2011年山納め 「岩の二子山」と「鍾乳洞の立処山」
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 03:06
- 距離
- 2.6km
- 登り
- 413m
- 下り
- 391m
コースタイム
7:24 登山開始
7:30 股峠
7:54 東岳
8:21 股峠
8:26 上級者、一般分岐(着替え)〜8:34
8:50 分岐点へ引き返し
9:15 西岳山頂〜9:21
9:52 折り返し地点
10:24 坂本方面への分岐
10:26 股峠
10:30 駐車場
立処山
11:48 登山開始
12:15 山頂への標
12:23 山頂〜12:33
12:41 鍾乳洞〜12:57
13:17 駐車場
天候 | 冷たい風が吹きすさぶ晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
二子山 20:33 自宅発 0:18 駐車場着 142km 国道299号を秩父方面から群馬方面へ。 くねくねと曲がりだしたら、右手に「民宿 登人」が出てきます。 そのすぐ先を右折。 5kmほどで左手に赤いドラム缶2本並んでいる箇所があります。 その向い側辺りに10台前後駐車可能なスペース。 立処山 国道299号と国道462号が交わる直前を左折。 河原というかなんというか、適当なスペースがあるのでそこに駐車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
二子山 東岳西岳全体的に危険コースになります。 どこもかしこも1歩間違ったら大怪我確実なので要注意。 積雪時、凍結時は避けることをお勧めします。 西岳の「上級コース」「一般コース」は名前を改めた方がいい気がしました。 「ロッククライミングコース」と「登山コース」くらい違います。 完全に行き先を理解しつつ、ロープ、ヘルメット等の装備が必要と思われます。 立処山 山全体で、特に危険箇所はありません。 勾配が急なので、滑り落ちないことを注意してください。 鍾乳洞は思いのほか方向感覚を失います。 無茶をして進んで、帰れなくならないように! |
写真
感想
今回は「登山を始めた年の山納め」という事で、
どこに行こうかかなりいろいろ考えました。
結果、金峰山の岩歩きを思い出し「再体験したいなと」いう願望を叶えるべく、
奥秩父の二子山を選択しました。
地図を見ているうちに発見した「鍾乳洞」の文字。
せっかくなのでついでに立処山の冒険もセットにしてみました♪
まずは二子山。
いつものように車中にて前泊。誰もいない真っ暗な山奥、考えたら怖いですよね(^_^;)
一人っきりの星空を堪能した後、朝7時まで熟睡。
駐車場からわずか徒歩5分で「東か西か」という分岐点まで到達。
本来二子山を楽しむのであれば、坂本方面から1〜3時間かけての山歩きの方がいいのでしょうけれど、
今回は「岩を歩きたい!」という目的なので、こちらの登山口を選択。
東岳への道のりは「短いのだけれど濃密度」といった感じです。
もし鎖がなかったら、きっと行くのを辞めてしまうであろう道がそこかしこに…
しかしあっという間に到着♪
ここからは西岳もよく見えるし、両神山もよーーく見えます(^-^)
一呼吸整え、すぐさま折り返します。
股峠にて、看板を声に出して読みます。
「危険を感じたら引き返す勇気を!」
そうです、上級コースへの挑戦です!!
コースの取り付きまで来ました…
完全にロッククライミングの世界です…
その世界にいた事もあるので、まずはじっくりと見学。
行けなくはなさそうなんです。
そして約5分ほど登ったでしょうか?
その先の行方がわからず、右方向へ行ったらいいものか、はたまた逆か…と悩み。
勇気ある撤退を決意しました。
いつか、ちゃんとした知識のある人と、攻略したいです!
一般コースにて山頂に到着。
ここまでは東岳よりも難易度は低いです。
だけど、西はここからがメイン♪
長ーーく続く岩場を延々と歩くのが快感!高所恐怖症の方はお控えください(笑)
メモを読み返し、たった30分ほどしか歩いていないことに気がついたのですが、
やはりここもとても濃度の高い、良い山歩きだった事を実感しました。
向こう側に、セメントの原料として削られ続けている「叶山」を見たら折り返し。
今度は風も当たらぬ、アップダウンもほどほどののんびりモードの山歩きになります。
途中、ロッククライミングの名所にぶち当たり、たくさんのクライマーを目にしました。
そこまで来たら股峠もまもなく、車まであと一歩です。
一息入れたら、国道299号沿いにある「恐竜の足跡」、
462号を右折し、少し進んだ「白水の滝」「叶山鉱山入り口」を見学し、
本当の山納め「立処山」へ。
山自体は約35分ほどで山頂に到達。
ながらも、かなりの急勾配なのでどっと汗をかいてしまいました!
ロープも要所要所に設置されているので、ずいぶんと助けられました。
山頂からは、叶山→二子山と見え、結果1直線上の山だと知りました。
いよいよ鍾乳洞です!
ここは観光地化されておらず、全くの手付かず状態!
少々のハシゴと鎖しかないので、十分注意して入ってください。
ライトも、出来たらヘッドライト+懐中電灯くらいの用意はあったほうがいいです。
横ばいにならないと通れないような細い入り口をくぐると…
広い!!
天井も高く、くねくねしてはいるものの、トラック等でも走れそうなほど広い道幅?
緩やかな傾斜をどんどんと降りて行きたいところですが、
恐怖心と不安感でなかなか進めません!
分かれ道も、どちらから来たのか全然わからなくなってしまいそうだったので、
結局距離はそう歩いていません。
それにしても、入り口からの光が微塵も入ってこない場所にて、明かりを消して「真の闇」を体験できたし、
野生のコウモリを至近距離で観察できたしで
大 大 大 満 足 !
帰りに、入り口の光が見えた時は、本当に本当に!ホッとしました!
2011年の山登りは、こうして良い終わりを迎えることが出来ました。
これも、間違いなくたくさんのヤマレコユーザー様達の情報のおかげです!
来年も、今年よりほんの少しでも多くの「有意義な」情報を提供することを目標に、楽しい山歩きを続けていきたいと思います♪
読んでくださった皆様、ありがとうございました!
来年もよろしくお願いします(^O^)/
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する