【伊豆 葛城山〜城山(じょうやま)】同窓生山行第7弾(お泊り山行)
- GPS
- 04:55
- 距離
- 7.8km
- 上り
- 217m
- 下り
- 631m
コースタイム
天候 | 雨~曇り~時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
◆伊豆長岡駅からのバス 伊豆箱根バス 長岡温泉場循環、 もしくは伊豆三津シーパラダイス行きに乗り、 伊豆の国市役所前下車。徒歩1〜2分。 ・長岡温泉循環 http://izuhakone.jorudan.biz/?p=d&sc=188&ic=802&pn=1&rc=1047&v=&b1;=長岡駅&m=b ・三津シーパラダイス http://izuhakone.jorudan.biz/?p=d&sc=188&ic=731&pn=1&rc=1045&v=&b1;=長岡駅&m=b ・伊豆箱根バス http://izuhakone.jorudan.biz/?b1=長岡駅&b2;=伊豆の国市役所&md=1&p=k&s=a&k=1&dt=20180907&tm=0930 ○パノラマパークのロープウェイで葛城山へ ◆伊豆パノラマパーク http://www.panoramapark.co.jp ・ロープウェイ 定員6名 30秒間隔 所要時間7分30秒 運行時間 9:00〜16:40 料金 片道:\1,000 往復\1,800 ・山頂施設 営業時間 9:00〜17:00 レストラン かつらぎ茶寮 そば、うどん\800、他 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○この時期あまりハイカーの影も無く、踏み跡も無く、夏草も伸び、台風 に因る倒木も多く、大雨の直後で浮石や泥濘も多く、最悪に近い。 ○加えて、道標も地図上の名称と一致せずに、ミスコースに注意! ※ガイドブック等でも今回のコースが紹介があり、「初級コース」とあるが、今回の条件下ではかなりハードな感じであった。途中に心が折れそうな箇所が幾つかあった。 |
その他周辺情報 | ○伊豆三山マップ http://www.izunotabi.com/files/伊豆三山ハイキングマップ.pdf ○伊豆城山登山口から大仁駅へ https://www.google.com/maps/dir/城山、〒410-2325+静岡県伊豆の国市神島/大仁駅/@34.998769,138.9295454,16z/data=!3m1!4b1!4m14!4m13!1m5!1m1!1s0x601993109fb2c8b3:0xb240597244870407!2m2!1d138.9304707!2d35.0044016!1m5!1m1!1s0x60199339aa240d7d:0x78ed92b562587f17!2m2!1d138.937474!2d34.994322!3e2 ○大仁ホテル http://www.itoenhotel.com/Default.aspx?TabId=276 ○三島:楽寿園 https://www.city.mishima.shizuoka.jp/rakujyu/ ○三島:カフェ 7gousits https://www.facebook.com/7gousits-ナナゴウシツ-beauty-lab-137639646925836/ |
写真
装備
MYアイテム |
baseman
重量:-kg
|
---|---|
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
レインスーツ
傘
|
共同装備 |
○二次会(部屋飲み時)のおつまみ各自持参
|
感想
中学の同窓生によるお山歩会の第7弾、
今回は初のお泊り山行。
常駐メンバー8名中、当初は6名がエントリー、
前日に体調不良でキャンセルが1名で、結局5名で出発。
コース設定は、皆、中高年になってお山歩を始めた者ばかり、
ガシガシ登ったり、テクニックを要するハードなコースはNG.
下山後に温泉で汗を流し、今回は今後の山行計画などを
ゆっくり話し合う時間を持つため、初のお泊り山行。
候補地は幾つかあった中から、ヤマレコ情報は多くは無いが、
ガイドブックでも紹介があり、近くにリーズナブルな温泉ホテルがある、
伊豆三山コースの中の大仁駅近くの城山(じょうやま)に
降りてくるコースに決定。
起点は、伊豆パノラマパーク内の葛城山山頂、
山頂まではロープウェイを利用するので、実にお山歩会向き。
台風後以来の不安定な空模様でお天気が気になるところ。
往路で通過して来た三島駅付近では横殴りの大雨で
半ば、ハイキングは諦めムードであったが、
素晴らしい眺望は得られなかったものの、雨はあがり、
時々陽射しも出てきた。
この時点では、ハイキングマップのコースイメージの
初級者コースを想定していたので、
多少の通り雨は気にせずに、パーク内の蕎麦やさんで、
早めのランチを済ませ、予定通りに歩き始めることした。
ところが、パークからハイキングコースに出る案内が見当たらない。
ロープウェイの係りの人に尋ねて場所を確認するが、
あまり積極的な情報提供ではなかった。
その場所は、足元に小さな表示のみの、とても判り辛いところにあった。
雨上がりのせいもあったが、細い登山道に雨で重たくなった木々の枝が
垂れ下がり、鬱蒼としてた。
おまけに大雨に因る浮石と泥濘でとても滑り易い状態の急坂、
ストックやトラロープを頼りに慎重に降りる。
先頭は蜘蛛の巣を払いながら進む。
やはり、この時期はハイカーはあまり来ないようだ。
この時点でコースタイムの1.5倍を要した。
舗装コースに出て、大雨にならぬうち遅れを取り戻そうとするが、
皆、既に充分な疲労感、心も折れ始める。
あとハイキングマップなどにあるの分岐ポイントの道標が
やや不明瞭、マップに無い山名への方向表示があったりして、
先行きの行程や時間配分が段々と不安になる。
実際に、直ぐに気付いたが舗装路をそのまま降るミスコースを犯した。
その際に役立ったのが、スマホアプリとヤマレコの計画ルートを
アップロードしたEPSON MZ-500(GPSウオッチ)、
スタート時計画ルートを選択して、LOGを開始にすると、
ルート上の分岐点に近付くとアラームが鳴り、
「通過点到着」の表示確認が出来る。
今回、初めてこの機能を試しにセットしたのだが、
不安感で心細くなっていたのを払拭してくれ、大いに役立った。
ルート上の城山分岐のベンチに来ると、皆疲労感満載、
結局、自分一人が山頂を目指し、他の4名は直、下山することになった。
山頂までは蜘蛛の巣だらけ、気を付けて払いのけてゆくが、
二度ほど蜘蛛の巣に顔を突っ込んだ。
山頂手前の細尾根付近は両サイドから強風が吹きあがり、
飛ばされぬよう、帽子をポーチにしまう。
樹林帯の最後の蜘蛛の巣を払いのけると、いきなり山頂となる。
明るい空であるが、雨雲も厚く、富士山どころか、
天城方面もまったく眺望なし、眼下の大仁の街並みのみ。
本日の御宿の「大仁ホテル」が対岸の山腹に大きく目立っている。
再び、分岐点まで戻り、下山開始。
他のメンバーとの遅れも気にしつつ、慎重に下る。
相変わらず登山道は大荒れ、浮石、泥濘、倒木の繰り返し。
下山半ばで、倒れたばかりの枝葉の茂った倒木で完全に道が塞がれた。
幹と地面の狭い隙間を潜り抜けるしか術は無いのだが、
地面は泥濘、加えて足場が60Cmほど段差になっており、
すんなりとは潜れない。
仕方が無いので、泥濘に両手をついて腹這い状態で、
足先から潜り始めて、段差をズリ落ちる形で何とかクリアするが、
泥んこの両手を見て心も折れ、脱力感。
その後は、気を引き締め、より慎重に下る。
登山口に到着すると、メンバーの姿なく、
駅に向かって歩いている様子。
ここまで水分補給の余裕も無く、ひたすら降りてきたので、
水筒の水を一気飲み、思わぬ緊張感であちこち筋肉痛。
しばし、放心状態でいると、左右のどちらに進むか一瞬戸惑う。
そこへちょうど、お散歩中の若い女性が左方向から
目の前を通過してきたので、
「大仁駅は右に行けばよいですね」と挨拶しがら尋ねると、
「微妙です、どっちが近いかな」とスマホの地図アプリで
5分以上掛けて詳細に説明し始めてくれた、本当に助かった。
その方は修善寺まで歩いて帰る途中とのことであった。
身支度を整え、右方向へ歩き出すと、
遥か先に道を尋ねた方が前をのんびりと歩いていた。
直ぐに追い着き、再度お礼を告げると、
大仁駅方向の分岐までわずかなので案内してくれるとのこと、
申し訳ないので遠慮しつつ、同じ方向ならということで、
R136号線の手前まで案内してもらった。
ちょうど、そこの角のコンビニで休息中のメンバーと、
ラッキーなことに合流できた。
ゴールの大仁駅に着いたのが、計画よりちょうど一時間遅れ、
15:30の宿からの迎車を待って本日の山行終了。
チェックイン後、宿の温泉で汗を流し、
露天風呂から目の前の城山を見上げて、漸く達成感を味わった。
良く見ると一枚岩のような大変恰好の良い山である。
このホテルはチェーンで、バイキング料理が売り、
今回はゆっくり話をしながらの食事を善しとして、
和食膳コースにグレードアップして、
先ずは冷え冷えの生ビールで乾杯、
アルコール類はセルフの飲み放題。
本当は今後の山行計画を話題にするつもりであったが、
話題は本日のルートの悲惨な話で尽きることになった。
5名中、4名が尻もち転倒、うち1名のスマホのひび割れなど。
天候が良ければもう少し歩き易いのかもしれないが、
道標はもう少し整備してほしいとの意見で一同一致。
二次会の部屋飲みでも本題になかなか入れずに
時間切れでお開き、今後の計画は次回に持ち越し。
翌朝、朝食バイキングで朝食を済ませ、
K君は修善寺のお友達との面会予定のため、
一足先にチェックアウト。
残ったメンバーでホテルの広い庭園を散策、
10:30にチェックアウトし、
駅までホテルの車で送ってもらう。
帰路の途中にあたる乗換駅の三島周辺を散策し、
時折スコールの様な通り雨に悩ませながらも、
「楽寿園」の庭園、湧水路の源兵衛川を散策。
思わぬ三島散策であったが、結構面白かった。
雨宿りを兼ねて、駅近くのカフェ「7gousits:ナナゴウシツ」で
ハーブティとピタパンのお洒落なセットでランチ。
歳は重ねても女子は未だ未だこのお洒落感が大切な様子、
爺さん一人では絶対に入ることは無いので、
貴重な「お洒落」な時間であった。
ランチ後、小田原までは一緒して、
そこから其々の最寄駅を目指したルートのため解散。
車中で少しだけ今後の計画の話もあがったが、
結局、皆の予定と意向を調整するのが難しく決まらなかった。
【後日追記】
今回のコースは、やはり富士山が雪化粧している時分に
多くのハイカーが訪れているようである。
寒い時期の空気が乾燥して眺望も良くなるとテンションもあがり、
コースの泥濘も無ければ、もっと歩き易くなるのだろう。
泊まったホテルの食事も露天風呂から眺めも良かったので、
時季を改めて再訪してみよう!
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