つなげてみたい 黒川鶏冠山
- GPS
- 32:00
- 距離
- 27.3km
- 登り
- 1,317m
- 下り
- 1,664m
コースタイム
- 山行
- 3:10
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 3:30
- 山行
- 6:55
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 7:00
丸川峠の山小屋に泊まり、大菩薩嶺から奥多摩までの赤線空白地帯をつなげてみることにした。
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
西東京バス お祭停留所、JR青梅線 奥多摩駅 |
写真
感想
平日は上日川峠に行くバスが無いため、大菩薩嶺は行程から省いた。
出発前日に小屋泊の予約を済ませ、特急列車の割引切符を購入しておいた。
塩山駅に到着し、バスに乗り代え大菩薩峠登山口に到着した。
この日の目的地は丸川峠、時間に余裕があるので雲峰寺に寄っていく。
寺の山門に続く石段の脇には、可愛らしい石仏がずらりと並んでいた。
日帰り湯ができる民宿で、入浴していこうと思っていたが不在の様子。
少し待ってみたが結局入浴はあきらめ、途中の沢で軽く水浴びをする。
登山口ゲートからゆっくり歩いて二時間ほどで丸川峠に到着した。
峠の周辺をしばらく散策してから、予約してある丸川荘に投宿する。
年季の入った小さな小屋だが、主人の暖かい人柄にファンが多いと聞く。
この小屋に泊まることが、実は今回の山行のハイライトだったりもする。
後から二人の宿泊者がやってきて、結局この日は三人の宿泊だった。
夕方裏の小山に登り、夕焼けを眺め帰ってくると食事の準備ができていた。
野菜とベーコンのホイル焼き、炊き込みご飯に、お麩と大根のお味噌汁。
夕食の後は、持参したウィスキーを飲みながら就寝時間まで山談義にふける。
二時に目が醒ましてから眠れなくなり、布団の中で夜が明けるのを待つ。
四時をすぎた頃に、小屋の主が食事の準備を始める音が聞こえてきた。
そのうち明るくなってきたので、トイレに行きがてら小屋周りを散歩する。
まだ雨は降り出してはいないが、周辺を深い霧がとりまいていた。
小屋に戻り朝食をとる、献立は岩魚の甘露煮と目玉焼きに、ご飯と味噌汁。
食事のあと準備を済ませ、主人に挨拶をして黒川鶏冠山へ向け出発する。
すぐ小雨が降り出したが、本降りにはならず降ったりやんだりを繰り返す。
さほどアップダウンが無い快適な山道を歩いているうちに六本木峠に到着。
もう少し先へ行くと横手山峠、ここから黒川鶏冠山まで登りが続く。
といっても標高差は150mほど、30分ほどで黒川鶏冠山に到着した。
『鶏冠山神社→』という標識があり向かってみたが社らしきものは無し。
分岐まで戻り、甲斐金山跡経由で三条新橋に至るルートで下山を始める。
地図では破線になっているが、巡視路になっていて一般登山道と変わらず。
ただし台風の影響らしく、所々に倒木が登山路を塞いでいる場所があった。
金山跡を周る周回路も、土砂崩れの影響とかで立ち入り禁止になっていた。
途中間違えそうになる分岐が一か所あるが、地図をよく見れば問題ない。
下る程に沢の流れが大きくなり、最後の方ではちょっとした渓流になった。
突然舗装路に出て、三条新橋を渡りそのまま丹波へ向け歩き続ける。
さらに二時間ほど歩いて、三條の湯へつながる後山林道入り口に到達。
これでようやく、三ツ峠と奥多摩の山域をつなげることができた。
高尾までは鴨沢と小河内神社間がつながっていないので、次回歩こうと思う。
お祭バス停に着くと、ものの5分ほどで奥多摩駅行きのバスが来たので乗車。
次のバスは二時間ほど後なので、グッドタイミングだったといわざるをえない。
奥多摩駅構内二階にあるアウトドアのお店で買い物をして電車に乗り込んだ。
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