小淵沢 - 青年小屋
- GPS
- 28:30
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 1,564m
- 下り
- 1,547m
コースタイム
2日目:8:30青年小屋 - 11:15観音平 - 13:45小淵沢
天候 | 1日目:晴天 2日目:吹雪のち晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
小淵沢から観音平までは雪はありました。 観音平から押手川までは多少雪がありましたが、ほとんどが土でした。 押手川以降はソールが隠れる程度の雪がありました。 いずれにせよ、アイゼンやスパッツは不要でした。 観音平までの自然歩道ハイキングコースは観音平直下がやや不明瞭です。 観音平から押手川までは、登山道が不明瞭なところが多い広々とした樹林帯なので、赤テープや岩の上の矢印をよく見て進む必要があります。 ほとんどが土の登山道で岩は軽くある程度なので、歩くのは楽でした。危険な場所はありませんでした。 |
写真
感想
青年小屋と書いていますが、本来は編笠、権現岳が目的地でした。編笠なら日帰りも可能ですが、まぁ土日家にいてもテレビを見てゴロゴロしているだけなので、どうせなら山でゴロゴロしようと、いうことでテント山行へ。
小淵沢からタクシーで観音平まで行くのが一般的な手段だそうですが、冬は道が閉鎖されているので、歩いて行くことにしました。おかげで、小淵沢の街並みを楽しめました。小淵沢は静かでオシャレな避暑地か、何かなんでしょうか、非常に小奇麗で、街並みが洗練されています。それでいて静かだし、なんといっても展望がすごい。富士山、南ア、八ツがはっきりと見えます。これは老後を過ごすにはいいところでしょうね。
途中、牛や馬がいたり、乗馬場があったり、ペンションがあったり、のどかな街でした。冬季閉鎖になっている車道から本来は右に入って自然歩道ハイキングコースに行かなければならないのですが間違ってそのまま直進してしまい、富士見平の方へジグザグの遠回りをする羽目に。そのかわり、富士見平の景観は良かったです。
観音平で一休みした後、登り始めるわけですが、雪はほとんど無く、秋山の雰囲気でした。雲海展望台を越えると多少雪が増えて、編笠と青年小屋への道の分岐点に当たる、押手川を過ぎた頃から積雪が5cmくらいになりました。それでも全行程でこれが最大積雪でした。登りで、すれ違ったのは二人組が一度だけでした。
青年小屋には駅から大体6時間でつきました。21kgのザックが結構きつかったです。編笠は綺麗に晴れていましたが、もう日が暮れるので、明日の朝に登ることに決定。青年小屋は当然閉鎖されていましたが、無人小屋は開いていました。誰もいませんでしたが。景色は富士山や夜景が見えて、また雪に覆われた樹木が綺麗でした。
夜は気温が-10度で、シュラフから足を出すとすぐにキンキンに冷えてかなりやばかったです。あらゆる濡れたものが瞬間に凍るのは色々と大変ですね。それと、夜の風の音がすごかったです。まあ夜の風の音がすごいのはどこの山も同じなのであまり気にはしませんでしたが・・・。
次の朝、起きたら権現ががものすごい吹雪に覆われて見えません。編笠もほぼ同様の状態に。まあ、待っていれば晴れるだろうと、寝て待ったのですが、状況が変わらないので下山しました。
帰りは、観音平から自然歩道ハイキングコースに降りました。広い防火帯のような場所に出ると、前方に物凄い絶景が広がります。観音平まで車で往復する人はこれを見逃しているとすると、勿体無いなあ。ちなみに、振り返ると、編笠と権現はばっちり晴れていました。昨日登っていれば、とか待っていたら、とか天気にたらればは無意味ですが、冬山とはこんなものですね。
あと、帰りの小淵沢駅ですが、ここには南口しかないのか、歩道橋の上を行くか、ガードレールをたくみにくぐっていかないと変なところに出るのでよく地図を見て歩く必要があります。
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