【ネパール トレッキング】ランタン キャンジンゴンバ
yamazasa
その他1人 コースタイム
カトマンズ7:15-(バス)-14:20シャブルベシ(泊)
2日目(12/27)
シャブルベシ7:15-8:50ドミン9:00-9:30ランドスライドロッジ9:50-10:45バンブーロッジ11:35-12:15吊橋-13:05リムチェ下茶店13:30-13:50リムチェ14:05-14:25ラマホテル(泊)
3日目(12/28)
ラマホテル8:05-9:10リバーサイドロッジ9:35-10:35ゴラタベラ11:10-12:00タンシャップ(昼食)12:50-14:20ランタン村(泊)
4日目(12/29)
ランタン村7:40-8:50ヤンブー9:05-10:25キャンジンゴンバ(昼食)11:50-14:35キャンジンリ15:15-15:45 4350m小ピーク16:10-17:00キャンジンゴンパ(泊)
5日目(12/30)
キャンジンゴンパ7:55-11:30ヌマバタン付近(昼食)12:25-15:15キャンジンゴンパ(泊)
6日目(12/31)
キャンジンゴンパ8:20-10:10ランタン村10:40-11:10タンシャップ(昼食)12:40-15:05リバーサイドロッジ(泊)
7日目(1/1)
リバーサイドロッジ8:20-10:20吊橋-10:40バンブーロッジ11:10-11:50ランドスライドロッジ(昼食)13:05-13:35ドミン-14:00渡渉-15:00シャブルベシ(泊)
8日目(1/2)
シャブルベシ7:40-(バス)-17:00カトマンズ
| 天候 | 12/26〜12/31 快晴 1/1〜1/2 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2011年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス
飛行機
|
写真
拍手
時々木の合間からランタン�曲�(6561m)がのぞく
早朝のランタン村
この奥で雪崩が発生
ランタンリルン(7234m)とキムシュン(6745m)
キムシュン氷河
感想
今年の年末年始休暇も長めに取れたので、思い切ってネパールにトレッキングに行ってきました。
・ネパールのトレッキングはエベレスト、アンナプルナ、ランタンの3エリアが有名らしいが、エベレスト・アンナプルナは飛行機による移動があり、飛行機が飛ばなかった時の予備日を考慮すると、今回の私の日程では厳しいらしい。今回はランタンへのトレッキングにした。
・ガイドの手配は事前に日本から現地の旅行会社にお願いした。
日本語でOKで、いくつかの質問に丁寧な返答を頂きました。
ガイドは日本語可で、$30/日
望トレックス&エクスペディションズ Nozomi Treks&Expedition(P.)Ltd.
http://nozomitrek.com/japanese/indexJ.htm
【前日(12/25)】
・望トレックスさんのオフィスに伺い、TIMSの手続き、ガイドとの顔合せ、当日の集合の打合せ、支払いを済ます。
・高山病の薬について質問したら、「DIAMOX」という薬をガイドに持たせてくれるとのこと。(使用せず)
・近くの本屋で地図を購入。タメル界隈、本屋はたくさんある。地図も何種類もあるので適当に選ぶ。
【1日目(12/26)】カトマンズ〜シャブルベシ(バスによる移動日)
・集合は朝6:30、私の宿のロビー。早起きし、暗い内からパッキングをする。
・6:10頃にチェックアウトを済ますと、もうガイドのパダムが来てくれていた。
・タクシーでバス乗り場へ移動。ようやく明るくなり始める。
・バスの席が狭く座っていると前の席に膝が当たる。おまけにリクライニングが壊れていて前の背もたれが倒れてくる。
・揺れもひどく、結構大変。
・しばらくは山腹を山村をぬいながら道が続く。下方に広がる段々畑がきれい。
・1時間ほど走った所でトイレ休憩。といっても道路の脇に止めただけ。男達はそこらで立ちション。
・トリスリという街で休憩。30分ほど。
・山の中の村で休憩。みんなはそこで昼食をとっていたけれど、腹が減っていないので私は抜く。
・やがて道はダートに。雨期には度々通行止めになるらしい。
・ドルチェの街の手前でバスは一旦止まる。旅行者は一旦下りてTIMSのチェックを受ける。その時公園入園料Rs1000を支払う。バスはゲートの先で待っていてくれるのでそこまで歩く。
・シャブルベシに到着。
【2日目(12/27)】シャブルベシ(1460m)〜ラマホテル(2340)標高差880m
・朝、谷底なのでなかなか日があたらない。ちょっと寒い。
・シャブルベシはバスが止まる新しい街と対岸の古い村に分かれている。吊橋を渡って古い村を抜け、もう一つ吊橋を渡って左岸側へ。
・お腹が痛い。下痢かな、と思ったけれど出そうとしても出ない。足取りも重い。
・結構アップダウンがきつい。パダムの絶妙なペースで一歩一歩進んで行く。
・右岸側にも道がある。そっちの方がアップダウンも少なく楽そう。後でガイドに聞いたら、渡渉できないことも考え左岸側を来たとのこと。
・今日は終日樹林内の道。たいした展望もなし。
・バンブーを過ぎると左岸側よりの支流を渡渉。こちらから白濁色の水が流れ込む。
・やがて吊橋を渡って右岸側へ。
・リムチェ下の茶屋で休憩。その後リムチェへの急登が待っている。
・リムチェから20分ほどで今日の目的地ラマホテルに到着。
・夕方、木々の間からほんのちょっとだけ見える山並みがオレンジに染まる。でも木が邪魔。
・休んでいたら急に悪寒が。全身に寒気がはしる。足取りが重いと思っていたら、どうやら風邪をひいていたらしい。パダムに消化のよさそうな食事を選んでもらい、ネパールの薬をもらって飲み、早々に寝る。
【3日目(12/28)】ラマホテル(2340)〜ランタン村(3500)標高差1160m
・体調は小康状態。よくはないが、格別ひどく悪いわけでもない。とりあえず先に進む。悪くなればどこかで停滞して引き返すつもり。
・しばらくは樹林内の道。時々木々の間からランタン�曲�が顔をのぞく。
・ゴラタベラを過ぎたあたりでようやく樹林を抜ける。目の前に美しい山々、谷が広がる。
・急な登りもほとんどなく、歩くのも快適。
・体調も問題なく、計画通りランタン村まで到着。
・ランタン村は結構広く、のんびりと散歩を楽しむ。
【4日目(12/29)】ランタン村(3500)〜キャンジンゴンパ(3800)標高差300m
キャンジンゴンパ(3800)〜キャンジンリ(4550)往復 標高差750m
・夜中3時頃、ドーッンという音と共に目が覚める。外は強風が吹き荒れ、窓の隙間から雪が舞っている。もう一発。近くで雪崩らしい。朝になり村を見ると屋根が吹き飛ばされている家もちらほら。雪が降ったわけではないのにあたり一面雪化粧している。
・今日からは行きのバスで一緒だったMさん(日本人)と行動を一緒する。
・景色のいい中、あっという間にキャンジンゴンバに到着。
・昼食をとってキャンジンリに向かう。
・キャンジンリは、右側の沢筋より登る。沢筋を詰め、コルの手前よりトラバースぎみに稜線にとりつき頂上へ上がる。
・キャンジンリは、ガイドに連れられて登った山とカトマンズで買った地図での位置が違う。
・途中、空気が薄いせいか足取りも重い。一歩一歩ゆっくりと進む。休憩後の歩き出しもつらい。
・頂上からは最高の景色が広がる。360度の展望を満喫。
・風もなく、思ったより寒くなかった。
・下りは稜線をそのまま下り、小ピークへ。そこでも展望を楽しみキャンジンゴンバへと下る。
・下山後、体調悪化。風邪がぶり返す。薬を飲んで早く寝る。
【5日目(12/30)】キャンジンゴンパ〜上流方面トレッキング
・当初はツェルゴリ(4984)に登る計画。体調は多少はよくなったものの万全でなく不安なのでツェルゴリは断念。上流方面にトレッキングに行くことにした。
・Mさんは計画通りツェルゴリに登りに行く。
・上流方面も大当たり。景色を楽しみながらゆるやかな道をのんびり歩く。川のくねりに従って、次々と真っ白な峰が姿を見せる。
・ランシサカルカまで行くのは無理なので、時間を決めて11:30にたどり着いた所までとする。昼食をとって引き返す。
・体調もいいので久し振りにビールを飲む。4日ぶり。
・夜は星を楽しむ。
【6日目(12/31)】キャンジンゴンバ〜リバーサイドロッジ
・今日より下山。
・あまりにも名残惜しく、時々振り返りながら歩く。
・ラマホテルまで下りると白い山を拝めないので、手前のリバーサイドロッジで宿泊。
・夕方、オレンジ色に染まるランタンリルンを拝む。
【7日目(1/1)】リバーサイドロッジ〜シャブルベシ
・曇り。山の上の方は雲の中。雪が降って白くなっている。
・時々急な下りがあり、よく登ってきたなぁと感慨にふけりながら進む。
・下りでは、登りでみた右岸側の道に渡る。右岸側の道はアップダウンはそんなにない。道がわかりにくい箇所あり。
・無事、シャブルベシに到着。
・シャブルベシでは、他の日本人旅行者とガイドと一緒に打ち上げ兼新年会。
【8日目(1/2)】シャブルベシ〜カトマンズ(バスによる移動日)
・夜中、雨。
・案の状、ダート道で前の車がはまっている。
・こちらのバスも別の場所ではまる。
・ドゥンチェではバスのエンジンがかからなくなり、修理に時間がかかる。
・行きは7時間の所、帰りは9時間半。たっぷりとバスに揺られ、カトマンズに到着。
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【天候】
・年末年始の時期は乾期で晴れやすいとのこと。トレッキング中はほとんどが快晴だったが、最後の方で曇り。山の中では雪が降っていた。
・日中は陽射しが強く結構あたたか。朝晩は冷え込みがきつい。
・空気はかなり乾燥していてほこりっぽい。風邪をひいていたこともあるが、マスクをしていると呼吸も楽。
【服装】
・上はTシャツ・冬用長袖シャツ・薄手のダウンジャケット・フリース。気温の変化に応じて着たり脱いだりを繰り返した。
・下はスポーツタイツ、長ズボン。
・キャンジンリに上る時は冬用のパーカー、発熱性のタイツも着用。
・歩いている時は暑くても休憩時には体が冷えるので、休憩の都度着こんだ方がよい。
・防寒・防風用に他に雨具を用意。こちらは使用せず。
【ロッジ】
・英語はOK。私はほとんど英語ができないので、ガイドに通訳してもらっていた。
・冬用シェラフを持って行ったが、それだけだと寒い。ダウンジャケットを着、毛布を1〜2枚掛けて寝た。
・たいていは部屋に毛布は用意されていないので、宿に人に言って用意してもらう。
・ロッジで飲み食いしたり買い物した時は置いてあるノートに記帳する。それを元に出発時にまとめて精算する。
・山の中ではたいていのロッジにソーラー発電あり。充電も出来るが有料の所が多い。ない所もある。
・ホットシャワーといっても黒いタンクに入れた水を太陽光で温めたもの。私は使用していないのでどんなものか不明。
・食事のメニューはどこでも似たようなもの。ただロッジによって味は違う。
・標高が上がると次第に値段も高くなる。
・主な購入できるもの。水・ジュース・菓子・缶詰・酒類・タバコ・トイレットペーパー 等。
【コース】
・初日のリムチェまでは急登もありきつめ。後は厳しい所なし。危険箇所もなし。
・シャブルベシからは右岸側からの道の方が楽だが、渡渉できないこともあるらしいので左岸側を通った方が安心。
・だいたい1.5〜2時間毎にロッジあり。
・キャンジンリの登りは空気も薄くなっていてきつめ。文中にも書いたが地図と位置が違うので注意。
【予算】
・トレッキングは、現地の旅行会社の日本語ガイドで$30×8日=$240。
他にトレッキング中(8日間)の諸々で20000Rsほど使用。合計4万円程度。
・今回全体(12/24〜1/4 11泊12日)では、
航空券16万円、それ以外で7万円、合計で23万円程度。
※1Rs=1円、$1=80円で換算。
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ふと思いつきで出かけてみたネパールのトレッキングでしたが、天候にも恵まれとても楽しんできました。
キャンジンリ登山やランタンコーラ上流のトレッキングでの、真白なヒマラヤの山並みの展望がすばらしかったです。
村でも、土地の人々の働く姿や子供達が遊ぶ姿を見て、時にはほとんど通じていない会話を通して、とてもゆったりとしたふくよかな気分にひたれました。
トレッキングの期間は6日間と短めでしたが、とても充実した日々でした。
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キャンジンリからの展望を動画で撮ってみました。
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まさに周りじゅうが神々の山嶺って感じですね
日本語ＯＫでこの値段でいけるのは安い！
こんばんは、K-PAXさん。コメントありがとうございます。
今回行ったコースは序盤は樹林内で展望はありませんが、その後谷の中、気持ちよく歩けます。
特にキャンジンリーや、キャンジンゴンパ上流での風景はとても素晴らしいものでした。
料金の方も、下調べを始めるまではもっとかかるものと思っていましたが、飛行機の料金以外は思ったより安く、楽しんでくることができました。
飛行機の料金も時期によってはもっと安く行けると思います。
機会がありましたら、是非。
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