100%貸切の和名倉山(白石山)行ってきました
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- GPS
- --:--
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 1,245m
- 下り
- 1,245m
コースタイム
・8:55 山ノ神土(5分休憩)
・10:15 東仙波(5分休憩)
・11:20 川又分岐(5分休憩)
・11:35 二瀬分岐
・11:50 和名倉山山頂(5分撮影)
・11:55 和名倉山山頂出発
・12:10 二瀬分岐
・12:25 川又分岐(30分休憩…周辺で)
・13:55 東仙波(5分休憩)
・14:55 山ノ神土(5分休憩)
・16:00 登山口
天候 | 文句なしの快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・朝早い際には帰りに代金を渡せばいい仕組みです。(メモを入れて上がると親切かも…「帰りに払います」とか) ・本当はレコで名前が多く出ている某民宿に最初車を停めたのですが、「お犬様」に吠えられて…苦手なんです。却下! ・今回は登山口から少し(100メートルも無いかな)下がった「民宿しゃくなげ」さんの駐車場に停めさせてもらいました。 ・15台くらいは停められると思います。看板に「登山者のみなさんお気軽に…とか」気さくな感じがしたので停めさせてもらいました」 ・ハイ。犬が居なかったのが全てです。 ・トイレは駐車場から15メートル位下がった処を右に(R411からを背中に右方向)一寸入ったところにあります。助かりました(笑) ・アプローチでは数ヶ所残雪が解け、路面が凍結している処がありましたが「今日は」慎重に走行すれば問題ありませんでした(四駆モード+ノーマルタイヤ…登山口-7℃) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・雪がありますから危険な処だらけです(笑…慎重に歩けば問題ありません) ・雪の怖さの一つは道迷い。八百平付近は広くて色々なトレースがあるので注意です。私も幾つかつけてしまいました…反省 ・アイゼンは着けませんでしたが、着けた方がいい個所が数ヶ所ありました…特に東仙波〜山ノ神土の下りは融解して再氷結した処は怖かったです。 ・この山域の温泉はやっぱり「のめこい湯」ですね。今日は男性が「和」でした |
写真
感想
このところ珍しく仕事が忙しく、3週間ぶりの山行となりました。
当日はこの冬一番の寒さということで、問題なのはアプローチです。
基本雪山はやらない(日本語は正確に「やれない」です)のでタイヤはノーマルのみ。
気持ち太めの溝の深いタイヤではありますが…
ターゲットは奥秩父。第一候補は以前から気になっていた和名倉山。
数年前までは将監小屋から一泊二日のコースだとばかり思っていたのですが
レコを見ると、三ノ瀬に駐車できる民宿があると…それなら行けるかも?
第二候補は、少し広めの駐車場がある作場平から何年か前に登った笠取山を
ピストンではなくて唐松尾山を回るコース。そしてアプローチが危険なら柳沢峠からのハイキング。
私なりの冬装備をして出発しました。
青梅街道をひた走ると、電光掲示板に-4℃の表示…極寒です。(車の外気温度計は-2℃)
おいらん淵を過ぎてヘアピンカーブの右手に三ノ瀬行の道があります。
幾つか凍っている個所もありましたが、慎重に運転してクリア。
有名な?民宿の駐車場に到着したのが6:15くらいでしたが…そこに思いがけない危険が
鎖につながれていない「お犬様」が…吠える吠える!直感的に「無理」と思い
作場平駐車に向かおうと思ったんですが…11月に三峰から見た和名倉山に行きたいと思いをもう一度思い返し
他の駐車場を探すと…ありました民宿「しゃくなげ」さん。(お世話になったので宣伝せねば)
「帰りにお支払いします」とメモをワイパーに挟み、トイレも借りて、7時前の出発となりました。
予定していた出発時間より少し遅くなり、将監峠経由の周遊をあきらめ、ピストンに変更!
雪も思っていたより残っていましたし、昼間の時間も短いですし、この界隈の登山道は
作業林道なども沢山あって、道迷いの危険度がましますから…単独だし…
車道から将監峠の分岐を過ぎるとものすごい斜度の急登が、雪道を除けば一番しんどいところかと。
幾つかの作業道を超えると、有名な鹿柵を3つ超えるあたりの道は笹の緑と雪のコントラストがすばらしかったです。
山ノ神土を右に折れると、アイゼンつけようか迷う感じなりますが…そのまま行きます
しばらくすると展望が開けます。西仙波〜東仙波の稜線歩きは、このルートのメインストリートですね。
富士山はもちろん金峰と国師の間からは南アも見ることができましたし、近隣の山々の眺望は最高です。
特に気に入ったアバカノ頭は見事です。実にかっこよかったな〜
三峰〜雲取を反対側から見れたのも感動でしてた。
なんとか12時までに下山を開始しようと、私なりに急ぎます
雪は踝まではありませんからスパッツをつけずに行けます。グリップは95%はあるのでアイゼンも着けません。
ただし、1回しりもちを着くコケ方をしました。(笑)滑ることは滑ります。
そんなこんなで川俣の分岐に着きます。その前のなだらかな丘に幾つかトレースがあり「迷うかも」と思いつつマーカーを見つけ見つけ進みました
川俣分岐には三方向マーカーがありますが踏み跡は真っ直ぐ。矢印もあり迷いません。
二瀬分岐もしっかりしたマーカーがありここを右に
山頂の途中の道も中々気持ちがいいところです。展望は木々の隙間から富士山が見える程度ですが(夏は見えないかも)
そして、着きました。山頂です。噂通り展望のないところです。
いい意味「スタジオ」的な感覚に包まれ何枚も記念写真を撮りました。
まァ長居は無用なのは言うこともありません(笑)
昼食は少し降りて風の少ない日だまりで。
実に静かです。そういえばこの間誰にも会いませんでした。もうお昼を過ぎています。
もしかすると、今日は和名倉山貸切?と思うとなんだか嬉しくなってきました(アホかも)
あまりゆっくりしていると、また日が暮れてしまいます。急がねば…
先ほど「道迷うかな?」と言う処でやはり迷い、新しいトレースをつけてしまいました。
ごめんなさい
10分程でマーカーを見つけホットします。そして急ぎます。
下山時は少し小さな被写体を見つけつつ、楽しみながらおりました。再氷結で滑る個所も増えていますが、大丈夫!でした。
この時期に無理かな~と思っていた御山に登れただけで実は満足です。
天候に恵まれ寒さ対策も無難にこなせ、この季節の山行の幅が増やせそうな予感がします。
でも…雪山はやりません(Tちゃん誘わないでね)
最後に、駐車場をお借りした民宿「しゃくなげ」のおばちゃんありがとうございました。
お土産までいただき、微力ですが宣伝させていただきますね。
はじめまして、naotosasさん。
初めて書き込みさせて頂きます、ukkysuzと申します。
ちょうど一週前に和名倉山に行きました。
一週前なのに、懐かしく想い書き込みさせて頂きました。
日当たりの良い道は大分雪が融けてるんですね。
天候は良かったものの、この日はかなり寒かったのでは
キッチリ日が暮れる前に戻って来てるとか。。
随分と早いピストンですね〜
>>西仙波〜東仙波の稜線歩きは、このルートのメインストリートですね。
まさしく自分も同じ事を思いました。
ここの眺望は、和名倉山に向かった人へのご褒美ですかねぇ〜
40枚目の写真はもしかしたら、自分が作った雪だるまでしょうか?
いや、でも一週前なら融けているし,,,融けて形が不明なのでわかりませんね
貸切の和名倉山、お疲れ様でした
ukkysuzさん。
コメントありがとうございます。
お気づきかも知れませんが、ukkysuzさんの一週間前のレコ「
特に雪の具合は、今回の山行には無くてはならない情報でした。積雪は登攀ルートの難易度をあげることもさることながら、道迷いの一番の原因に成ったりしますから
寒さは厳しかったですね。ただ風がほとんどなかったのでだいぶ助かりました。
動きだし直前、休憩以外は、基本Tシャツとネルシャツで行動しました。ヒートテックのももひきも役に立ちました(笑)
ukkysuzさんが登られてから、写真をみるとだいぶ融けているのが解かりますね。
アイゼンもスパッツも着けずにガンガン行けたのが少しだけ早く歩けたのかも知れません
ホントは将監峠に寄りたかったのですが、臆病者なので最短ルートのピストンを選択しました。
偶然にもukkysuzさんがUPした40枚目と私が同じくUPした40枚目は同じ場所の「モニュメント」を撮影したもので
間違いありません。角度悪くて枝の腕が写っていませんが、一本は刺さっていて、一本は切株の上にありました。
なるほどこの枝は作者(ukkysuzさん)が意図していたものだと、このコメントで承知で来てヤマレコしてて、なんだか不思議な感覚になったりしております
ukkysuzさんの「道の続き」楽しみにしております。
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