六ツ石山・鷹ノ巣山・むかし道
- GPS
- 08:22
- 距離
- 28.9km
- 登り
- 3,089m
- 下り
- 3,420m
コースタイム
07:03登山口
08:18三ノ木戸山08:28
09:21六ツ石山09:30
09:55将門馬場
10:11城山
10:42石尾根・榧ノ木尾根分岐
11:00鷹ノ巣山11:18
11:44榧ノ木尾根・水根分岐
13:09むかし道分岐
15:30奥多摩駅
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
六ツ石山周辺に残雪あり。 鷹ノ巣山直下の登りに泥が堆積しており、これが雪以上に滑りやすく難儀した(気を抜くとツルッと滑るので要注意!)。 |
写真
感想
いろいろあって、久しぶりの山行。
どこにいこうか迷ったが、鷹ノ巣山にした。
前回の鷹ノ巣山登山は、あいにくの雨の中、修行のような山行であったが、コース自体は気に入っていたので、天気のよい日にもう一度行きたいと思っていた。
そして、なるべくバスには乗りたくないので帰りはむかし道を歩きたい。
前回もそう思っていたのだが、残念ながら疲労と日没のため、水根からバスで帰ったのだ。
しかしながら、この時期、日が暮れるのがおそろしく早い。日没は16時30分とのこと。
ということで、我が家から一番早く奥多摩駅に到着するべく朝3時に起きて、奥多摩には6時半に着いた。
登山客は、ほかに数人いたがバスに乗るのか、駅から歩き出したのは自分のみだった。
日の出時刻が6時45分なのでまだ暗く寒い中出発。
凍えるような寒さだが、空気が澄んでいて気持ちがよい。
そうこうしているうちに周りが明るくなってきた。
登山口までは、30分くらいだが、一汗かいて、寒さなんか吹き飛んだ。
先週降ったという雪がまだ残っているか不安だったが大丈夫だった。
その代わりというわけではないか、至る所に霜柱があった。
町中では見ないほどの大きさの霜柱だ。
落ち葉もたくさんで、最近積もったのか、それほど人間に踏まれた様子がなかった。
まるでふかふかの絨毯を歩いているようだった。
三ノ木戸山までの道のり、すれ違ったのは一人のみ。
こんな朝早く、ここを歩いているということは、昨晩は鷹ノ巣の避難小屋にでも泊まったのだろうか。
三ノ木戸山で一服していたら、あっという間に寒くなってきた。早々と先へ進む。
六ツ石山山頂への分岐周辺は雪で真っ白だった。
頂上への登り道も雪というか雪が固まって半分氷になっていた。気を抜くとすべりそうな感じだが、その程度。
六ツ石山の頂上からは南アルプスの山々まで見えた。富士山は見えるものの、木が邪魔していてあまりよく見えない。一息入れて、出発。
六ツ石山からしばらく雪道(といってもたいした積雪ではない)が続いた。
前回知らぬ間に通り過ぎた将門馬場に行く。
標識も何もないので地図を見ながらの行動。難しいことはなかったが、到着しても何もないので果たしてここが本当に将門馬場かと半信半疑のまま、先へ進む。
その後、城山へ向かう道中、ガサガサと物音が。
初めて聞く音で何だろうと周囲を伺うと、猿の群れがこちらに気づいて逃げた音だった。
逃げたといってもこちらの様子を遠くから窺っている。
数匹から十数匹の群れと思われる。
写真に納めようと必死にシャッターを押すもののなかなかよい写真が撮れなかった。
日光の猿とは違って人慣れしていないから仕方ない。
城山への登りは、短いが急な斜面を登る。その途中眼下に奥多摩湖が見えた。
きれいなエメラルドグリーンで今日の晴天でよく映えていた。
この辺から、常に左側に富士山を見ながらの歩きとなる。
富士山の写真を撮ろうとするが木々が必ず邪魔をする。
あとで、鷹ノ巣山頂上からは見事な富士を思う存分楽しめるのだが、この時点では、木の枝が邪魔でも見えるとうれしい。
鷹ノ巣山山頂への登りは、泥との戦いだった。
霜柱が溶けて泥になっていたのだと思うが、雪なんかよりずっと滑って危険だ。特に下りは心して歩を進めるべきと思う。
ここにくるまですれ違ったのは数人程度で、道中はいたって静かであったが鷹ノ巣山山頂は、賑やかだった。
面前に広がる景色を見れば、その理由は明らかだ。
多くに人がこの頂を目指すだろう。
富士山がきれいだった。南アルプスの山々や丹沢の山、スカイツリーも見えた。
冬の澄み切った空気のおかげだ。
昼飯を食い終わると芯から冷えてきた。あたたかいコーヒーを持ってきてよかった。
下山は急ぎ。日没を考えると13時30分までに水根に下山したかった。
ここのところ膝に不安があったが今日は大丈夫だった。
2ヶ月近く山行を休んだおかげか。
水根への下山路は結構長い。木々の中をひたすら歩くので、なおさら長く感じる。
水根のむかし道への分岐に着いたのは13時10分だった。
これだけあれば日没前に帰れるだろう。
むかし道では、多くの人とすれ違った。ファミリーやご年配の方が多い。
自分のように急ぎ足ではなく、ゆったりのんびり歩く道だろう。
正直、むかし道の半ばあたりから、バテてきた。
膝も若干痛い感じがする。
結構つらくなってきたなぁと思っていると突然朝通ったむかし道のスタート地点に着いた。
それにしてもよく歩いた一日だった。
すばらしい好天の中充実した山行となった。
さて、次はどこにしよう。
23日全く同じルートで歩きました。三ノ木戸山を踏んでいくところも同じでちょっとびっくり。18日のほうが天気良かったみたいですね。ただしむかし道は最後しんどくて橋詰というところから青梅街道に出てしまいました。ちょっと行程はハードですが、駅から登れてあれだけ雰囲気の味わえる鷹ノ巣山はお得ですよね。
橋詰というところかはわかりませんが、自分も最後の林道の登りでバテました。
たいした坂ではありませんが、だらだらと登っていて、疲労とシャリバテ気味な感じで、、、
堪らず、登り切る前に一息入れました。
それにしても奇遇ですね。全く同じルートとは。
どこかでお会いするかもしれませんね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する