台風で出来た休みを剱岳で(早月尾根)


- GPS
- 09:20
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 2,494m
- 下り
- 2,475m
コースタイム
天候 | 高曇りで9時くらいから頂上付近は小雨に変わる |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
超大型の台風21号が大阪直撃の予報で経営する店は休みにして、月曜の定休日と合わせて2連休。
天気予報では、最も風下の剱岳くらいなら15時くらいまで天気はもちそうだ。しかも午前中は晴れの予報。猫又山なら雲がかかる可能性は低く、猫又山でも良かったが、俄然、剱岳に行きたくなった。3000m級の山なので雲にかかる可能性は高いが、高曇りならラッキーと思い、雨でもダメモトで行くことに。
2年位前に同じコースで登ってるので不安はなかった。朝、起きると頂上に雲はかかっていなく、高曇りで晴れ間もちらほら。フエーン現象で気温は高かった。前日、白山に行き、体調がいまいちで、かなり疲れたが、この日もいまいちだが、前日よりは少しましだった。
早月小屋までは、少し押さえ気味でいったが、早月小屋で早くも疲れ気味。3時間くらいで疲れるとは、いつもはこれくらいではどうもないのに。
前回は、初めてのコースだったこともあり、早月小屋までゆっくりめで行ったので、小屋から頂上までは、ばてること無く、余裕で行けたが、今回は小屋から頂上までばてばて。
標高2600mくらいから小雨が降り出して来た。
そこまでは、猫又山、白馬方面、大日岳、室堂平、が見えて快適な稜線歩き。そこから上は、岩が濡れてつるつる滑り、ヒヤヒヤしながら、岩場を登った。
頂上は時折、立っていられないほどの強風。もちろん誰もいない。時折、雲が切れ剣沢小屋も見えた。前回登った時は快晴だったので、今回はそんなに残念な気持ちはなかった。軽く食事をして下山。
下りは岩がいっそう滑り、ひやひやしながら慎重に下った。2600mから下は雲が無く雨もかすか。結局、登山口に着くまでは殆ど雨は無く、下山後に降ってきた。もう2時間早ければ、雲のかかっていない頂上へ行けたのだが。まあ、こんな日に剣岳へ登れただけでもラッキーだったなあ。
少しくらい体調が悪くても、登ってるうちによくなってくる事が多かったので、いけると思ったが、今回は、バテバテの山行になってしまった。これくらいのコースになると、体調がよくなければ行かない方が良いなあと痛感した。
しかし、こんな天気でも充分に楽しめたし、やはり、この山は普通の山とは違う。今後も何回でも行きたいと思わせる山に違いない、と改めて思った。また、行くぞ。
この後、帰りが大変だった。台風通過に伴い、強風の為、北陸自動車道が加賀から先だったか、通行止め、仕方なく強風で50km規制の東海北陸道で行ったが、関から通行止めで、下道で桑名東まで行き、東名阪と西名阪で藤井寺まで行ったが藤井寺から先は通行止め。藤井寺出口では、23時くらいだったが降りる車で大渋滞。降りるのに何と2時間かかった。結局、馬場島を15時に出たが大阪の自宅に着いたのは午前一時だった。途中、風呂にも入ったが、とんでもない時間がかかった。台風は15時くらいに福井県辺りを通過、その後能登半島に抜けたみたいだ。大阪へ帰ると、信号が反対向いていたり、木がいっぱい倒れていたし、落ちた看板、テント、いろんなものが散乱していた。
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