」と記されます。
表参道からの登拝は小学生以来、約20年振りのことでした。
背後の山頂まではここからコースタイム1時間。石段の参道とは異なる、本格的な登山道です。
今日はラフな装備なので、東照宮までで引き返すことに。
本尊は峯薬師と呼ばれる薬師如来。御朱印にも「峯乃薬師」と記されます。
表参道からの登拝は小学生以来、約20年振りのことでした。
背後の山頂まではここからコースタイム1時間。石段の参道とは異なる、本格的な登山道です。
今日はラフな装備なので、東照宮までで引き返すことに。
東海自然歩道をトラバースすると鳳来山東照宮。
家康の生母、於大の方が鳳来寺で祈願して懐胎したという逸話に由来し、家光が創建しました。
江戸時代までは手形がないと参拝不可だったそうで、一般庶民は石段の下から遥拝したそうです。
本殿は重要文化財。しかし手前には拝殿があるので、ここからだと直接は見られないのですが……。
家康の生母、於大の方が鳳来寺で祈願して懐胎したという逸話に由来し、家光が創建しました。
江戸時代までは手形がないと参拝不可だったそうで、一般庶民は石段の下から遥拝したそうです。
本殿は重要文化財。しかし手前には拝殿があるので、ここからだと直接は見られないのですが……。
撮影機器:
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
日よけ帽子
靴
ザック
飲料
レジャーシート
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
|
---|---|
備考 | 本堂までの往復なら軽ハイキングの装備で十分かと。 しいて言えばストックか杖があれば下りの時に幾分か楽になります。あと、石段はスニーカーよりもハイキングシューズのほうが安定感があります。 本堂から先、山頂まで目指すのなら本格的な登山装備が必要です。 装備や準備が不十分なら、引き返すことも勇気ですよ? |
感想
連日の猛暑でウンザリしていたところ、朝の涼しさ&天気の良さにほだされて、ついハンドルを握ってやってきてしまいました、鳳来寺山へ!
鳳来寺は、小学生の時に家族で表参道を登ったのが初めて。社会人になってパークウェイ経由で参拝したのが2回目で、今回が3回目の来訪。
過去2回とも御朱印をいただいていなかったので、いつかは御朱印を拝受したい、それもできれば歩いて登拝したいと思っていて、今回ようやく達成できた次第です。
暑くて暑くてヘタばることも覚悟しましたが、いざ登ってみると意外にもさほど汗もかかず、割と快適にハイキングできました。
思い立ったが吉日。とはいえ、登山は計画的に。そして安全第一で。
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