記録ID: 1609366
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無雪期ピークハント／縦走
八ヶ岳・蓼科
八ヶ岳・美濃戸から行者小屋を往復（赤岳は断念）
2018年10月07日(日) [日帰り]
長野県
がくさん
その他2人
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 08:38
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 851m
- 下り
- 883m
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日帰り
- 山行
- 5:41
- 休憩
- 3:03
- 合計
- 8:44
距離 12.8km
登り 853m
下り 899m
出発時にGPSをONにするのを忘れて、沢を渡渉して少ししてからONにしたので、スタート地点が美濃戸口になっていません。
| 天候 | 曇りときどき晴れ（稜線はガス） |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
美濃戸口の駐車場は、八ヶ岳山荘に駐車料金を支払う。駐車料金を先払いすると支払い済みカードを渡され、フロントに掲出しておく。もしくは下山後に駐車料金未納の張り紙が貼られていて、後払いする。林道が通行止めで、美濃戸口の駐車場は大混雑。下山後に車で戻る途中、路肩にもあふれた車が多数停まっていた。 なお、駐車料金支払い済みのカードを見せると、八ヶ岳山荘でコーヒーを1杯無料で飲める。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
美濃戸から入山して、行者小屋から地蔵尾根を上がり、赤岳頂上山荘に1泊する予定だったが、台風の影響が残り、稜線で強風が吹いているとのことで、行者小屋で引き返して日帰りになった。 美濃戸口には八ヶ岳山荘の建物があり、その前にバス乗り場がある。バス乗り場の一つ下に第1駐車場があり、そこから段々状に第2、第3駐車場がある。それぞれ20〜30台程度停められそうだ。八ヶ岳山荘のトイレは深夜でも使わせてもらえた。紙が付いていて、便座も加温されているが、有料（100円）である。美濃戸口はもちろんドコモ圏内。八ヶ岳山荘は日中なら入浴できる。 美濃戸口から行者小屋、赤岳鉱泉までのルートは、通常なら美濃戸山荘のあたりまで車で入れるが、この日は台風で車両が通行止めのため、1時間余計に歩かされた。美濃戸口から林道に入って数分のところにある沢にかかっていた橋が流されていて、車両が通れない状況であった。沢には登山者が渡れる仮の橋がかけられていて、その後は普通の林道歩きで、車両も通行できる状況だった。 美濃戸口から1時間ほど歩いて、やまのこ村、赤岳山荘を通過し、沢を一本渡って美濃戸山荘に着く。美濃戸山荘の玄関では、湧き水が提供されていて、冷たくておいしい。有料だがトイレも使わせてもらえる。ドコモは圏内。 美濃戸山荘から南沢へは、すぐに登山道に入る。登山道を1分ほど進むと、治水用の堰を乗り越し、しばらく歩くと沢の反対側（左岸）へ橋を渡る。この橋も今回流されたようで、修復チームが作業していた。わりとすぐに再び沢を渡り返す。その後は時おり沢からかなり離れて急坂を九十九折れで登らされる。次第に沢が細くなっていくと、沢の右岸・左岸を何度か渡り返しながら登っていく。 行者小屋に近づくにつれて、沢の左岸（南側）の樹林帯の中を歩くようになり、さらに登ると行者小屋の方を向いて左側に涸れたように見える沢の河原が見えてくる。木板で作られたヘリポートが見えれば、あと5分ほどで行者小屋に着く。ヘリポートの脇を進むと、沢の水がまた見えるようになり、右岸へ渡渉する。そこからゆるゆると登れば、行者小屋の屋根が見えてくる。 なお、南沢では下界が見えるとドコモの電波も届いていた。 行者小屋の前にはテーブル・ベンチが多数あり、阿弥陀岳側にテント場が広がっている。小屋の売店では、ラーメン、おでんなど温かいものが売られている。生ビールも売っていたが、寒かったので誰も飲んでいなかったと思う。 売店のすぐ前に水場があり、無料で補給できる。売店の裏の奥にトイレがあり、100円で利用できる。過去に来たときにはドコモが圏内だったが、この日はガスが濃かったためか、ほとんど通じなかった。小屋の人に助言されて、小屋の受付周辺で少し電波が拾えた。 行者小屋に着く前から、降りてくる登山者に「ガスで何も見えない」「稜線は風が強い」「吹き飛ばされそう」「危険を感じて引き返してきた」という情報を聞いていたが、行者小屋に着いてからも、引き返してくる人が多数。2時間近く待ったが回復は望めないし、強風の中で地蔵尾根を登るのもリスクが高いとみて、美濃戸口へ下山することにした。個人的には、赤岳鉱泉に泊まって翌日の展望に期待したかったが、同行者は下界のホテルに泊まりたいというので、日帰り登山となった。 なお、南沢を登る途中ですれ違った登山者は、前日に北沢を登ったらしい。北沢は半分が林道だが、その林道の一部が台風で崩れてふさがっているらしく、旧道の登山道を迂回するようになっているとのことだった。林道から旧道に接続するあたりは無理してルートを切り開いたようで、林の中を苔の上を歩くような感じで、歩きにくかったそうである。 |
| その他周辺情報 | 尖石温泉・縄文の湯 0266-82-3382 茅野市外の方は600円。駐車場あり。バス停からは遠い。 http://www.city.chino.lg.jp/www/contents/1000000763000/ |
写真
美濃戸口の八ヶ岳山荘。中央が玄関で右寄りに談話室があり、その奥にトイレがある。深夜でも談話室は開錠されていてトイレを利用できるが、100円の協力金が必要。山荘の左に美濃戸登山口補導所の小さな小屋があり、登山届を提出できる。
拍手10/7 6:23
美濃戸口の八ヶ岳山荘。中央が玄関で右寄りに談話室があり、その奥にトイレがある。深夜でも談話室は開錠されていてトイレを利用できるが、100円の協力金が必要。山荘の左に美濃戸登山口補導所の小さな小屋があり、登山届を提出できる。
八ヶ岳山荘の左にある舗装道脇から美濃戸山荘への林道が分岐する。台風25号の影響で、車両は通行止めとなっていた。（2018年10月6日付）
10/7 6:23
八ヶ岳山荘の左にある舗装道脇から美濃戸山荘への林道が分岐する。台風25号の影響で、車両は通行止めとなっていた。（2018年10月6日付）
八ヶ岳山荘の前がバス乗り場で、その西側（市街地側）に駐車場がある。20〜30台の駐車場が3つ連続している。
美濃戸から赤岳周辺までの登山道の情報が掲出されていた。北沢、南沢とも登山道としては通行できるようになっている。
美濃戸口から林道に入って徒歩5分ほどで沢を渡渉する。この沢にかかる橋が流されてしまい、車両が通れなくなった。幅1m弱の仮の橋がかけられていて、登山者は通行できる。
10/7 6:30
美濃戸口から林道に入って徒歩5分ほどで沢を渡渉する。この沢にかかる橋が流されてしまい、車両が通れなくなった。幅1m弱の仮の橋がかけられていて、登山者は通行できる。
最初の沢以外には林道で崩壊した場所はなく、単調な林道が続いていく。普段なら車両に何度も追い抜かれるが、車両が来ないので安心して進める。
10/7 7:03
最初の沢以外には林道で崩壊した場所はなく、単調な林道が続いていく。普段なら車両に何度も追い抜かれるが、車両が来ないので安心して進める。
次の建物が赤岳山荘。やまのこ村のすぐ隣。ここでも登山届が提出できる。
橋を渡って1、2分進むと美濃戸山荘に着く。山荘前には湧き水が流れ出ている。とても冷たくて、おいしい。
美濃戸山荘の玄関を過ぎて30歩ほどで、北沢と南沢の分岐に着く。北沢は左へ林道をしばらく進む。
南沢に入って、10分ほどで最初の橋だが、ここも台風で流されたようで、修復チームが入って作業していた。（14時頃に下山してきたらちょうど作業は終了して作業道具の撤収中だった。）
10/7 7:47
南沢に入って、10分ほどで最初の橋だが、ここも台風で流されたようで、修復チームが入って作業していた。（14時頃に下山してきたらちょうど作業は終了して作業道具の撤収中だった。）
紅葉はちょうどよい見ごろだったようだが、太陽が射しこまないので、今一つの感じ。
美濃戸山荘から行者小屋までコースタイム2時間30分。かなり登らされるが、沢が枯れていき、行者小屋に向かって左側に大きな河原が見えてきて、木板で作られたヘリポートが見えたら、あと5、6分で行者小屋に着く。
10/7 10:11
美濃戸山荘から行者小屋までコースタイム2時間30分。かなり登らされるが、沢が枯れていき、行者小屋に向かって左側に大きな河原が見えてきて、木板で作られたヘリポートが見えたら、あと5、6分で行者小屋に着く。
行者小屋に着いたが、稜線はガスの中。降りてきた人の話では、かなりの強風で、岩にしがみつきながら降りてきたらしい。行者小屋から登って危険を感じて引き返してきた人も多数いた。
10/7 10:50
行者小屋に着いたが、稜線はガスの中。降りてきた人の話では、かなりの強風で、岩にしがみつきながら降りてきたらしい。行者小屋から登って危険を感じて引き返してきた人も多数いた。
行者小屋の売店では暖かいものが売られている。自分はおでんとソーセージをいただいた。
ガスは次第に薄くなってきているようだったが、2時間近く待っても稜線は見えなかった。
雲が切れて青空が見えたりはしていたのだが、同行者がもう下山して下界のホテルに泊まりたいというので、12時少し前に下山を決意。
美濃戸口に下山。車で戻る途中、写真を撮っている人がいるので、自分も車を停めて降りたが、稜線は雲がかかっている。でも、蓼科山だと分かる程度には見えている。
10/7 15:49
美濃戸口に下山。車で戻る途中、写真を撮っている人がいるので、自分も車を停めて降りたが、稜線は雲がかかっている。でも、蓼科山だと分かる程度には見えている。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
|
|---|---|
| 共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ファーストエイドキット
|
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技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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