天狗岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 975m
- 下り
- 966m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
東天狗岳から天狗の奥庭のルートは冬場に初めて るには道が分かりづらく不向きだと思いました。 それ以外は特に問題ないと思います。アイゼンはなくてもいけましたが、装備しておくべき。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
前回の山行を終えた後、自分の装備に不安を覚え、またボーナス後ということもあり気が大きくなっていたのか、冬靴・ちゃんとしたアイゼン・高級スパッツ・温度計・サーモスの水筒をカード一回払いで完全武装! 買ったからには直ぐにでも使ってみたいというのが心情で、せっかくだから雪の多そうな山がいいかな!ということで大好きな八ヶ岳の中から、北横岳を大河原峠から登ろうという計画を立て日曜日の深夜に大都会埼玉の自宅を出発。 しかし上信越道の佐久ICを降りて下道をひたすら走り、夢の平林道に差し掛かったところで冬季通行止めで閉鎖されていました。ここまできたのに・・・でもゲートは1台分通れるように隙間が! すり抜けてしばらく走ったところで、「何かあったらどうしよう やっぱりあのゲートは通ってもよいという意味で1台分あいていた訳じゃないよな〜」と急に不安になり引き返すことに。その時の時刻は5時半位。 急遽のぼる山を変更して、ひき返してから近い蓼科山にしようとも思ったけど、先週行ったので気が進まず、結局先月登った天狗岳の景色がとってもダイナミックだったし、1ヶ月経過して積雪がどれほど変化しているのかを知るのもいい勉強になると思い天狗岳へ。 ということで天狗2度目なら違う所から登り始めたいと思い、渋の湯から行くことに。駐車場につくと看板が出てて「利用する人は先に料金を払ってから停めるように」とのこと。時刻は6時半頃でお金を払おうと建物を覗いてみたが人の気配はなく、クルマでウロウロ、降りてウロウロしていたらおばちゃんが出てきてくれました。(後で分かったことだがポストが建物のどこかにあって、備え付けの封筒にお金を入れておくこともできたらしい) ようやく安心して停めることができ、準備を終えて歩き出したのは結局7:30になってからでした。 おろしたての冬靴はやはり剛性感がぜんぜん違う! ソールが硬いお陰で岩でもへっちゃら。気分よく歩いていき唐沢鉱泉へ。前回は夜でぜんぜん分からなかった光苔の確認をするため小屋裏へ。この時期だからなのかやっぱりぜんぜん分からなかったっス。 で源泉にも立ち寄り撮影したところで、登り再開! 1時間位登ったところで、暑くなり休憩。登り始めは寒くて中間着に着ていたダウンを脱いでみたら体からの湿気で濡れていてシナシナになってしまっていて使い物にならなくなっていた。まあ、装備はいろいろ持ってきているので大丈夫なんだけど、またひとつ勉強になりました。 ちなみに今回はハイドレーションも凍らないようにチューブ内に水を残さないようにして、咥える所はジャケットの中にいれて対策もばっちり! 順調に登っていきながら稜線に出る。 気がかりなのは、そのうち晴れるだろうと思っていた空がぜんぜん晴れない!そして風がピューピュー。 これ景色がぜんぜん見えなかったら天狗岳にした意味がないジャン!ま、道具も試してみたいし・・しょうがないか〜と思いながら登り続けて山頂に。 景色は雲でぜんぜん見えず。 なんかこんな時って修行にきたみたいに感じるのは自分だけでしょうか。 長居してもしょうがないので早々に切り上げ、天狗の奥庭へ降りて、すり鉢池を見ながらそこで食事をしようと決め、中山峠との分岐を左に折れて奥庭方面へ。先月行った時に中山峠からみた奥庭はすごく綺麗で次にいくときは絶対池のほとりまで行こうと決めていたので、ウキウキしながら進んでいくと、道はどんどん険しくなり、風も強くなっていき、少し前に装着してみた慣れないアイゼンで岩場を乗り越えながら、ペンキマークはほどんど見えなくなっていたのでコンパスを頼りに、踏み抜かないようにストックとピッケルで一歩づつ突付きながらやっとの思いで通過しました。 マジでちょっと怖かったです。 当然、池のほとりで食事などという甘い考えは寒さと強風でとっくに消え失せ、黒百合ヒュッテのベンチにたどり着いてようやく食事でした。 それまで気を張っていたのか、座ったらチカラが抜けて、食事をつくる気力がなかったので冷たいパンをボソボソ頬張り、新兵器のサーモスの水筒のぬるいコーヒーで一息。(いつからかハイドレーションのチューブはカチンコチンになってしまってまたもや飲めなかったよ〜)油断は禁物ですが、ここまで来れば安心。 アイゼンの歩行訓練も兼ねて敢えて外さずそのまま下山。 なるべく木の根を傷つけないように道を選びながら歩きましたよ 一応。 途中でこれから黒百合ヒュッテに泊まるという男性3人組とすれ違い、「アイゼンもうこの先から必要ですか?」と聞かれ、答えに困ってしまいました。 だってもし訓練って言ったら、そんなことも出来ないような奴が一人で登るんじゃない!と怒られそうだったので。 そんなこんなで無事に下山できました〜〜! 渋の湯でお風呂に入りたいな〜と思ったら看板に10時〜15時迄とあったので入れず。良い硫黄の匂いがしていたのでいつか入ってみたいと思いました。チャンチャン。 あ、今日は天気はイマイチでしたが、行きの道路でカモシカ(じっとしていた)に会い、帰りの同じ場所で今度は雷鳥をみるという幸運でした。
akitomi75さん、はじめまして(^-^)
天狗おつかれさまでした。自分も来週予定しているので、参考にさせてもらいました。
山頂付近の岩場は、自分も気になっていたんですが、やはり、風があると厄介そうですねヽ(´o`;
雪がもっと積もって固まれば、登りやすそうですが。。
自分も単独予定なんで、天気を伺いながらがんばりますっ(`_´)ゞ
ricalojpと申します。
>あ、今日は天気はイマイチでしたが、行きの道路でカモシカ(じっとしていた)に会い、帰りの同じ場所で今度は雷鳥をみるという幸運でした。
雷鳥に反応してコメントしました。
八ヶ岳の雷鳥は絶滅したと聞いていましたので、事実なら大変な発見かもしれませんよ。
はじめまして。自分は残念な天気でしたが来週は風がなく晴れるといいですね! 晴れた時に見える天狗岳からの見張らしは圧倒されますよね ぜひぜひ最高の天気での山行を願っています!
見たのは渋の湯駐車場から2-3キロ程下ったところのアスファルトの道路の上にいました。自分は車を運転しながら遠くに茶色い塊があるなーと思いながらドンドン近付いていき、目の前まで来た時点でパタパタと羽を広げて斜面の中に入っていきました。その時の後ろ姿の尾は赤い色が見えていました。 目の前ではっきり見ましたが、それまでそもそも雷鳥を見たことがなかったので、それが雷鳥なのかをいろいろネットの画像で調べたりしました。雷鳥はキジの親戚ということもあり、ひょっとしたらキジの可能性もありますが、尾っぽがほとんど無かったので、ヤッパリあれは雷鳥だよなーと調べれば調べるほど思ってしまいます。 しかしながら、雷鳥に関す画像や資料が少ないので、断言はできません。そもそも雷鳥ならばもっと高いところにいるはずなのでは...との疑問もあります ネ
真偽はさておき、八ヶ岳にも雷鳥が復活してほしいですね。
翼があるのだからねー、飛んできてー。
最近では、鳳凰三山で雷鳥が復活したとの情報も有りましたので、期待は大です。
かつて生息が確認されていて、絶滅したところは、八ヶ岳、中央アルプス、高妻山などあるようです。
全部復活してほしいですね。
復活したら素敵ですよね! 動物園以外でいろいろな野生動物に会えるのも山行の魅力のひとつですよね 個人的には八ヶ岳は行くたびにかなりの確率でいろいろな動物(おもに鹿ですが)に会えて、しかも熊にあう確率は少なそうということで大好きな理由の一つになっております。 絶滅っていう言葉の響きはとても寂しいものがあります・・・ もし見かけることがあれば、また報告したいと思います。
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