(過去レコ)本高森山⇔大島山⇔念丈岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 1,720m
- 下り
- 1,720m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
未舗装の林道だが、徐行すれば非4駆車でも腹をこすることはない。 |
写真
感想
【山行記録投稿=2018年9月26日】
昭文社の2009年版の山地図が手元にあるが、念丈岳から南西の高森山経由で吉田山へ至る稜線には登山道が記されていない。
この稜線に登山道があるのを知ったのは、2011年5月に鳩打峠から念丈岳へ行った際、ネットの山行記を読んで知った。
その時、大島山は展望が良さそうだったので、いつか機会があれば行ってみたいと思っていた。上松町の風越山から独標(2338.7m)へ行く時に南信まで来て、独標の前日か翌日に登ることも考えていたが、仕事柄なかなか連休が取れないうえに、二日続けて非常にハードな山行は無理なようにも思っていた。
23日は仕事が休みで、前日の天気予報からも雨の心配は全くなかった。前日の仕事は午前中で終わり、帰宅後は装備を整えて早く床に着き、午前0時前に自宅を出る。本庄児玉IC〜松川IC間を往復とも高速走行。
高森ゴルフ場の敷地内で登山口へ向かう林道が分かりにくく、行ったり来たりしていたら、下から軽トラが上がって来る。高森山の登山口への道順を教えてもらった後、「気を付けて行きなよ!」と気配りのある一言を頂く。
登山口へ着いた時はまだ暗かったが、身支度している内にライト無しで歩ける明るさとなる。
本高森山まではとても歩き易い道で、沿道の笹は広く刈り払いされていた。本高森頂上からは南アルプス方面が見えるが、広く開けているという感じではない。
途中の前高森山は帰路、状況によっては行ってみることにしていた。林の中で展望はないらしい。実際には、帰路は疲れ果てて行く気がしなかった。
本高森山から先は上澤新道として平成19年(2007年)に拓かれたそうだ。頂上の北側と念丈岳下方にそのことを記したラミネート表示がある。
今年度版の『山と高原地図』には登山口から本高森山までは一般道として赤の実線で表示されているが、それから北の念丈岳までは全く表示されていない。登山道が開設されて7年過ぎになるが、山地図に表示されないのは何か事情があるのだろうか?
今夏も狩り払いされたらしく、普通の登山道並みに歩き易いが、靴跡は多くない。山地図にルートが書かれてなく、ルートの存在を知らない人が多いのだろうか?ただ、二ヶ所ばかり崩落したガレの上端を歩く所があり、不特定多数の登山者向けという感じでもない。
大島山の小さな山名表示板には2143mと書かれている。地形図の2158mピークは通らず、水場を経由するルートとなっていた。
大島山は周辺に針葉樹があるにはあるが、ほぼ360度の展望だ。
水場(上澤の泉)はせせらぎの音を立てて流れ、近くの笹原には幕営用の切り開きがあった。吉田山の登山口から上がってここでテン泊し、翌日は念丈岳〜烏帽子岳経由で鳩打峠へ下れば素晴らしい周回山行となるだろう。
念丈岳直下には立木に捕まって身体を引き上げる急斜面もあったが、6日前に行った蒲田富士に比べれば序の口という感じ。
念丈岳頂上は遮る物のないパーフェクトな360度の展望だった。浅間山もはっきり見え、湯ノ丸山辺りまで微かに見えていた。白根三山や赤石岳〜悪沢岳も素晴らしかった。この山頂の雰囲気は三ノ沢岳南西の独標によく似ていた。
水は500ミリを4本持っていたが、それでは足りないほどに暑かった。水場がとてもありがたかった。
下山時は疲労困憊だったが、好天に恵まれ、目的達成感は200%だった。
他の登山者は本高森山の近くで単独行に会っただけで、好天の休日にしては意外にも少なかった。
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