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Yamareco

記録ID: 1607373
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ハイキング
奥秩父

埼玉県の秘境南天山(中津川BS→沢コース登り→南天山→尾根コース下り→中津川BS)

2018年10月07日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
12.3km
登り
935m
下り
925m

コースタイム

日帰り
山行
5:11
休憩
0:15
合計
5:26
10:11
35
スタート地点
10:46
29
11:15
21
11:36
8
11:44
48
両コース分岐点
12:32
38
尾根
13:10
13:25
56
14:21
19
両コース分岐点
14:40
22
15:02
35
「埼玉県の山」と言う本を買ったのですが、その本の中で紹介されていた南天山に行ってみようと選びました。電車とバスで行くので、スタート時刻が遅くなります。暗くなる前に帰って来られるのはそろそろ限界に近いかなとこの時期にしました。
天候 晴れ

週間天気予報では三連休の天気が思わしくなかったのですが、直前では日曜と月曜が晴れ。金曜日のNHKの首都圏ニュースでの天気予報では「日曜日は晴れますが強風なので月曜日がお出かけ日和です」と言っていました。

しかし台風が予想よりも北の進路を通った為に日曜日はほとんど強風らしきものが吹きませんでした。吹いても海岸部だけだろうとの予想で行きました。
(一方、今日の月曜日は曇です。予報外れてますね)
過去天気図(気象庁) 2018年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き
西武秩父着8:15の特急レッドアローちちぶ3号。
休日朝の特急は混んでますね。

西武秩父発8:35の中津川行き
同じバス停で8:30の三峯神社行きが出ます。そっちの方はながーい列が出来ていました。
途中の大輪の表参道登山口に行く人はこちらの中津川行きに誘導されていました。


帰り
中津川発16:05の西武秩父駅行き
ほぼ定刻で西武秩父駅に到着して、18:00の各駅停車飯能行きに乗車。
これ、前々回の高ワラビ尾根の帰りに乗ったのと同じですね。

そう言えば秩父漫遊きっぷがお得と言う噂を聞いてます。しかし価格情報が皆無(PDFで発見しましたが https://www.seiburailway.jp/news/news-release/2017/20170626chichibumanyu.pdf 、こんなものWebサイトで検索出来る様にしてくれなくちゃ。今どきなら発駅を選んだ時点で値段が出るのが当然のUIですよ)。噂では中津川までのバスの料金がまるごとお得とか。とにかく料金が分からないのでどうにもなりません。それに帰る場所、それから西武秩父についてからバスの切符への交換など手間がかかります。レッドアローを下車して一目散にバス停に行く訳に行きません。
一方で、西武秩父→中津川は1,030円、往復で2,000円以上しますから検討の価値はあるかもしれません。
コース状況/
危険箇所等
整備されていて道迷いは無い・・・と言いたいところですが、私の不注意からか山頂から尾根コースへ分岐するところを見失いました。どこだったのだろう。ひょっとして沢コースへの藪手前の山頂への道標があった場所なのだろうか。


・中津川BS→南天山登山口
ずっと道路歩きです。途中の桁橋までは舗装されていますが、その先は砂利道です。
しばしばバイクや自動車が走ります。
斜度はほぼありません。途中に短いトンネルが2つあります。
行きの右手が山なのですが、切り立った岩肌で、そこから落ちてくる水の流る所が凄まじい切り立った岩になっています。

・南天山登山口→両コース分岐点
鎌倉沢の川沿いを右岸・左岸と渡りながら登って行きます。ここもそう大変な斜度の所はありません。特に分岐点までは片側が切れ落ちている場所には鎖もあって親切です。川沿いと言う事もあって結構ガレています。私は下りの時にここの恐らく浮き石でやってしまいました。突如足が空転して前のめりとなりそのまま前に倒れました。軽傷で済みましたが気をつけましょう。

・両コース分岐点→沢コース→南天山
どうやら南天山へのメインルートとしては尾根コースが選ばれているのか、沢コースに入ると突如として道の明瞭さが欠けます。それでも踏み跡は分かるので迷いはしません。
尾根に上がる途中の後半部から九十九折なのに結構な急坂になります。
尾根に上がってしまうと楽になります。尾根の少し南側の下部を行きます。時折尾根になるとこの日は北からの風が心地よかったです。
尾根コースとの合流後はまた傾斜がきつくなってきて最後に岩だらけの所を登って山頂となります。

・南天山→尾根コース→両コース分岐点
とにかく私尾根コースへの入口を見失ったので正しい入口が分かりません。
おかしいと思いつつ無理に尾根側に進んで道に復帰しました。ここでやや時間をロストしましたが、それでも標準タイムが30分のところを58分もかけてしまいました。迷った時間だけではないですね。こちらも九十九折なのに結構斜度があるので慎重に下りたので時間を食いました。
その他周辺情報 トイレは中津川BSだけです。
一方この中津川BSはキャンプ施設の中心なので店や日帰り浴場(土日祝日)もあります。
店は確認しませんでしたが、自販機は確認しました。
10:11 中津川BSを出発します。これだけの大型バスで来ますが実は出会いBSからここまでは非常に細い道でバス同士のすれ違いが不可能になっています。
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10:11 中津川BSを出発します。これだけの大型バスで来ますが実は出会いBSからここまでは非常に細い道でバス同士のすれ違いが不可能になっています。
途中の道ですが、この様に右手は切り立った岩肌で今はチョロチョロですが、ここを水が勢い良く落ちてきたら恐ろしいですね。
途中の道ですが、この様に右手は切り立った岩肌で今はチョロチョロですが、ここを水が勢い良く落ちてきたら恐ろしいですね。
10:21 一度に10人以上は乗るなと言う吊橋を左手に見ます。
10:21 一度に10人以上は乗るなと言う吊橋を左手に見ます。
10:28 桁橋を左手に見ます。この先は舗装されていません。
10:28 桁橋を左手に見ます。この先は舗装されていません。
すぐに素掘の第1トンネル。
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すぐに素掘の第1トンネル。
第2トンネル。ここは左側に古い道の痕跡があります。
人が通れる程度の。昔のここはどんな道だったのでしょう。
第2トンネル。ここは左側に古い道の痕跡があります。
人が通れる程度の。昔のここはどんな道だったのでしょう。
10:46 鎌倉橋に到着しました。
渡った先に登山口があります。
10:46 鎌倉橋に到着しました。
渡った先に登山口があります。
登山口。
今迄ダラダラと歩いて来たのにいきなりの急登?と思うのですが、ここを乗り越えるとそうでもありません。
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登山口。
今迄ダラダラと歩いて来たのにいきなりの急登?と思うのですが、ここを乗り越えるとそうでもありません。
こんな感じで沢筋を登ります。
こんな感じで沢筋を登ります。
川を渡る地点はしっかり橋がかけられています。
こう言う橋を何度も渡って右岸・左岸を行き来します。
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川を渡る地点はしっかり橋がかけられています。
こう言う橋を何度も渡って右岸・左岸を行き来します。
11:15 法印の滝に到着しました。
「埼玉県の山」では「しずしずと広がりながら岩を滑り落ちる」とありましたが、9月の長雨や台風の影響か水量が増していて怒涛のごとく落ちています。
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11:15 法印の滝に到着しました。
「埼玉県の山」では「しずしずと広がりながら岩を滑り落ちる」とありましたが、9月の長雨や台風の影響か水量が増していて怒涛のごとく落ちています。
11:44 両コース分岐点
左が沢コース、右が尾根コースです。分岐点では等しい太さですが沢コースを進むとすぐに踏み跡が薄くなって来ます。
11:44 両コース分岐点
左が沢コース、右が尾根コースです。分岐点では等しい太さですが沢コースを進むとすぐに踏み跡が薄くなって来ます。
12:32 かなりキツイ九十九折を登って尾根に到着しました。
ここを左、西方向へは行けない様に封鎖されています。
12:32 かなりキツイ九十九折を登って尾根に到着しました。
ここを左、西方向へは行けない様に封鎖されています。
12:55 そろそろ尾根コースと合流では?と思った時にこれを見つけました。
よく読めないのですが、これまで道標はあまり無かったのでここが合流点ではないかと考えました。これが失敗。ここは沢コースと尾根コースの合流点ではなかった。
登りではこの先がどうも合流点みたいです。
この先で藪を越えてまた広い場所に出るのですが、どうもそこが合流点だったのではないかと。
12:55 そろそろ尾根コースと合流では?と思った時にこれを見つけました。
よく読めないのですが、これまで道標はあまり無かったのでここが合流点ではないかと考えました。これが失敗。ここは沢コースと尾根コースの合流点ではなかった。
登りではこの先がどうも合流点みたいです。
この先で藪を越えてまた広い場所に出るのですが、どうもそこが合流点だったのではないかと。
13:10 南天山の山頂に到着です。
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13:10 南天山の山頂に到着です。
山肌が剥き出しになってるところがありますね。
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山肌が剥き出しになってるところがありますね。
こっちが両神山でしょうか。
あまり山の姿は詳しくなくて。
それにしても360度どっちを見ても山です。私は近郊の低山ばかり行っているので山しか見えない、人家も見えない景色はほとんど見ていません。
誰も居ない山頂でお昼をいただいて13:25に下山を開始します。
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こっちが両神山でしょうか。
あまり山の姿は詳しくなくて。
それにしても360度どっちを見ても山です。私は近郊の低山ばかり行っているので山しか見えない、人家も見えない景色はほとんど見ていません。
誰も居ない山頂でお昼をいただいて13:25に下山を開始します。
13:37 ここが尾根コースの入口かなと思った場所。
実は間違い。
もっと手前でした。
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13:37 ここが尾根コースの入口かなと思った場所。
実は間違い。
もっと手前でした。
違うかなと思ったら戻れば良かったのに、斜面と格闘して尾根方向尾根方向と移動して苦労してやっと尾根コースに復帰。
これが13:51なので10分以上格闘した訳です。
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違うかなと思ったら戻れば良かったのに、斜面と格闘して尾根方向尾根方向と移動して苦労してやっと尾根コースに復帰。
これが13:51なので10分以上格闘した訳です。
こう言う九十九折の道を延々と下りて行きます。
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こう言う九十九折の道を延々と下りて行きます。
14:21 やっと両コース分岐点に到着。
14:21 やっと両コース分岐点に到着。
15:02 法印の滝を経て登山口に戻りました。
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15:02 法印の滝を経て登山口に戻りました。
15:37 中津川BSへ帰還しました。
15:37 中津川BSへ帰還しました。

感想

ドコモの電波すら中津川BS周辺でしか入らない埼玉県の僻遠の山です。ヤマレコの記録もあまりないので途中で会う人など皆無ではないかと思ったのに、三人程の方とお会いしました。

この山は上の方で沢コースと尾根コースに分かれるのですが、なぜか記録は全部沢コースで登り、尾根コースで下っています。先述の「埼玉県の山」も当然のごとく登りを沢コース、下りを尾根コースにしています。
そう言う訳で何も見ない時は最初は尾根コース登りで沢コース下りの計画にしていたのですが、皆に倣う事にして沢コース登り・尾根コース下りにしました。
標準タイムでは沢コースの方がずっと遠回りなので時間もかかります。かと言ってここぞと言う場面は同じ様に急斜面です。
歩いてみてそうかもと思ったのは、尾根コースがずっと樹林帯の九十九折の道で(全行程がそう)非常に単調なのです。これは登りに使うと苦しい。逆に下りの場合「まだかまだか」と思う気持ちに、到着点を流れる川の音が段々近づくと言うのが応えてくれます。なればこそのこのルートなのかもしれません。

山頂で全周が見渡せると言うのは低山歩きの人間には登った甲斐がありますね。

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コメント

南天山よいところですね
teoimperial さん こんにちは、初めまして。
南天山 前から行きたかった山です。おすすめの山にも入っていて
どんな感じなんだろうか?
と思っておりましたら、レコが出ていたので参考にさせていただき、
かってに パクらせていただきました。
途中の 写真を事前に見ていたので
迷わずに ススむ ことができました。
ありがとうございますした。
おかげで スムーズに歩け 日帰りの入浴もでき、良かったです。
感謝いたします
(下りで 間違われたところ、見てみたらやっぱり行っちゃいそうです。
手前の 分岐の標識が壊れていたのが 原因なのでは、。)
tsui
2018/11/4 5:45
Re: 南天山よいところですね
はじめまして。
私の山行記録が参考になった様で良かったです。やはりあの「あれ何だか道標が落ちてる?」と言う場所が分岐点だったのですね。
tsuiさんの南天山山行記録を拝見しました。この時期に行くと凄まじく美しい紅葉なんですね。これは来年是非とも紅葉に合わせて行きたいと決心した写真でした。
2018/11/4 23:10
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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