鳳凰山 9歳長男と(青木鉱泉周回)
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 2,011m
- 下り
- 2,010m
コースタイム
天候 | 1日目:雨時々曇り 2日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
1車線の林道を登って行く。左右の路肩がない道路、未舗装の荒れた道路、舗装がガタガタに荒れた道路、きれいに舗装された道路、落石・倒木が至る所にあるドライバーを飽きさせない道路である。 ステップワゴンでも走行できたのでスポーツ車でなければ大丈夫かもしれない。 ■駐車場 青木鉱泉の駐車場 750円/日。受付は建物に向かって右に行き建物沿いに進むと事務所が受付になっている。早朝は開いていないようだったので帰りに車のナンバーを伝えて支払い。 車中泊をするなら平らな駐車場へ。早朝到着ならその上の左右にも駐車場があるのでそちらでもよさそう。 ■バス(今回使わなかったが情報まで) http://www.y-c-k.com/tozan.html 9月8日(土)は運休と掲示されていたが、午後の1便は発車したようなので一部運休だったようだ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山ポスト 青木鉱泉の自動販売機のそばにある。 ■水場 青木鉱泉の自動販売機の裏に蛇口がある。 必ずここを通るので水はここで入れればOK。 ここの自販機のコーラはむちゃくちゃ冷たくて、下山時におすすめ。 ■トイレ 青木鉱泉にあり、道を挟んで建物と反対側の小屋がトイレ。チップ制。 ■登山道 ◇ドンドコ沢〜鳳凰小屋 滝、渡渉、倒木、崩落が多く飽きないコース。 ザックが大きいと抜けるのに一苦労の場所も。 白糸の滝の上には日本庭園のような美しい場所がある。 韮崎市の登山道の整備を望む。 ◇鳳凰小屋〜薬師ヶ岳 大きな段差あり、花崗岩の砂礫ありで地蔵岳へ。 オベリスクは濡れていなければ握力と腕力があれば登れそう。 地蔵岳から薬師ヶ岳はアップダウンの稜線歩き。 晴れていれば南アルプス、富士山の絶景。 ◇薬師ヶ岳〜青木鉱泉 中道。御座石が唯一の見どころ。 自然林や植林の樹林帯をひたすら、ひたすら、ひたすら歩く。 林道から青木鉱泉への近道は橋が流されていた。 疲れが足に来ていなければ渡れる程度であるが、青木橋まで下って登り返した方が安全。 ※標準コースタイムについて 山と渓谷社の標準コースタイムは若干長めに設定されているのではないだろうか。 登りは全ての滝を見に行き、ゆっくり登ったにも関わらずほぼ予定通りの時間。 稜線はオベリスクや眺望を楽しんでいたが、ほぼ予定通りの時間。 下りは休憩をしっかりいれていたが、予定より40分ほど早く下山。 |
その他周辺情報 | ■温泉 青木鉱泉で入れる。 1,000円/人 我らは「武田乃郷白山温泉」まで移動。大人600円、子供400円。 ■飲食店 近くにはない。青木鉱泉に自販機のみ。 青木鉱泉でも軽食を取れるという情報もあるが真相は不明。 8、9月は勝沼周辺を中心にぶどう狩りができる。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
携帯トイレ
|
---|
感想
長男との日本百名山58座目。
また週末の天気予報がよくない。
今回も雨に加えて台風並みの強い西風の予報。
それでも、日曜日は晴れの予報なので、一泊の予定で1日目は東斜面樹林帯を登って泊まれ、2日目は山頂か稜線に立てるところを探した。
結果、鳳凰山のみ候補として残った。
鳳凰山は夜叉神峠から入山して広河原に下山するルートを考えていたが、不安定な天候が続いている状態では致し方なし。
青木鉱泉から入山しドンドコ沢を登り鳳凰三山を巡ったのち、中道を通って青木鉱泉に戻る周回ルートとした。
深夜に青木鉱泉まで過酷な林道を運転し、駐車場で車中泊。
翌朝起きるとやはり雨。それでも小雨なので十分登山できる天候。
青木鉱泉でトイレを済まして入山。
初っ端から倒木が道をふさいでいるが、根元を迂回して通過。
崩落防止の工事現場は高さに圧倒される。
急登を九十九折れに登っていったり名もなき滝を通ったり、たくさんのキノコに出会ったりしていると、南精進ヶ滝への分岐に。
今日は鳳凰小屋でテント泊予定なのですべての滝を見に行こうと長男と約束していた。
多少迷った部分もあったが無事に南精進ヶ滝に到着。
雨で増水しているであろう滝の力強さを感じた。
登山道に戻り次は鳳凰の滝へ。
鳳凰の滝は増水していて滝がはっきり見えるところまで近づくことはできなかった。
登山道に戻って登っていると左手に崩落場所が。
トラバースできなくもなさそうだが、安全第一で登って迂回するルートを通る。
白糸の滝はちょっと太目?雨で増水しているから?
五色滝は滝壺まで下りていけますが雨で増水しているので止めておきました。
次は増水していない時にきたいですね。
急登を進んでいくと、日本庭園のような風光明媚な場所を通ります。
そこからしばらく行くと鳳凰小屋に到着。
小屋で受付を済ませてテント設営。
平坦でペグが刺さりやすい整備されたテン場です。
ペグうち用のハンマーを貸してくれます。
小屋に到着する前から雨は小雨か止んでいる状態。
濡れた衣類を着替えて小屋の前のベンチで一服。
長男は小屋番さんにかまってもらえるのがうれしくて湯沸しの場所でジャマばかりしていました。
そんなお邪魔虫に優しく接してくれる小屋番さんに感謝です。
雨が少し強くなった夕方にテントに戻り夕食。
ハンバーグとごはん、スープに果物。
お腹いっぱいになったところで雨が止み、再びベンチへ。
持ってきたトランプで暗くなるまでずっとスピードをやってました。
日没前に青空が見えたので星空を期待していたけど、結局雲がかかってしまいました。
あっさり諦めて就寝。
2日目。
夜明け前に出発していく方もいましたが、われわれは十分に明るくなった6時に出発。
昨日とは打って変わって青空の中の山行。
樹林帯を抜けると地蔵岳まで花崗岩の白砂を上がって行く。振り返ると甲府盆地にかかる雲海が太陽に照らされて銀色に輝いている。
オベリスクを目指して上がって行き、途中左手の標識へ。
われわれはこちらにザックをデポしてオベリスクへ。
行けるところまで行きたいという長男の後ろにまわりサポート。
最後の部分は行けませんでしたね。
でも、手を貸すことなく登って降りてくることはできました。
ザックを回収して稜線歩きへ。
稜線に出ると強い西風。予報通り。
でも、甲斐駒ケ岳から農鳥岳の南アルプスが眼前に広がっていました。
観音岳、薬師岳と縦走し初の南アルプスを満喫。
鳳凰三山登頂。
日本百名山58座目。
名残惜しかったのですが、ゆっくりもしていられないので中道へ。
御座石まで下山してα米の昼食。
中道は景色も観光スポットもなくひたすら下る。
自然林の樹林帯、植林の樹林帯をただただ下る。
下り終わると廃屋となった小屋が現れる。
そこからは林道をえっちらおっちら。
青木鉱泉への近道に入って行き、渡渉を3回するが橋が流されていて増水時は危険なため迂回した方がよかったかな。
1日目に支払えなかった駐車料金を支払いに行き、自販機でコーラを飲んで駐車場へ。
温泉に入った後は勝沼まで車を走らせぶどう狩り。
心もお腹もいっぱいになったところで、車でいっぱいの高速道路へ。。。
道中何度かお会いしました。
お二人のハイペースに脱帽でした(苦笑)
1日目は生憎の天気でしたが、2日目は良かったですね。。
息子さんとの100名山制覇、陰ながら応援していますね!
goripon28さん、こんにちは。
天気は狙い通り二日目が晴れてくれて最高の鳳凰山になりましたね。
ご来光を見に早朝出発していたのには気付きませんでした。
百名山はまだまだ折り返したところですので気合い入れなおしていきたいと思います。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する