三湖台〜五湖台(足和田山)


- GPS
- 03:00
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 290m
- 下り
- 274m
コースタイム
天候 | 晴れ/曇り 時々雪が舞う |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【危険箇所】特になし 「東海道自然歩道」とのことで道標がしっかりしています。尾根をたどる道とまき道と合流したり離れたりしています。三湖台をまかないように要注意!(笑) 歩きやすい道なので小さな子供と一緒でも楽しく歩けそうです。 |
感想
今年の初登りは、富士山を眺めに御坂方面に行ってきました。
(今回カメラを持ってこなかったので、写真はありません…)
当日午前中に急遽決めた出発だったので、紅葉台の駐車場に着いたのは13時過ぎ。
とりあえず三湖台まで行ってみます。雑木林のゆるやかな道をたどると…10分くらいで広々とした山頂(…というのかな?)に到着。少し斜めになった土の広場は何もさえぎるものがなくて、目の前には富士山の稜線がすらりと流れています。
やっぱり富士山は大きいな〜。
間近で見る富士は、「高い」というより「広い」です。
稜線が東にすう〜っと長く伸びて、そのまま青木ヶ原の樹海になって、すとん、という感じで湖に落ちているのが全部見えていました。
その稜線から上は、全部、空。
やっぱり空は大きいな〜。
青空に所々グレーの雲のカタマリがぽこりぽこりと浮かんでいて、「雲の下にいる」感じ…。
ここまでだとちょっと歩き足りないかな、と尾根沿いに五湖台まで歩くことにしました。
霜柱のごりごりしたカタマリを踏んで、冬枯れの雑木林の道。山道というより散歩道みたいです。
雪が積もっても歩きやすそう…なんて思っていたら、白い粉のようなものがはらはらと上から降りてきた。
…雪だ〜!
日射しがある中を、舞ってくる雪。
なんだかお祝いのシャワーみたいです。
一瞬で終わってしまいましたが、なんだか嬉しいサプライズのよう。
左手には西湖、河口湖のしっぽ。湖の向こうには十二ヶ岳〜鬼ヶ岳〜王岳の稜線がぽこりぽこり。ちょっと「日本昔話」にでてくるような「お山」っぽいおおげさな輪郭線です。あんな傾斜、登れるのかな…と思うけれど、あっちの尾根もいつか歩いてみたいな。
五湖台までは小さなアップダウンを繰り返す、可愛らしい尾根道でした。
五湖台の展望台でおやつ休憩。。三湖台に戻って、夕景を見るためにここで折り返します。
今度はまき道で、のんびりてくてく冬の日射しの中を歩いていきます。足元の落ち葉はもうすっかりカサカサになっていて、冬の風情。冬っていいなあ。なんて改めて思っていたら…
あれれ、いつのまにか三湖台をまいてしまって、駐車場についてしまいました(汗)ナニヤッテルンダ…。
もう一度、三湖台へ登りかえして(笑)、ちょうど夕日が沈むところを堪能することができました。ダイヤモンド富士とはいきませんが、竜ヶ岳や毛無山の方角に陽が落ちるのが見えました。
浮かんだ雲や山肌に夕方の光が当たって、色んな色に変化していくのを眺めながら、遅い昼食。
冬の夕景って、きれいです。空気が冷えているせいもあるけれど、寒いのを我慢して見ているから一段ときれいにみえるのかな?一年振りに冬がやってきたなあ、としみじみ。
…しかし陽が沈むとさすがに寒い!
食べ終わったら、寒くっていられなので、ザックに荷物を放りこんでダッシュで駐車場に戻ります。
大きな富士山と大きな空を横目に走る走る。
なんだか空を駆けているみたいで、気持ちいい〜!
富士山だけじゃなくて、冬の空気をまるごと堪能できた山行となりました。
今年の冬は「春がくるのを待つ季節」じゃなくて、冬自体を楽しむ季節になりそうです。
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