筑波山山麓
- GPS
- 02:49
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 353m
- 下り
- 339m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
沼田→六所大神宮跡 の一部はほとんど使われていないところが一箇所 白滝コース(筑波古道側からのルート)は藪がすごくて通りにくい |
写真
感想
昨日筑波古道の案内所で拾ったパンフレット「歩いて発見!筑波山麓マップ」によると、白滝コースは田井の里地域づくり愛好会が整備したとのこと。感謝。一昨日通ったように六所大神宮→夫女が石→白滝神社→つつじが丘というコースと、筑波古道近くから夫女が石にショートカットするコースがあるとのことで、いずれも古くからある道のようです。
明治始めまでは現在の筑波山神社の場所には中禅寺があって、筑波山頂のイザナギ・イザナミの拝殿としての役割は六所大神宮が担っていたとのことです。このため周辺では最も格式の高い神社であったとのこと。六所大神宮への参詣路や六所大神宮から頂上の本殿に向かう道があって賑わっていたそうです。
今日は明朝の頂上決戦(笑)に備えて休憩日ということで、体力を使わないように、山麓の古い道を歩いてみることにしました。
(A)沼田(筑波山口)→筑波古道交差点→六所大神宮跡:明治始めまでの参詣道
(B)六所大神宮跡→夫女が石:つつじが丘経由の女体山登山道
(C)筑波古道付近→夫女が石:六所大神宮を通らないショートカット
(D)夫女が石→筑波山神社白雲橋登山口:大神宮から女体山頂・男体山頂に向かう登山コース
これを A→B→C→逆C→D と通って、最後に筑波山口に降りることにしました。
ちなみに昨日の筑波古道を中心に考えると、この道は「本通り」と呼ばれて、明治はじめまでは中禅寺の真正面に出たそうです。
これに対して一の鳥居を過ぎて、すぐ右手に別れる道が「東山元町通り」で、途中からDと合流して現在の白雲橋コースになります。途中に「大学坊」とかあって、地名もアカデミックです。
さらに上の方で左手に別れるのが「西山通り」で現在は大御堂の横を通ってケーブルカーの宮脇駅に出ます。実はこの先に現在は使われていない男体山に向かう登山道につながっています。上の方で現在の御幸ヶ原コースと合流します。
これに「表参道」も加えると、名前だけ聞くとブティックが並ぶおしゃれな町みたいですけど…
しかしAでは、ぬかるんだ上に笹竹が密生しているところが一箇所。今日だけ登山靴じゃなくてウォーキングシューズで来たので泥まみれで中まで…。藪を出たら地元の人がたまたまいて「ここ抜けられました?」って。話を聞くと昔は沢山の人が通ったらしいです。
Cも途中抜けるのが大変な薮道になっていました。
下りの大御堂の下で声をかけてきた人がいて、なんとTXの駅よりちょっと南の自宅を朝出て、走ったり歩いたりして筑波古道を通って御幸ヶ原まで登ったとのこと。これからまた自分で足で帰るそうです。総距離は40km以上になるらしい。現代の参詣客ですね。
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