尾瀬(檜枝岐プラン)一日め
- GPS
- 08:51
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 343m
- 下り
- 638m
コースタイム
- 山行
- 6:41
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 8:46
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
その他周辺情報 | 宿泊先:尾瀬見晴・檜枝岐小屋 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
行動食
飲料
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
常備薬
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
スパッツ
着替え
酒類
|
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感想
今夏はとかく猛暑に始まり台風に終わるといった態で、至って山行から遠ざからしめる様相を呈しめたとはいえ、ほぼ3ヶ月間というブランクに、すっかりと俗気付き、身体は鈍り、余肉も付き始めてしまいましたが、ようやく尾瀬行きの計画がまとまり、従来から練っていた会津口からのルートを試みました。
出発は浅草駅23時55分発の東武鉄道・特急リバティー号の夜行便です。座席は新幹線と同程度の広さで、バスや飛行機のエコノミー席よりは快適です。これから3.5時間程で会津高原尾瀬口駅に着きます。当然前もって十分な酒量を注入しての乗車なので、出発して程なくウトウト...。気がつくと、既に終着駅で静かに停車していました。会津バスとの待ち合わせ時間調整のためしばらく停まっているようでした。4時には乗客がバスに乗り換え、6時に尾瀬沼山峠に着く頃には雨が降り注いでいました。
言うなれば、本旅は雨とともに始まり雨とともに終わったのです。秋霖の尾瀬を堪能しました。
沼山峠で雨装して6時15分に歩き始め、沼田街道を南下して小一時間程で大江湿原に出ました。黄金色の草紅葉が広がっています。木道を進むにつれて、青白慈に光る尾瀬沼の水面が見えてきました。その手前に三本カラマツが並んでいます。
例年9月中旬に好んで尾瀬を訪れる理由は人の少なさです。夏季の花見頃が終わり、盛秋の紅葉までの端境期にあたるこの頃は、木道を歩く人もまばらで気持ちが良い。ただし秋入梅と言われるように、秋雨前線とぶつかる確率は高い。
尾瀬沼の北岸を沼尻へと進みます。草花はかろうじてエゾリンドウやウメバチソウが色付く。霞が立ち込める前に燧ケ岳を望む。雨足が強くなり、沼尻休憩所に飛び込みました。数年前消失した休憩所は真新しいデッキが組まれ、売店も営業していました。珍しくO島部長のおごりでホットコーヒーを飲み、一息入れます。山裾の沼尻は吹き降ろす風が冷たく、この日も気温は10度以下。来月には降雪のためこの休憩所の売店は閉めるそうです。紅葉を待たずに冬支度が始まります。
白砂峠を越え、ダンゴヤ沢にかかる頃にまた雨が激しくなり、大木の陰で雨宿りをしつつ、見晴に着いたのは11時頃でした。一泊するひのえまた小屋に荷を降ろし、ひげくま茶屋でカレーライスをいただきました。店主の“ひげ熊”さんから午後は雨が上がるとの情報を得、三条ノ滝まで足を伸ばすことにしました。
温泉小屋・元湯山荘がある赤田代を抜け、岩場や泥濘で足場の悪い山道を進みます。川音が迫り、まず望んだのは全長300m、幅20〜80mの大岩盤の上を奔流している平滑の滝です。白い波が立っています。それから歩くこと彼是。怒涛の落差100mの大迫力が見えてきました。圧巻の三条ノ滝を見届けて引き返します。往復3時間。唯一雨が引いた時間でした。
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