燕岳（1泊）〜晴れても雨でも良いね〜

2018年09月28日(金) 〜 2018年09月29日(土)

• GPS: 32:00
• 距離: 9.8km
• 登り: 1,387m
• 下り: 1,387m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:50
• 休憩: 1:50
• 合計: 6:40

9:00 中房温泉登山口
9:40 9:50 第１ベンチ
10:10 10:20 第２ベンチ
11:00 11:10 第３ベンチ
11:40 11:50 富士見ベンチ
12:20 12:50 合戦小屋
14:00 14:30 燕山荘
15:00 15:10 燕岳
15:40 15:40 燕山荘
15:40 宿泊地

2日目

• 山行: 2:30
• 休憩: 0:30
• 合計: 3:00

6:20 宿泊地
6:20 6:20 燕山荘
7:10 7:30 合戦小屋
7:50 8:00 富士見ベンチ
9:20 9:20 中房温泉登山口
9:20 ゴール地点

9月はスッキリ晴れた日が少なかった。週末になるとイマイチな天気。それに、野球やラグビーや用事もいろいろ。月末になってようやく山へ行けそうなのに、また台風？奇跡的に金曜日が晴れなので、下山時の雨は覚悟の上で、燕岳1泊、行ってきました。ほんと、9月中に登山ができてホッとしたし、1日目は良い天気で良い眺めで幸運。2日目は朝のうちは見晴らしの良い雨だったので、かえって、雨を楽しみに変えることができたくらいの更なる幸運。

レイヤリングの難しい時期ですが、今回は以下のとおり
1日目：ドライメッシュ、ブレスサーモライト長袖シャツ、夏用スボン。合戦小屋から上では半袖Tシャツをプラス。
小屋滞在時：ジオラインLW長袖、R1フリース、ブレスサーモハーフタイツ、ズボン。外ではダウンジャケットをプラス。
2日目：ドライメッシュ、ジオラインLW長袖、ドライアクセル半袖、CWXタイツ、レインウェア上下。

天候

1日目：登り口は晴れ。富士見ベンチあたりから雲の中で、気温も急に下がる。稜線は晴れ。　　　　
2日目：朝から雨だけれど、見晴らしは良好。

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

連休後の金曜日で、翌日は確実に雨という条件ながらも、燕岳は人気の山。時間的に中房温泉近くの駐車場はきっと満車と予想。狭い林道をさまようのを避けて、安曇野市内のしゃくなげ荘市営駐車場に駐車。そこから8:10発の乗り合いバスを利用。バス代1,200円。気楽で良い選択だったと思う。（案の定、第1、第2駐車場は、満車でした）

コース状況／危険箇所等

さすがに歩きやすい登山道でした。確かに急こう配が多かった気がするものの、あまり気にならない。

その他周辺情報

５年前に常念岳に登った際にも、しゃくなげ荘の駐車場を使ったので、その時と同じ気でいたら、新しい「しゃくなげの湯」ができて、付近の様子が激変・・・駐車場探しで彷徨ってしまいました。その「しゃくなげの湯」下山後に入浴してとても快適でした。近くには美味しい蕎麦屋も点在し、農産物直売所もできたので、下山後はしゃくなげの湯周辺でいろいろ楽しめると思います。

写真

9/28 8:03

しゃくなげ荘駐車場から、8:10発の乗り合いバスを利用します。

9/28 8:11

乗客は4名。の〜んびり登山口を目指します。

9/28 8:53

8:50登山口到着。良いお天気。

9/28 9:03

少し車酔いした・・・しばらく休んでから歩き始めます。

9/28 9:05

標高差1300mですか〜のんびり登りましょう。

9/28 9:17

パイナップルみたいな巨大な松ぼっくり。

9/28 9:28

美味しそうな木の実。

9/28 10:08

美味しそうなきのこ。

9/28 10:13

第2ベンチまでは快調にすんなり。

9/28 10:21

まだまだフレッシュなたぬき。

9/28 10:24

なかなか変化に富んだ登山道です。

9/28 10:46

下の方も風化した花崗岩なんですね。

9/28 10:47

だんだん見晴らしが良くなります。新緑とは違う、秋の黄緑ですね。

9/28 10:58

第3ベンチ。まだ半分なのね・・・。

9/28 10:59

だいぶ汗ばむたぬき。

9/28 11:34

ボブスレーコースみたいな花崗岩の道が増えてきました。

9/28 11:37

富士見ベンチ。この辺から空気がひんやりし始める。

9/28 12:02

ちょうど雲の高さのようです。

9/28 12:06

本当ですか〜？

9/28 12:20

本当でした。

9/28 12:21

壊れかけのたぬき。

9/28 12:26

ここでお昼ご飯にします。

9/28 12:47

この辺りの紅葉は最盛期のようですね。

9/28 12:54

ドライフラワー状態のヤマハハコ。

9/28 12:57

合戦尾根は紅葉の中。

9/28 13:07

見晴らしがあれば最高なのですが。

9/28 13:31

これでも、紅葉の中を歩くのは楽しい。

9/28 13:34

確か、地図では燕山荘の手前にクサリの表示。もうすぐかな？

9/28 13:39

まだ、あそこまで登るのね・・・。でも、晴れてる！

9/28 14:01

燕山荘のテン場だ！三角のテント、カッコいい。

9/28 14:02

稜線に到着！快晴の絶景に思わず笑ってしまう。

9/28 14:02

燕岳、きれい！

9/28 14:03

槍ヶ岳も見えてる。

9/28 14:04

でも、疲れて壊れてるたぬき。

9/28 14:06

これが、銀座四丁目的な道標ですね！

9/28 14:07

燕山荘、お洒落な雰囲気〜。

9/28 14:22

すごい収容力の小屋ですね〜。

9/28 14:21

本日はこの区画に3人。広々と寝られそうです。

9/28 14:29

謎のオブジェと燕岳。

9/28 14:31

蘇ったたぬき。

9/28 14:33

紅葉もまだまだ綺麗ですよ。

9/28 14:34

それにしても、本当に綺麗な山ですね！見惚れちゃいます。

9/28 14:34

白と緑の山ですから、青空が良く似合います。

9/28 14:36

なんか、甲斐駒と似てますね。

9/28 14:36

いや〜ここを歩くの本当に楽しいです。ニヤニヤしながら歩いてます。

9/28 14:35

これがイルカさん？

9/28 14:38

どっちからみてもイルカさんなんですね。

9/28 14:48

凄く良い所へ来た実感。現実？天国？

9/28 14:50

めがね岩、なるほどね〜。

9/28 14:56

いよいよ頂上。

9/28 14:58

頂上は満員ですが、

9/28 15:03

飛び込んで記念撮影。何故だかわからないけど、凄く嬉しい！

9/28 14:58

槍ヶ岳も良いし、

9/28 15:00

伸びやかな稜線も良いし、

9/28 15:00

白い山肌が良いし

9/28 15:18

ブロッケンまで楽しめました。

9/28 15:29

小さな秋の彩り

9/28 15:31

9/28 15:31

9/28 15:32

9/28 15:33

9/28 15:34

9/28 15:34

これ、猿の惑星の核ミサイルみたい？

9/28 15:42

燕山荘、立派な山小屋ですね。食堂の様子から、本日は180人以上の宿泊客だったかもしれない。

9/28 16:48

同部屋の御年78の大先輩と意気投合して、生ビール＆枝豆＆ウインナーで乾杯！

9/28 17:04

美味しくてボリュームある夕食。ハンバーグはチーズインでした。

9/28 17:58

食後はウイスキー。なんと大先輩もウイスキー持参でした！ダブルで再び乾杯！

9/26 22:41

リッチな雰囲気の燕山荘に持ってきたのは、リッチな味わいのブレンデッド。バランタイン21年。

9/28 18:17

日没後の余韻。槍ヶ岳のシルエットが美しい。

9/28 18:19

安曇野の街明かり。

9/28 18:19

燕山荘の明かり。
このあと同室のもう一方からワインも一口頂いて、酔いがぐるぐるで就寝。

9/29 4:58

5時。朝食もGoodでした。

9/29 5:11

外は雨です。日の出前の空が雲と雲の間で赤く滲んでいます。

9/29 5:52

雨は降り続いていますが、見晴らしは悪くないです。

9/29 5:53

空気がしっとりとして、紅葉が落ち着いて見えます。

9/29 5:53

八ヶ岳方面も見えています。

9/29 5:53

雲海に浅間方面の山々も浮かんで見えています。

9/29 5:54

鹿島槍もクッキリ。

9/29 6:10

今日は1日雨の予報。パーティーが続々と下山していきます。

9/29 6:14

大先輩に撮って頂きました。

9/29 6:19

本当に良い山でした！名残惜しいけれど、私も下山。

9/29 6:21

雨でドライフラワーが復活？

9/29 6:21

9/29 6:29

山城のような燕山荘。

9/29 6:31

昨日の合戦尾根では見えなかったのに、雨の本日は槍がずっと見えている不思議。

9/29 6:42

雨に洗われて、紅葉が鮮やかです。

9/29 6:42

次回は、常念山脈への縦走かな！

9/29 6:48

紅葉に見惚れて、足取りがノロノロ。

9/29 6:48

9/29 6:50

9/29 6:51

9/29 7:10

合戦小屋まではのんびり下山。

9/29 7:14

コーヒーを注文して、贅沢な山のひと時。

9/29 7:26

私の足では、2時間半では下山しきれないかな・・・。

9/29 7:30

風景が昨日よりも綺麗だったりする。

9/29 8:01

意外に良いペースで下山できているので、

9/29 9:23

9:40発の乗り合いバスに間に合いました。ラッキー。

9/29 10:28

愛車に到着。

9/29 11:24

「しゃくなげの湯」で温泉に浸かった後は、マロンソフト＆アイスコーヒー。

9/29 12:04

さらに、そば処双葉の旬の野菜天ざるそば大盛り。信州そばの中でも、安曇野のお蕎麦は特に美味しいなぁ！

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

装備

個人装備

長袖Ｔシャツ フリース ダウンジャケット ズボン 靴下 グローブ 雨具 帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池一式 筆記用具 ファーストエイドキット 洗面道具 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ 小屋泊用着替え

感想

Noromatanuki

燕岳、行ってみたい山だし山小屋なのに、まだ登っていなかった。登っておかなきゃ！と思いつつ、何回か計画倒れになってなかなか行けずにいた。今回もダメかな？と思ったけれど、良い登山ができて本当にラッキーだった。天気の神様、ありがとう！前回の八ヶ岳でのことは、水に流すから、次回もよろしくね！という感じ。

標高差1300mで急登？それでも、北アルプス入門の山ってどういうこと？と不思議だったけれど、急なところもあるけど、全体として歩きやすいという、終わってみれば、良いコースだったという印象。これなら、リピートしちゃいますね。槍でも常念でも、ここからスタートしてみたくなる。

それにしても、燕岳は綺麗な山でした。花崗岩の山って、本当に綺麗ですね。甲斐駒の頂上部も眩しいくらいに綺麗だったし。ここは甲斐駒とは違う美しさがあって、居心地も良かった。燕山荘も噂に違わず、快適な山小屋でした。
なるほど、人が多く集まる山なわけですね！今回は、人との交流も楽しめた登山でした。単独登山では、結構人恋しかったりするわけですけど、ここは山が好きな人が多く集まるからなんでしょうね、初対面でも話し易くて話が弾んだりすることが多くて、こういうのは初めての経験でした。こうやって、登山が好きになっていくのかな、という山でもある気がしました。今回出会ったみなさん、ありがとうございました。

夏真っ盛りにも登りたいし、縦走拠点としても登りたいし。夢が広がる楽しい登山でした。