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Yamareco

記録ID: 160024
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ハイキング
金剛山・岩湧山

滝畑ダム〜猿子城山〜千本杉峠〜父鬼

2011年12月28日(水) [日帰り]
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ふじ その他1人
GPS
05:25
距離
11.3km
登り
606m
下り
694m

コースタイム

滝畑ダムバス停 9:35 -- ボテ峠 10:38 -- 猿子城山山頂 11:20 -- 十五丁石地蔵 11:42 -- 千本杉峠 12:20 (腹拵) 13:05 --下ノ扇分岐 13:15 -- 宮ノ谷林道 13:50 -- 父鬼バス停 14:20 -- 大野バス停 (阿弥陀寺前) 15:00
天候 晴れ、曇り
過去天気図(気象庁) 2011年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
●往路 = 中百舌鳥8:42 -- 河内長野9:00 / 9:04 (南海バス) 滝畑ダム 9:40
●復路 = 大野 15:08 (南海バス) -- 千里中央 15:40
コース状況/
危険箇所等
・滝畑ダムバス停からは、新関谷橋まで行かずとも バス停すぐの細橋を使えば近道。ただしその先で道がわかりにくい箇所あり (写真参照)。
・ボテ峠から猿子城山へはなかなか登り応えのある急登。
・千本杉峠からの下山路はやや難路。
・宮ノ谷林道突き当たりは2月中頃まで工事中。林道に寸前で通行止めになっており、その上部から無理やり下りなければならず、ちょっとしたアルバイトを要する。
こんな道を通る 道案内板に気がつかないとあたりをうろうろしてしまうことに
こんな道を通る 道案内板に気がつかないとあたりをうろうろしてしまうことに
531メートルピークから桧原越に続く道との分岐 ボテ峠へは右
531メートルピークから桧原越に続く道との分岐 ボテ峠へは右
落葉踏みしむいい道
落葉踏みしむいい道
昔は滝であったろう岩場を木橋でまたぐ
昔は滝であったろう岩場を木橋でまたぐ
ボテ峠からは岩湧山が覗く
ボテ峠からは岩湧山が覗く
猿子城山への道は急登
猿子城山への道は急登
徐々に雪が
猿子城山山頂
猿子城山を下る
十五丁石地蔵到着
十五丁石地蔵到着
左の下り道は工事中
左の下り道は工事中
桧原越の道
上山分岐 古そうな石標だが手のデザインが新しく感じる
上山分岐 古そうな石標だが手のデザインが新しく感じる
千本杉峠着
少し戻って 日の当たるところで腹ごしらえ
少し戻って 日の当たるところで腹ごしらえ
千本杉峠からの下山路はなかなか厄介
千本杉峠からの下山路はなかなか厄介
下の肩の分岐 
ここを下ると 川沿いの楽な道に
ここを下ると 川沿いの楽な道に
林道すぐ手前は工事中で行き止まり!
林道すぐ手前は工事中で行き止まり!
上部を無理やり通って なんとか林道に下り着くことができた
上部を無理やり通って なんとか林道に下り着くことができた
父鬼バス停から北へ数百メートル下ったところのいびつな十字路付近にあった 天保十五年の「道造供養塔」
父鬼バス停から北へ数百メートル下ったところのいびつな十字路付近にあった 天保十五年の「道造供養塔」

感想

 こんなに暮れも押し迫った日に山へ行くのは初めて。
 前々日まで冬の嵐だったが 前日におさまり、28日はなんとも穏やかな日となった。

 桧原越の道はかなり以前に歩いたことがあるが、それ以外はまったく初めての道。
 スタートは少し前 死体遺棄で全国にその映像が流れただろう滝畑ダムから。
 トイレに寄りたかったので新関谷橋を渡ったが、その用がなければバス停すぐの細橋を渡れば近道。
 その先、細い階段を登って人家や畑の前を通るのだが、ダイトレの案内版に気がつかずに少しあたりをウロウロしてしまった。

 山道になるが、すぐに531メートルピークを経て桧原越に着く道との分岐がある。ボテ峠へは右。

 自然林の中 落ち葉を踏みしめる道がいい。
 風はほとんどなく暑いくらい。いい天気に恵まれた幸運。

 ボテ峠からは南西方面に岩湧山が覗く。
 施福寺への下り道がメインルートだが、猿子城山への登り道を行く。

 山頂への道はなかなか登り応えのある急登。「山と高原地図」では破線で示されている通り 野趣溢れる道で、山登りらしさを楽しんだ。北方には槇尾山方面が覗く。

 道には残雪がちらほら見られるようになり、高度を上げていくにつれ 道が白さを増していく。
 勾配が軽くなって 山頂が近いことを感じる。

 猿子城山山頂到着。槇尾山方面の展望はあるものの薄暗い。
 ここで腹ごしらえをする予定だったが、腹は減ってないし、肌寒いうえ 薄いながら一面雪が積もっている。
 そのまま進むことにした。

 雪で足を滑らさないように慎重に下る。
 やがて十五丁石地蔵。桧原越に合流。南へ進む。

 桧原越は均された広い林道だったような記憶があったが、トラロープのかけられた部分もある山道だった。
 しかし左に工事中の下り道が現われるところからは、記憶通りの林道となる。
 狼谷を下って531メートルピークへ繋がる林道でも作っているのだろうか。

 その先で今回唯一のハイカーに出会った。
 このあたりの道に詳しいヴェテランさんだったが、行く予定の千本杉峠からの下山路で昔 滑落しかけたというお話に少々ビビる。

 なおも均された歩きやすい道を行くと、直進に通行止めの規制線。
 右の道を行くと まもなく上山山頂への道との分岐に着いた。上山の道もまたいつか行ってみたところだ。

 やがてササ茂る明るい道となり ほどなく千本杉峠に到着。
 腹ごしらえをしたいが 峠は薄暗く肌寒いので、明るいササの道まで戻る。
 適当なスペースがないので、道にシートを広げることに。
 かずー氏は上着を脱ぐほどの暖かさ。
 今回もいつも通り、ゆっくりと休憩することができた。

 「側川出合橋」と書かれた下りが 宮ノ谷林道へと続く道。
 確かに細く巻き道であるうえに少々荒れており、注意が必要だ。

 下ノ肩に下りつく。側川出合橋方面との分岐。

 この道、木に地元の小学生が作った札がたくさん付けられている。あまり整備されていない この道を登らせるなんてちょっと怖い気がする。
 石のゴロゴロしたところがあったが、ヴェテランさんが滑落しかけたというのはそこのことかも知れない。

 さらにズンズン下っていって、流れを跨ぐところからは 道が平坦に。
 小橋を渡って、もうすぐ林道だろうと思っていたところ、しばらく行くと なんと工事中で行き止まりになっているではないか。
 エスケープルートも作られていない。

 少し戻ったことところから 丘のようになったところを行く。わずかに踏み痕があるが、枯れ草や倒木などで歩きにくい。
 少し進むと林道が見下ろせるようになり、小谷に下りて なんとか林道へ合流することができた。
 われらに気がついて、工事のおっちゃんふたりが仕事の手を止め、声をかけてきた。

 先日通った大岩谷の道と合流し、父鬼バス停へ。

 しかしバスの時間の40分前に到着。
 しかたなく バス道を歩くことに。

 いびつな十字路では 春木川への登り道を行きかけた。
 バス道に戻ったところに 天保十五年の「道造供養塔」。昔の道を拓くことの大変さよ…。

 ちょうど15時、阿弥陀寺近くの大野というバス停に到着。8分後のバスを待つ。

 2011年の山歩きはこれにて終了。

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