鍋割山 表丹沢県民の森〜栗ノ木洞〜山頂〜金冷シ〜大倉
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,177m
- 下り
- 1,299m
コースタイム
09:10 栗ノ木洞
09:35 後沢乗越
10:30 鍋割山山頂 11:50
12:45 金冷シ
12:55 花立山荘 13:05
13:35 堀山の家 13:40
14:35 観音茶屋 14:50
15:30 大倉バス停
天候 | 快晴!! 朝の気温は-2℃ 山頂付近は風も無く温暖 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
タクシーにて表丹沢県民の森へ(約20分約\2,300) 08:00時点で駐車場付近はほぼ満車。 帰りは渋沢〜小田原経由で新幹線に乗り帰京。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
表丹沢県民の森を出てすぐに「栗ノ木洞」の看板があり、 そこを入ると急登ルートで、かつ当日は誰も歩いた形跡がなく、 ところどころ荒れているところもありました。 落ち葉だらけでトレースがとりづらく、何度かルートを外れました。 それ以外は霜柱が融けて泥濘んでいる箇所がありましたが、 基本的に危険を感じる箇所はありませんでした。 あとは落ち葉とザレの複合した箇所は多少滑りやすいです。 |
写真
感想
いろいろなところで『最近、山に登ってるんです』と言っていたら、
突然、知り合いの方から、『山に連れてってくれ』との依頼が。
来年春ぐらいのことかなぁ〜、と思っていたら、なんと今週末!!とのこと。
まぁ、予定は空いてるからいいけど(笑)
先月、大山に登ったら、ことのほか楽しかったらしく、
また手頃な山に行ってみたいのだそう。
ということで、今回もまた丹沢山系へ。
近場だからいいけど、結構ハードなルートが多いので困っていると、
ヤマレコのどなたかのレポートで、『表丹沢県民の森』から入るルートが
あることを知り、これしかない!!と思いまして、決めました。
当日には若いけれども登山をしたことがない人たちも2人くる、とのことだったので、
最悪の場合は山頂にも行かずに途中で折り返す勇気も必要だな、と
覚悟を決めて急遽コース設定。
渋沢駅に集合し、みんなでタクシーに乗り、県民の森のゲート横へ。
どんどん高度も上がっていくので、だいぶ気分もラクになりました。
そしていよいよ登山開始。
そこで気づいたのです、最年少の方の足下が…ぺったんこなスニーカー…
これでも平気だと言い張るので、気になりながらもスタートです。
そしてひとつ目のゲートを越えてすぐに、分岐が。
コースガイドにはしばらく車が通るような道を進む、と書いてあったのですが、
そういう道の左側に標識が…『栗ノ木洞』と。そこはけっこう急斜面。
栗ノ木洞を回るルートがあるのは知っていましたが、
本当は二俣から水をボッカしてみたかったので、そっちのルートを行きたかったのですが、
すっかり急斜面を見て登山テンションが上がったメンバーの一人が、
『ここから登りたい!!』と強く主張し始めたのです。
まぁ、どうせゴール地点は一緒だし、
あまりメジャーじゃないルートを行くのも楽しいかもな、
と思い直して、この主張を飲むことにして、
さっそく階段を登り急斜面へ。
その途端、ちょっとだけ後悔の念が…
この登山道、トレースがまったくありません。人が歩いた気配が無いんです。
落ち葉の時期だということも原因だとは思うのですが、
これだけ道の無い山は初めてのことでした。
しかも、ところどころちょっと荒れていて、倒木があったり
崩落箇所があったりして、同行者がキャッキャキャッキャはしゃいでいるのを尻目に、
ヒヤヒヤしながら慎重にルートを確認しながら登りました。
もちろん、そのあいだ他の登山者には一切会うこともなく、
同行者は暢気に『山ガールいねぇのかー』なんて騒ぎ出します。
もうこいつら黙れ!!と思っているうちに、慣れない山道にバテだして急に静かになりました(笑)
あとはもうこっちのものです。休憩すらロクにさせず、黙々と登ります。
栗ノ木洞についた頃には、一同は頂上だと思うくらいでした(笑)
ここからいちど下りになるので、元気が戻ってきます。
でも、後沢乗越に着くころにはふたたびヘロヘロに…
ただし、他の登山客も増えてきたので、見栄を張って頑張る一同。
ノンストップで頂上を目指します。
そして大汗をかきながら到着。
すかさず、鍋割山荘で名物の鍋焼きうどんを注文しに行きます。
最近のレポートでは『1時間待ちも普通』なんて書かれていたので、
とにかく早めに注文しないと下山時間に影響が出てしまいます。
と、焦っていたら、ものの5分で鍋焼き4人前が出てまいりました(笑)
みんなでビールを飲みながら、噂に違わぬ美味の鍋焼きうどんを堪能し、しばしの休憩。
大山山頂からもよく見える富士山や、遠く新島や利島まで見渡せる
相模湾の絶景を楽しみながらノンビリ過ごしました。
これで元気を回復した一同、ますますヤル気になり、
下山ルートは頑張って金冷シから大倉尾根を下りるルートを行ってみたい、とのこと。
おー、バカ尾根は登るのもツライけど、下りも結構心が折れるけどなぁ…
と思いながらもみんなの熱意に負けて、金冷シまでノンストップ。
むしろ鍋割山頂よりも高度感がある尾根にみんなも興奮してるので、
よかったよかったと思っていたところ、やはりスニーカーの彼がザレ場で足を捻ったようです…
しまったなぁ、と思いながら、なんとか歩けるという彼のリュックを
私が背負いつつ、ゆっくり下山することになりました。
花立山荘、堀山の家でも休憩をとりながら、長い長い尾根を下りていきます。
途中で彼に『足首は平気??』と尋ねたところ、『足首はなんともないんですけど、腿が筋肉痛です』と
笑顔で答えたので、速攻で荷物を突き返し早足で下山してやりました。
で、結果的には予想していた時間よりもだいぶ早く下山することができ、
みんなもぜひまた山に登りたいと口々に言っており、
良いハイキングができたとは思っていますが、
やはり初心者の方の装備には(自分も初心者ですが)、十分注意しておいたほうが
よかったなぁ、と思いました。
こんどこそ、こんどこそ年内は最後の登山になると思います。
また来年、いろんな山に安全に登っていきたいです。
それまで、平地でゆっくりトレーニングに勤しむことといたします。
ありがとうございました。
ricalojpと申します。
チーフリーダーご苦労様でした。
ほんと大変でしたね。
これからの装備の指南も、ご苦労様です。
『これ、なんでしたっけ??』は
マムシグサの実だと思います〜
花の形もとてもユニークですよ
komaki さん、ありがとうございます!!
マムシグサっていうんですね〜
勉強になります!!
登山をしていると遠くの景色に目がいきがちなんですが、
これからは草花や木などを楽しむことも覚えていきたいと思っています!!
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