180825前白根から見る日光白根山(中ツ曽根ルートは廃道!!)
- GPS
- 08:17
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 975m
- 下り
- 970m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰りはR122〜R50〜東北道・館林IC〜外環道で帰宅。 - 道路状況 清滝ICからは泣く子も黙る観光地のR120号なので、全く問題なし。いろは坂のカーブの連続には注意(特に下り)。また、夜中は鹿(飛び出してくるよ)やタヌキ(道の真ん中でウロウロするよ)が出てくるので、速度注意。 - 駐車場 湯元本通り北駐車場、無料。約120台。 - トイレ 駐車場に水洗トイレあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
- 登山道状況 湯元本通り北駐車場〜湯元スキー場 危険箇所なし。スキー場の林道(砂利道)を緩やかに登ります。足慣らし程度の楽な道。 第二ペアリフト降り場(堰堤)〜外山鞍部 白根沢のきつい急登。一気に500mぐらい高度を稼ぎます。若干の岩登りの要素も含む。全体的にそれほど危険ではないですが、たまにロープで囲ってる箇所があり、外に出ないよう注意。また、この日もそうでしたが、風が通らないで湿気が多し。 外山鞍部〜天狗平 危険箇所なし。天狗平手前は若干の急登ですが、前半の長い急登に比べればカワイイもんです。 天狗平〜前白根山 危険箇所なし。やっと稜線歩き。風が心地よいです。 前白根山〜五色山 危険箇所なし。一旦下って、鞍部を歩き、また登る。 五色山〜国境平 危険箇所なし。金精峠との分岐。ここまでは問題なし。 国境平〜湯場見平 危険だらけ!!ルートに入ると、前が見えないほど、道間違いか?ってぐらいの酷い笹薮地獄。 ・背丈ほど、足あと見えない、段差に要注意->3回ぐらい軽く足首捻る(>_<)。 ・肌が露出していると笹でカットするかもしれないので、要注意。 ・この地域は夏場は連日雨なので、晴れてても笹が濡れてるので、当然ウェアも濡れます。まあ、夏場なので濡れて冷える事は無かったですが・・・ ・笹薮対策->ストックで叩いて倒したり、下から両サイドに起こして切り開いたり。腕パンパン・・・(>_<) いつも日帰り山行ではストックを持つ事はないですが、急登と聞いてたので念のため持っていたのが役立ちました。 湯場見平〜中ツ曽根登山口 ココから斜面が北側に変わり、植生も変わるので、笹薮地獄から開放されます。 こちらは急な下り坂。基本的に人が入ってないので、足元の岩は苔で滑りやすいです。とは言え、笹薮地獄に比べれば・・・ 中ツ曽根登山口は数年管理してないのでしょう。こんな道は登山地図に載せるべきでないです。廃道にするべきです。 山と高原地図だったら、"破線"とか"危"とか"道迷い注意"とか"濃い笹薮注意"とかのレベル。我が家は2010年版ですが、何も触れてないです。 (※追記、家に帰って気づきましたが、2015年データ版では"部分的にササが深く足元よくない"との記述がありました。部分的ではなく、尾根上は全面的に酷いです。) もう二度と利用しないルートです。 絶対オススメしませんが、"行ってみないと分らないし・・・"と思う方、コースタイムよりプラスアルファ見積もって行動した方がいいでしょう。 ちなみに、山と高原地図だとこの区間を1時間30分と記載してますが、この日は2時間30分ぐらいでした。 中ツ曽根登山口〜湯元本通り北駐車場 危険箇所なし。浄水場を過ぎて少し行った所の沢で靴洗えます。 - 登山ポスト 湯元スキー場入り口にあります。 - 携帯電話の電波 docomoは全区間だいたいOK。 |
その他周辺情報 | - 下山後の入浴 湯元温泉に日帰り入浴可能。↓大変参考になりました。 http://ablinker.com/yumotohigaeri.html おおるり山荘を利用させて頂きました。 - 飲食店情報 温泉施設ではランチ営業やってる所がいくつかあるそうです。夕食は調べた限りでは湯元温泉周辺ではありませんでした。 |
写真
感想
<今週末は体力登山>
今年は天候悪かったり忙しかったりで、なかなかテント泊も出来ない。けど、来月半ばに北アか南アのどこか縦走したい計画があるので、とにかく体力作りをしたい。そういえば、日帰り山行ではあまり行かない奥日光ってどうなんだろう?
<ざっくり、登山計画>
湯元温泉から前白根山〜五色山〜周遊ルートを計画。登りも下りもかなり急登っぽいので、いい体力作りになるかな?前白根に着いた時に、体力・時間と相談して、行けそうなら五色沼も経由してみよう。ただ、栃木はゲリラ雷雨王国なので、無理しないように・・・
<予想通り曇天>
登山開始から直ぐに曇天。ガスが山に下りて来ており、まあ、眺望は無理でしょう。
<鬼の急登>
噂には聞いていたけど、白根沢の急登は体力を奪われるぐらいのスゴさ。○○三大急登に命名してもいいぐらい(^^;
<心地よい稜線と日光白根の絶景>
日光白根にもガスが掛かる残念な感じ。しかし、五色沼のこの外輪山の感じはアルペンムード漂って、なかなか須晴らしい。特に、白根隠山のルートが地図に記載してないのが不思議なくらい。
そして、お昼休憩も挟んで粘ったら日光白根も顔を出してくれたのでラッキー。丸沼スキー場側から見るのが定番だけど(サザエさん)、日光白根が最も美しく、最も迫力ある姿だと思います。
<酷い笹薮地獄>
体力づくりには最高、人も少なくて最高、温泉も最高。何もかも良かったのに、この下山の笹薮地獄には参りました。詳細は↑に記載の通り。これまでの登山経験で、下りがバカみたいに長いとか、台風一過で登山道がグチャグチャとかあったけど、こういうルール破りのような酷さは初めて。10年弱の登山歴で一番酷い道でした。
<栃木名物ゲリラ雷雨>
下山後、温泉から出て16時半頃から約30分、栃木名物のゲリラ雷雨!これは、当初計画の"体力・時間と相談"して五色沼を経由していたら、もしかして下山途中でやられてたかもしれないです・・・下山しようと思った決め手は、五色沼登頂時に再び日光白根がガスで隠れて来た事でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する