大峰山系 大普賢岳周回（七曜岳・国見岳・弥勒岳・大普賢岳）

2018年10月08日(月) [日帰り]

• GPS: 10:19
• 距離: 11.2km
• 登り: 1,405m
• 下り: 1,397m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:51
• 休憩: 1:28
• 合計: 10:19

6:50 和佐又ヒュッテ
7:07 7:08 和佐又のコル
7:39 7:44 七曜、大普賢分岐
9:40 10:02 水簾滝
10:05 10:17 無双洞
11:57 12:10 七曜岳
13:10 13:16 国見岳
14:44 14:51 大普賢岳
15:23 15:29 小普賢岳
15:32 15:47 石の鼻
16:21 16:21 日本岳(文殊岳)
16:53 16:54 和佐又のコル
17:09 17:09 和佐又ヒュッテ
17:09 ゴール地点

前日はやや遅めの金剛山でそれなりの歩行距離。
当日は朝4時に起床であまり体力が回復してなかったのが反省点かな？

本来の大普賢→七曜岳ではなく七曜岳→大普賢で逆走ルートがマズかった。

アップダウンが半端なく後半の体力温存のため、かなりゆっっっくり登りました。
水簾滝を独り占め出来たのは良かった＾＾

天候

☀

アクセス

利用交通機関：

自家用車

和佐又ヒュッテで駐車1000円ナリ
朝6時40分ごろ到着でしたが駐車場は9割くらい埋まってました

コース状況／危険箇所等

七曜岳ー弥勒岳の区間で
・土砂崩れで鎖場の登山道が抜けている箇所あり
（かなり危険です）
・鎖場でホールドが外れてる箇所あり
・登山道が倒木と土砂で若干不明瞭

ヒュッテで七曜岳から大普賢岳の区間で土石流あり、通行できないとの事でしたがはたして？？
他の方々が仰るとおり、土石流ではなく土砂崩れかと思います。
しかし七曜岳ー弥勒岳で土砂崩れによる鎖場の登山道抜けはかなり危険な状態。
鎖場、岩場で元々危険なのは承知、いつも以上に慎重に通行しました。
あとはルートをロストしなければ大丈夫かと。

その他周辺情報

今回はどこも寄らず…
時間があれば杉の湯に寄りたかったですが。

写真

10/8 6:52

三連休とあってキャンプ客で駐車場は満杯
七曜岳から大普賢岳へは崩落の為通行できないとの事です。

10/8 6:58

とりあえず七曜岳を目指します、
そこから先は駄目なら引き返すつもりで。
それではスタート！

10/8 7:09

分岐は左ルート（無双洞方面）へ

10/8 7:10

左ルートから通行するのは僕だけのようでした

10/8 7:18

序盤はずっとこんな感じ

10/8 7:23

静かで快適〜
前日は金剛山をたっぷり歩いてるのでいつもよりゆっくりめペース

10/8 7:34

大峰の樹々はどれもダイナミック！

10/8 7:41

ミカエリソウ群生地は土砂流出とブッシュで直進するより少し降って巻く方が楽

10/8 7:45

すぐ下の地面が露出してる場所まで降りて復帰

10/8 7:48

振り返ったところ
直進だとこのモシャモシャをかき分けないといけない

10/8 7:53

苔に癒される

10/8 7:59

猛毒トリカブト

10/8 8:11

またひたすらこんな感じ

10/8 8:17

ここから先、本格的な鎖場になります

10/8 8:20

名所に来ました

10/8 8:20

降らずにこのすぐ奥に…

10/8 8:20

底無井戸がありますね^ ^

10/8 8:21

これは？？

10/8 8:23

底無井戸を覗きに！怖っ！！！
（足元も不安定です、注意！）

10/8 8:27

全てを無に還すような穴です…

10/8 8:28

ではではここから一気に降ります
降った分、登り返しがあるんだよな〜…

10/8 8:36

アケボノソウ
いつ見ても癒されますねぇ
大好きなお花です＾＾

10/8 8:37

ダイモンジソウ

10/8 8:39

ひたすら降る！

10/8 8:42

この辺の鎖場はホールドがしっかりしてます

10/8 8:45

ホッチキスと鎖場＾＾

10/8 8:47

振り返ったところ
険しそうに見えるけどここはまだマシ

10/8 8:50

大峰のスケール感に圧倒されながらも…

10/8 8:54

最後まで油断できません

10/8 8:55

この辺もガッチリ安定してます

10/8 8:58

振り返ったところ
この先ちょっと道が不明瞭です

10/8 9:07

すぐ下に川があります
目印を見落として下に降りないように！

10/8 9:21

何箇所か獣道っぽい踏み跡がありますが降るのはNG

10/8 9:29

振り返ったところ
分かりにくいですが左奥に白黒のテープあり
降らず、石の道を歩きます。

10/8 9:39

やっと次の名所へ！

10/8 9:39

水簾滝へ！
滝の轟音がすごい！！

10/8 9:48

名瀑、水簾滝にて
何度来てもええ場所！
水圧から来る突風が半端ない！

10/8 9:49

とんでもない水量です

10/8 9:53

滝を巻いてここから本格的に登り返し！
キッツ〜〜

10/8 9:59

若干タイムオーバー気味なんで
無双洞は今回スルー

10/8 10:03

滝の上まで登ってきました。
滑りやすいので要注意！

10/8 10:08

高低差約600mの登り返しが始まってます…

10/8 10:12

ギエ〜

10/8 10:35

この辺はまだマシですが、
ここから道の不明瞭なエリアが続きます

10/8 10:53

しんどすぎ…
やたら踏み跡も獣道も多いので道迷い注意。

10/8 10:55

標識はあるけど、この辺も迷いやすい。

10/8 10:59

チョット休憩

10/8 11:04

樹穴に何か見える

10/8 11:04

なんじゃコレ
キノコの一種？？

10/8 11:12

ツキノワグマの主食＾＾

10/8 11:23

あまり悠長にしてられないけど、後半の体力温存のためにペースを守る

10/8 11:30

まだまだ長いぞー

10/8 11:32

足場も不安定

10/8 11:37

階段が抜けているので注意
そして滑りやすい

10/8 11:50

ラストスパート！

10/8 11:55

あとちょっと！！

10/8 11:58

眺望抜群

10/8 11:58

最後の鎖ゾーンを抜けると

10/8 12:12

七曜岳山頂！！
崩落箇所と迷いやすいエリアの情報を得て通行してきた方々としばし談笑^ ^

10/8 12:12

大峰の山々を望む

10/8 12:13

大普賢岳、見えてるぞ！
遠いなぁ…
けっけょく周回することにしました。

10/8 12:13

いきなり鎖場
ここから険しいアップダウンが続きます

10/8 12:22

クチベニダケ

10/8 12:24

名所
よくわからんけど^^；

10/8 12:38

大普賢岳、小普賢岳、日本岳が連なる

10/8 12:43

自撮り根性発揮！

10/8 12:49

テン泊適地にて
この先がなかなかヤバイ

10/8 12:51

土砂崩れゾーン
鎖と鍵のホールドも弱く、かなり危険な状態です

10/8 12:53

登山道が抜けている箇所はココ
落ちたら即死です
奥の倒れそうな木に重心を置いてはダメ

10/8 12:56

やっと通過…
生きた心地がしませんでした…

10/8 12:58

まだまだ危険ゾーンは続きます

10/8 13:06

ここも慎重に！

10/8 13:08

リンドウは蕾のままでした

10/8 13:10

いつもは国見岳をそのまま通過しますが
今回はピークまで行きます

10/8 13:15

眺望なしですが一応、看板はあります

10/8 13:19

そのまま尾根伝いにプチショートカット

10/8 13:33

少し開けた場所に出ました

10/8 13:36

大峰の山々は紅葉もだいぶ進んでます

10/8 13:36

空は大峰ブルー！

10/8 13:42

巨大キノコ

10/8 13:43

シャクナゲのブッシュを抜けて…

10/8 13:46

もうすぐで弥勒岳です

10/8 13:48

かわいいカラフル看板

10/8 13:51

山頂らしくないけどココが弥勒岳ピーク！

10/8 13:59

地図拾いました

10/8 14:00

大峰2011年版
地図の紙は自然分解されないので一旦持ち帰ります
持ち主の方はご連絡ください（発送いたします）

10/8 14:02

抜群の眺望が広がるのは…

10/8 14:10

水太覗！

10/8 14:11

大普賢岳の一番好きな場所です

10/8 14:21

ここでチョット休憩！

10/8 14:29

山はもうすっかり秋です

10/8 14:45

開花しかけのリンドウ
ちょっと到着が遅かったか。。

10/8 14:47

やっとこさ大普賢岳山頂！
標高1780m

10/8 14:58

タイムオーバー気味なのですぐ下山開始

10/8 15:11

大普賢は下山の方が怖い

10/8 15:14

ここも落ちたらOUT

10/8 15:23

小普賢岳の登り返し
周回逆走ルート終盤でコレはキッツイ…

10/8 15:29

今日は時間もないのでピークには行きません

10/8 15:33

ひたすら下山
梯子は降りの方が怖い

10/8 15:35

モッフモフの苔

10/8 15:39

石の鼻にて

10/8 15:51

また苔に癒される

10/8 15:57

ここも今回はスルーします
時間がない

10/8 16:06

大普賢岳といえばココ
時間が時間なんで誰もいない

10/8 16:11

守っていきたい史跡

10/8 16:14

笙の窟にて

10/8 16:16

水が染み出してポツポツ落ちてくる…これが何とも言えない癒しの音色！毎回時間を忘れて聴き入ってしまう。

10/8 16:26

これなんでしたっけ？？
→キリンソウ（DCTさんありがとうございますっ！）

10/8 16:55

逆走ルート疲れました…

10/8 17:02

予定より一時間もオーバーして下山完了

10/8 17:18

やっと帰還。
おつかれさまでした。

撮影機器：

D800 ニコン

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 靴 ザック イス 調理器具 昼ご飯 行動食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 保険証 携帯 タオル カメラ 三脚

感想

mizui800

嫁が仕事の遅番でたっぷり一日お暇をもらったので大峰へ！
冒頭でも書きましたが今回は七曜岳→大普賢の逆走ルートでさすがに疲れました！
（前日やや遅めに金剛山に登ってるのが効いていると思うが…）

ヒュッテで大普賢から七曜岳の区間は鎖場の破損と土砂で
道が不明瞭になり通行できないとの事でしたが…
けっこうな方々が通行しているようですが確かに道は分かりにくかったかな。
七曜岳山頂で先客の方から情報提供頂きそのまま周回に踏み切りました。

滅茶苦茶しんどかったけど、奥深い山々と歴史の道をたっぷり満喫できる大峰はやっぱり最高ですね。
高度1500m〜山頂付近ぼちぼち葉が色づいてます。
完全な紅葉は10月下旬かなぁ。

ちなみに珈琲を忘れた事が最大の後悔です。

コメント

DCT

勉強させていただきましたぁ、
mizui800さん、こんにちは。
「稚児泊」を過ぎて「薩摩ころげ」あたりが山抜けしたようですね。元々険路でしたが、より危険度が増したようで…、修行ですなぁ。落ちれば本当に薩摩まで転がりそうな、。私も、近々歩きたいと思っていますので参考にさせて頂きます。
ここは(一般的な)反時計周回だと、無双洞からの登り返し、クサリとホッチキスあたりでバテバテの方が多いですよ。
写真108は(アキノ)キリンソウかと、。

mizui800

Re: 勉強させていただきましたぁ、
DCTさん、ご無沙汰しております！
返信が遅くなりごめんなさい><;
今年は本当に当たり年で、台風の爪痕がどの山でも見られますね。
大普賢の険路も、年々修行路として磨きがかかっている状態です。
写真では完全に危険度を表現しきれていませんので、
実際はもっと「うわっ」ってなります＾＾；
お気をつけてお参り下さいませ…！