ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 157898
全員に公開
ハイキング
奥秩父

2011年山納め 「岩の二子山」と「鍾乳洞の立処山」

2011年12月23日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
03:06
距離
2.6km
登り
413m
下り
391m

コースタイム

二子山

7:24 登山開始
7:30 股峠
7:54 東岳
8:21 股峠
8:26 上級者、一般分岐(着替え)〜8:34
8:50 分岐点へ引き返し
9:15 西岳山頂〜9:21
9:52 折り返し地点
10:24 坂本方面への分岐
10:26 股峠
10:30 駐車場

立処山

11:48 登山開始
12:15 山頂への標
12:23 山頂〜12:33
12:41 鍾乳洞〜12:57
13:17 駐車場
天候 冷たい風が吹きすさぶ晴天
過去天気図(気象庁) 2011年12月の天気図
アクセス 二子山

20:33 自宅発 0:18 駐車場着 142km

国道299号を秩父方面から群馬方面へ。
くねくねと曲がりだしたら、右手に「民宿 登人」が出てきます。
そのすぐ先を右折。

5kmほどで左手に赤いドラム缶2本並んでいる箇所があります。
その向い側辺りに10台前後駐車可能なスペース。

立処山

国道299号と国道462号が交わる直前を左折。
河原というかなんというか、適当なスペースがあるのでそこに駐車。
コース状況/
危険箇所等
二子山

東岳西岳全体的に危険コースになります。
どこもかしこも1歩間違ったら大怪我確実なので要注意。

積雪時、凍結時は避けることをお勧めします。

西岳の「上級コース」「一般コース」は名前を改めた方がいい気がしました。
「ロッククライミングコース」と「登山コース」くらい違います。
完全に行き先を理解しつつ、ロープ、ヘルメット等の装備が必要と思われます。

立処山

山全体で、特に危険箇所はありません。
勾配が急なので、滑り落ちないことを注意してください。

鍾乳洞は思いのほか方向感覚を失います。
無茶をして進んで、帰れなくならないように!
まずは東岳へ向かいます!
まずは東岳へ向かいます!
出発時の駐車状況はこんな感じ。
出発時の駐車状況はこんな感じ。
駐車場の目の前が登山口になっています。
駐車場の目の前が登山口になっています。
徒歩5分ほどで東と西への分岐点が。
徒歩5分ほどで東と西への分岐点が。
東岳最大の関門!鎖のない側は絶壁です!
東岳最大の関門!鎖のない側は絶壁です!
それでも30分ほどで山頂へ到着♪
それでも30分ほどで山頂へ到着♪
お次はメインの西岳へ♪ワクワク
2
お次はメインの西岳へ♪ワクワク
一般コースと上級コースの説明。
一般コースと上級コースの説明。
「危険を感じたら引き返す勇気を!」声に出して3回唱えました!
「危険を感じたら引き返す勇気を!」声に出して3回唱えました!
上級コースの取り付き…
上級コースの取り付き…
西岳山頂。強風なり。
1
西岳山頂。強風なり。
ここからが本番!最西端へ向って、稜線歩き!
2
ここからが本番!最西端へ向って、稜線歩き!
一番折り返しまで来るとよく確認できる「叶山」
一番折り返しまで来るとよく確認できる「叶山」
垂直に降りる岩場もあり。
1
垂直に降りる岩場もあり。
折り返して、股峠に向う道のほのぼのとしてたこと!
折り返して、股峠に向う道のほのぼのとしてたこと!
帰りはいっぱい!路駐もたくさん!
帰りはいっぱい!路駐もたくさん!
さざなみ岩。恐竜の足跡です!
1
さざなみ岩。恐竜の足跡です!
白水の滝。
叶山へ向うトンネルです。
叶山へ向うトンネルです。
立処山登山口案内看板。
立処山登山口案内看板。
最初から最後まで、ゴロゴロした岩がたくさん転がっています。
最初から最後まで、ゴロゴロした岩がたくさん転がっています。
山頂から、叶山を挟んで二子山が見えます♪
1
山頂から、叶山を挟んで二子山が見えます♪
山納めもメインディッシュ!!鍾乳洞探検!!
山納めもメインディッシュ!!鍾乳洞探検!!
入り口狭い!
くぐるとひろーい!!
くぐるとひろーい!!
天井も高く、ほんのり温かさを感じます。
天井も高く、ほんのり温かさを感じます。
鍾乳石が伸びるさま。
鍾乳石が伸びるさま。
発見!コウモリ!
群れでいましたo(^▽^)o
1
群れでいましたo(^▽^)o
まだまだ先は長そうだけど、不安感いっぱいなのでこれにて!
まだまだ先は長そうだけど、不安感いっぱいなのでこれにて!
どれだけほっとしたことやら(*^_^*)
どれだけほっとしたことやら(*^_^*)

感想

今回は「登山を始めた年の山納め」という事で、
どこに行こうかかなりいろいろ考えました。

結果、金峰山の岩歩きを思い出し「再体験したいなと」いう願望を叶えるべく、
奥秩父の二子山を選択しました。

地図を見ているうちに発見した「鍾乳洞」の文字。
せっかくなのでついでに立処山の冒険もセットにしてみました♪



まずは二子山。
いつものように車中にて前泊。誰もいない真っ暗な山奥、考えたら怖いですよね(^_^;)
一人っきりの星空を堪能した後、朝7時まで熟睡。

駐車場からわずか徒歩5分で「東か西か」という分岐点まで到達。

本来二子山を楽しむのであれば、坂本方面から1〜3時間かけての山歩きの方がいいのでしょうけれど、
今回は「岩を歩きたい!」という目的なので、こちらの登山口を選択。

東岳への道のりは「短いのだけれど濃密度」といった感じです。
もし鎖がなかったら、きっと行くのを辞めてしまうであろう道がそこかしこに…

しかしあっという間に到着♪
ここからは西岳もよく見えるし、両神山もよーーく見えます(^-^)
一呼吸整え、すぐさま折り返します。

股峠にて、看板を声に出して読みます。
「危険を感じたら引き返す勇気を!」
そうです、上級コースへの挑戦です!!



コースの取り付きまで来ました…
完全にロッククライミングの世界です…

その世界にいた事もあるので、まずはじっくりと見学。
行けなくはなさそうなんです。

そして約5分ほど登ったでしょうか?
その先の行方がわからず、右方向へ行ったらいいものか、はたまた逆か…と悩み。

勇気ある撤退を決意しました。
いつか、ちゃんとした知識のある人と、攻略したいです!

一般コースにて山頂に到着。
ここまでは東岳よりも難易度は低いです。

だけど、西はここからがメイン♪
長ーーく続く岩場を延々と歩くのが快感!高所恐怖症の方はお控えください(笑)

メモを読み返し、たった30分ほどしか歩いていないことに気がついたのですが、
やはりここもとても濃度の高い、良い山歩きだった事を実感しました。

向こう側に、セメントの原料として削られ続けている「叶山」を見たら折り返し。
今度は風も当たらぬ、アップダウンもほどほどののんびりモードの山歩きになります。

途中、ロッククライミングの名所にぶち当たり、たくさんのクライマーを目にしました。
そこまで来たら股峠もまもなく、車まであと一歩です。


一息入れたら、国道299号沿いにある「恐竜の足跡」、
462号を右折し、少し進んだ「白水の滝」「叶山鉱山入り口」を見学し、
本当の山納め「立処山」へ。

山自体は約35分ほどで山頂に到達。
ながらも、かなりの急勾配なのでどっと汗をかいてしまいました!

ロープも要所要所に設置されているので、ずいぶんと助けられました。

山頂からは、叶山→二子山と見え、結果1直線上の山だと知りました。


いよいよ鍾乳洞です!
ここは観光地化されておらず、全くの手付かず状態!
少々のハシゴと鎖しかないので、十分注意して入ってください。

ライトも、出来たらヘッドライト+懐中電灯くらいの用意はあったほうがいいです。

横ばいにならないと通れないような細い入り口をくぐると…

広い!!

天井も高く、くねくねしてはいるものの、トラック等でも走れそうなほど広い道幅?
緩やかな傾斜をどんどんと降りて行きたいところですが、
恐怖心と不安感でなかなか進めません!

分かれ道も、どちらから来たのか全然わからなくなってしまいそうだったので、
結局距離はそう歩いていません。

それにしても、入り口からの光が微塵も入ってこない場所にて、明かりを消して「真の闇」を体験できたし、
野生のコウモリを至近距離で観察できたしで


大 大 大 満 足 !


帰りに、入り口の光が見えた時は、本当に本当に!ホッとしました!



2011年の山登りは、こうして良い終わりを迎えることが出来ました。
これも、間違いなくたくさんのヤマレコユーザー様達の情報のおかげです!

来年も、今年よりほんの少しでも多くの「有意義な」情報を提供することを目標に、楽しい山歩きを続けていきたいと思います♪


読んでくださった皆様、ありがとうございました!
来年もよろしくお願いします(^O^)/

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1301人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 奥秩父 [日帰り]
技術レベル
3/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら