尾瀬テント泊 シゲさん大動脈解離からの復活

2018年08月21日(火) 〜 2018年08月22日(水)

• GPS: 32:00
• 距離: 23.3km
• 登り: 797m
• 下り: 410m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:55
• 休憩: 0:10
• 合計: 6:05

9:30 大清水
10:30 一ノ瀬休憩所
10:30 10:40 冬路沢橋
10:40 岩清水
11:50 三平峠(尾瀬峠)
12:20 三平下(尾瀬沼山荘)
12:15 尾瀬沼ヒュッテ
12:55 尾瀬沼ビジターセンター
12:55 三本唐松
12:55 長英新道分岐
12:55 沼尻平
12:55 白砂峠
15:30 宿泊地

2日目

• 山行: 2:30
• 休憩: 0:30
• 合計: 3:00

9:00 宿泊地
9:00 イヨドマリ沢
9:00 見晴新道分岐
9:00 桧枝岐小屋
9:00 見晴(下田代十字路)
9:30 9:40 竜宮十字路
9:40 下ノ大堀川橋
10:20 10:30 牛首分岐(中田代三叉路)
10:30 上ノ大堀橋
10:50 11:00 山ノ鼻
12:00 鳩待峠
12:00 ゴール地点

天候

8月21日＝晴れ時々曇り
8月22日＝雲一つない　晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大清水まで車　駐車料金500円/日　先払いでした。
鳩待峠〜戸倉　乗合バス　980円
戸倉〜大清水　バス　610円

コース状況／危険箇所等

大清水〜尾瀬沼　特に危険箇所はありません。
※すれ違う登山客はほぼいません。あまり利用されないのでしょうか？
尾瀬沼〜見晴　尾瀬沼の北ルートを通りました。若干のアップダウンあり。
見晴〜山の鼻〜鳩待峠＝完璧な整備です。（自己判断による）

その他周辺情報

沼田インター少し手前の「望郷の湯」大人1人560円＝2時間利用制限
http://www.boukyou.com/
上記をご参照ください。

写真

8/21 9:30

少々遅めですが出発します。
シゲさん大病からの復活戦です。ゆっくり参りましょう！

8/21 9:36

8/21 10:37

約1時間程で一之瀬まで。未舗装の車道歩き。

8/21 10:37

この先の三平下ではトイレ使用不可だそうです。
ここでお済ませ頂いたほうが良い模様です。

8/21 10:50

ここから登山道開始。

8/21 10:55

左には渓流があり涼しい。

8/21 11:20

十二曲がり手前で大清水（水場）冷たくておいしいな。

8/21 11:38

シゲさんモクモクと登っていきます。

8/21 11:56

ん？三平峠か？

8/21 11:57

三平峠に到着です。
結構な登りでした。汗ハンパなし。

8/21 12:13

緩やかな下りを進むと尾瀬沼山荘に到着です。

8/21 12:14

うまそ〜なメニューがずらり。

8/21 12:20

お〜！ここが尾瀬沼。

8/21 12:20

燧ケ岳もバッチリ。ここのベンチでランチタイム。

8/21 13:12

本当は尾瀬沼のテント場でマッタリしようと思ってましたが。
「見晴テント場」の見晴らしの方に魅力を感じて。
急遽、前進〜。

8/21 13:18

シカよけゲートを進みます。

8/21 13:24

8/21 13:35

沼というより湖。風がホント気持ちいい〜！

8/21 13:47

まだ夏なんだな〜。

8/21 13:52

燧ケ岳を別の角度で。

8/21 13:52

ん？沼尻の分岐？

8/21 13:55

分岐ですね。新しいっぽい施設がある。ここでテントしたい！
でもダメ。

8/21 14:33

沼を離れ度々樹林帯をゆく。

8/21 14:34

ん？シカに遭遇。まったく逃げない。
困った。前進できない。

8/21 15:28

なんだかんだで燧小屋に到着。
シゲさんと無事到着できた。お疲れ〜。
さ〜テントと風呂とビール。

8/21 15:33

トイレは水洗（シャワートイレ無し）
水場はすぐ。
積んできたワインはテント場奥の小川で冷やします！

8/21 16:12

こんな感じでシゲテンとSKTテンをお隣同士。

8/21 16:13

奥左がトイレ。右が水場と無料休憩所。
この後、燧小屋で17：30〜風呂。
お鍋をして酒盛りして。寝ました。

8/22 5:23

おはようございます。
少々寝坊しました。
昨夜は寒くなかったな〜。肌感覚で気温15℃くらいかな。

8/22 5:25

湿原目の前にある「弥四郎小屋の水場」酒がよく冷えそう。

8/22 5:26

オモムキあります。

8/22 5:28

ちょっと朝のお散歩モード。燧ケ岳おはようさん。

8/22 5:29

至仏山もおはようさん。

8/22 5:29

しばし散策

8/22 5:30

8/22 5:31

8/22 5:31

8/22 5:33

お花

8/22 5:34

お花

8/22 5:36

燧ケ岳に陽が昇るよ。

8/22 5:39

至仏山に太陽があたったね。

8/22 5:40

8/22 5:42

徐々に陽が尾瀬ヶ原にもあたってくるね。

8/22 5:47

ここはもう営業してる！早！
おすすめ「焼肉定食」に感度がでた！
この辺りはペンション村っぽい。

8/22 6:01

雲一つくらいはあるけど。
ピーカンの予感！

8/22 6:18

お花2

8/22 6:30

木漏れ日の朝日
このあと、朝食を済ませパッキングモード。

8/22 8:47

テントを太陽で乾かし。
パッキングモード完了。

8/22 8:47

お世話になりました。

8/22 9:02

さ〜シゲさん。湿原歩きいくよ！

8/22 9:02

さあ出発だ！元気になってホントよかった。

8/22 9:05

まっすぐな木道。

8/22 9:06

燧ケ岳美しいな〜。

8/22 9:11

黙々と木道を行くシゲさん！

8/22 9:29

竜宮小屋に到着。
5分程度の休憩。

8/22 9:35

牛首までの木道でおサルさんと遭遇。
迂回する木道に回ってもらって道を譲ってもらった。

8/22 9:51

ボッカさん休憩中

8/22 9:52

動き出したボッカさん。
「こんちは〜」の挨拶に「し〜ん」
そりゃそうだ。重い荷物運んでるんだもんね。

8/22 9:56

またもや違うボッカさん。
会釈だけに留めました。

8/22 10:18

牛首到着。
もう暑〜いよ。日陰ナッシング。

8/22 10:31

逆さ燧ケ岳とはいかず。

8/22 10:56

山の鼻に到着。
水補給とトイレタイム。

8/22 10:56

ここのテント場も良さそう！
さあ、鳩待までラストな登り。

8/22 11:14

途中の熊よけの鐘。

8/22 11:59

なんだかんだで鳩待峠到着したよシゲさん。

8/22 11:59

無事戻ってこれたね。

8/22 13:00

戸倉まで乗合タクシー。
12：43発の大清水までバスを乗り継ぎ車を回収。

撮影機器：

E-M10 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

SKT2010

　今年3月、ここ何年も登山を共にしてきたシゲさんが大動脈解離という
生死を分ける大病を患い、もう山には一生登れないかもしれないという
事態に。
命は助かりましたが、余談を許さない状況が続いており血圧の上昇は禁物
とのことで、激しい運動や塩分他制限がこれからの人生に付きまとう結果
となりました。

それ以降僕はソロでの登山が続き、シゲさんとの会話では「山」に関連する
話題も控えることに。
春が過ぎ、夏に向かう季節の中で、休日はほとんど外出を避けていたシゲさんに
僕は「戸隠へキャンプしに行かないか？」と誘ってみることに。
シゲさんは「行こう！」という意志を固め、久しぶりに二人でテント泊。
自然の中でゆったりと時が過ぎ、二人で久しぶりの会話が弾み有意義な休日を
過ごすことができました。
8月に入り、二泊三日で北アルプスの涸沢まで行ってみようか？と盛り上がり
初日上高地〜横尾でテント泊、2日目に横尾〜涸沢へゆっくりと登っては休み
休んでは登りで涸沢ヒュッテまでたどり着き、テントを張ってほぼ一日中
景色や散策、つまらない談笑で一日をゆっくり過ごし翌日は上高地まで下山
して。ゆるゆる登山ではありましたが少し自信を取り戻している様子でした。

そんな中、尾瀬なら一泊二日で縦断できるかもしれない。なんてことの計画を
しシゲさんに提案してみたところ。大清水〜尾瀬沼〜見晴〜山の鼻〜鳩待峠
を歩く計画に賛同。でも無理は禁物、途中で具合悪くなったらいつでも引返す
つもりでゆっくり・ゆっくりと歩く。
大清水〜尾瀬沼は標高差600mくらいあったかな？ちょっと無理してしまいま
した。でも翌日の朝、見晴から見る尾瀬ヶ原は本当に幻想的で美しく、自然の
中に自分が今生きている。そのことへ感動と感謝を精一杯している様子でした。
これから、標高3,000m程度の山には、まだまだ登れそうにもないシゲさんです
が、大病を患って約5ヶ月。この回復力はすごいな。と感心する山行となりました。

PS
山仲間が回復してきて、ちょっぴりうれしくなってしまい、長文となりました。
失礼致しました。